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釧網本線各駅停車 (34) 「標茶」

網走行き 4730D は五十石駅跡を通過して標茶に向かいます。もう完全に「湿原」からは脱出してしまいましたね。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

標茶駅(B61)

標茶駅にやってきました。線路脇の道路と住宅地の間になにやら謎の柱が見えますが……この正体はすぐに明らかになる……筈です。

しっかりと芝生が敷き詰められたっぽいオープンスペースが見えます。1970 年代の航空写真を見ると、どうやらこのあたりに機関庫があったみたいです(標茶機関区?)。

標茶駅は 2 面 3 線の国鉄型配線で、2・3 番のりばへは跨線橋で連絡しています。釧路から数えると 7 つ目の駅ですが、ほぼ初めての跨線橋……でしょうか(遠矢駅にも跨線橋がある……と言えばあるので)。

跨線橋の先のホーム上屋はカーポートっぽい佇まいですが、良く見ると木製のような……。

そして跨線橋には「本場の味」が山のように……。サッポロビールとどんな契約を結んでいたのか、気になりますよね……。

標茶驛 C11 171 ふるさとの鐘

標茶駅の 2・3 番ホームは擁壁部分がコンクリート製で、間に土を盛っている構造でしょうか。国鉄っぽい設計のものですが、1927 年開業の駅にしてはちょっと新しすぎる感が。どこかのタイミングで移設でもあったんでしょうか……?

ホームの北東側には車庫(機関庫?)と思しき建物があります。横には太陽電池パネルが見えますが、駅の手前で見えたのは太陽電池が設置される前の支柱だったみたいで。

2・3 番ホームの端には「標茶驛 C11 171 ふるさとの鐘」というオブジェが見えます(C11 171 は標茶町の「桜町児童公園」で 20 年ほど静態保存されていました)。良く見るとその手前には水飲み場がある……?

それでは、標茶駅を出発して次の「磯分内駅」に向かいましょう。

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