Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (37) 「しらかば並木と大きな煙突」

美瑛町に入りました。前方にも丘が広がっていて、いかにも「美瑛!」らしい眺めですね……。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。

おや? 道路脇に車(ヴィッツかな?)が停まっていますが、シチュエーションが良くわからない(見えてこない)ですね……。何をしてるんでしょう……?

土手に見えても実は丘

前方に土手らしきものが見えてきました。これは JR 富良野線の築堤……ではなく、どうやら単なる丘(台地)のようです。丘の縁に道路が整備されていることもあって、こんな人工的な景観になったみたいですね。

国道 237 号は「美瑛川」に行く手を阻まれる形で東に向きを変えます。川とは 30 m 以上の高低差があるので、川のすぐそばの丘を切り開いて美瑛の市街地に向かいます。余談ですが、ここでは美瑛川旭川に向かって流れる方向(東から西)と国道で旭川に向かう方向(西から東)が逆転してるんですね。

「50 km/h 制限」の標識の下には、黄色地に黒い文字で「速度超過事故多発区間」の文字が。他所ではあまり見かけない、ちょっとユニークなものです。

いつしか市街地に

美瑛川」を「美瑛橋」で渡って、美瑛の中心街に入ります。

このあたりの国道 237 号は、元は「町外れのバイパス」だったものが、市街地が広がるとともに国道沿いに郊外型店舗が増えて、いつの間にか市街地の中に取り込まれてしまったような感じでしょうか。

お、ちょうどいいところに「郊外型店舗」の一例が。

2022 年 9 月のストリートビューでは「Shell」の文字が残っていますが、ここもいつかはアポストロフィ……じゃなくて「アポロステーション」になるのでしょうか。

もうそろそろ 16 時

おっ、クラシックミニが! 前のアウディと比べても小ささが際立つのと、意外と重心が低いことが見て取れますね。

しばらく前を走っていたアウディは、右折して道道 966 号「十勝岳温泉美瑛線」に向かうようです。そろそろ 16 時なので、宿にチェックインしても良い時間ですが、この日の宿は 200 km 以上先だったりして……(色々と間違えた予感が)。

前の車がアウディから X-TRAIL に変わりましたが、引き続き国道 237 号で旭川に向かいます。

しらかば並木と大きな煙突

美瑛川(の支流の置杵牛川)の流域と、辺別川(の支流の宇莫別川)の流域の間の分水嶺にやってきました。ここも「緩い」分水嶺ですが、観覧車などは無さそうで安心しました [何故?]

分水嶺から下り坂を降りて、宇莫別川の北側にやってきました。巨大な煙突のある建物の手前には白樺並木が見えます。

この白樺並木が素敵な建物ですが、その名も「しらかば清掃センター」というのだそうです。想像以上にド直球でしたね……。

もうすぐ旭川

白樺並木の横を北北西に向かうと……

間もなく「辺別川」です。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International