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釧網本線各駅停車 (37) 「川湯温泉」

美留和を出発して 7~8 分ほどで「川湯温泉駅」に到着です。2 面 2 線の相対式ホームがあり、その奥に保線車輌(除雪車輌かも)用の側線がある構造です。奥に見えているのは車庫(機関庫?)に向かう線路で、側線でスイッチバックして出入りする構造のようですね。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

川湯温泉駅(B66)

川湯温泉駅に到着しました。駅舎は進行方向左側にあり、釧路方面に向かう列車のホームとは構内踏切で接続しています。ホームへ登る階段の半分がスロープになっているものの、なかなかの急勾配のような……。

川湯温泉駅の改札口は、極寒の駅にしては珍しくフルオープン構造ですで……(どこかで見た写真だ)。

1 番ホームは駅舎と隣接していて、ちゃんと屋根があり店も隣接していたりと、いかにも「観光地の玄関口」と言った感じのする駅です(これもどこかで

一方で 2 番ホームはと言うと……随分とあっさりした感じですね。石積みのホームが歴史の長さを感じさせますが……

車庫(機関庫?)に向かう側線はホームの途中でスイッチバックする構造です。かつてはこの側線とホームの間に 3 番線があったようですが、現在は完全に撤去済みです。

それにしても、1 番ホームと 2 番ホームの格差はかなりのものがありますね。列車交換が無いのだったら全て 1 番ホームに統一すれば良いのに……と思ったりもします。

ただ、良く見ると 20:36 に釧路行き 4733D と網走行き 4736D(どちらも終列車)があるらしく……。でもそれ以外の列車は全部 1 番線でも良さそうな気も……(信号設備とかの更改が必要になるのかもしれませんが)。

謎の空き地

川湯温泉駅を出発して、峠を越えて緑駅に向かいます。

川湯温泉駅の東側にも謎の空き地がありますが、これは農場の跡でしょうか?(現役の牧草地だったらすいません)。

1970 年代の航空写真では、駅の南東側も林が切り開かれていたのですが……

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

こちらはかなり林に戻ってしまっているようです。

間もなく「釧北トンネル」

川湯温泉駅を出発すると、列車は弟子屈町清里町の境界にある「釧北トンネル」に向かって坂を駆け上がります。5 月ですが、日陰には結構雪が残っていますね。

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