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石北本線途中まで各駅停車 (63) 「東雲・上川」

「愛山渓ドライブイン」が見えてきました。ここから道道 223 号「愛山渓上川線」を南に向かうと愛山渓温泉です。まだ行ったことが無いので、一度は行ってみたいですね……。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。

東雲駅(A42・2021/3/13 廃止)

安足間川を渡り、旭川紋別自動車道の立体交叉の下を通過すると程なく東雲駅です。上川行き 4529D にとっては最後の途中停車駅ということになりますが、駅全体が進行方向左側だったので、往路で撮影した写真でお茶を濁します。

4529D はこの日 3 本目の上川行きで、まだあと 2 本あったんですね。

東雲駅については石北本線ほぼ各駅停車 (37) 「東雲」もあわせてご覧ください。

最後の石狩川

東雲を出発すると列車は石狩川を渡ります。石北本線石狩川を渡るのはこれが三度目にして最後ということになります。

上川町も大雪山が良く見える町の一つです。正面やや右に見えているのが旭岳と周辺の山々で、左側に見切れているのがニセイカウシュッペ山でしょうか。

不思議な形の白い山

そして正面手前にちょっと不思議な形の山が見えてきました。あれは一体……?

「不思議な形の山」は、よく見ると僅かに白っぽく見えます。そして左側にも白いなにかが見えますね。

「白いなにか」の正体は残雪でした(「不思議な形の山」も残雪だったのでしょう)。5 月になっても雪捨て場に雪が残っているのは良くある話ですが、ちょっとこれまで見たものとはレベルが違いますね……。

航空写真で見るとここは広い空き地のように見えますが……

1977 年頃の航空写真を見ると工場らしき建物が見えます。製材所だったのでしょうか……?

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

上川駅(A43)

上川駅の構内に入りました。上川駅の南側にもかつて工場(製材所?)があったようですが、今は殆どの建物が撤去されてしまっています。土地の高低はそのままなのが、かつて建物が存在したことを物語っていますね。

上川行き 4529D は定刻通りに上川駅 3 番線に到着しました。

広報誌ラックが!

今更ながら外から車内を眺めてみると……あっ

このキハ 54 513 という車両には「Sohya NORTH LINE」ステッカーが貼られていて、2017 年 3 月までは宗谷北線運輸営業所(=名寄)に所属していました。車内には「名寄以北の沿線市町村の広報誌が置かれていた」とのことでしたが、これだったんですね……。

じわじわ来るイラスト

これは後扉(旭川側)の写真ですが……

こんなステッカーが貼ってあったんですね。「このドアは開きません」というステッカーですが、中国語と英語での注意喚起が目立ちます(それだけトラブルがあったということなんでしょうか)。このイラスト、よく見るとなかなかじわじわ来ますね……(特に運転士さんが)。

それでは、跨線橋を渡って 1 番のりばに向かいましょう。

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