「車両通行止」の坂を歩いて「恵みの像」の前の戻ります。
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道路の右側には背の高いヤシの木の群れが。この写真は(最近では珍しく)リサイズのみなんですが、割といい感じになりましたね(主に光量が)。
左側のヤシの葉が凄く鮮やかな色をしていますが、これって枯れてる……のでしょうか?
この立派なヤシの木は「オガサワラビロウ」で、小笠原の固有種とのこと。分布は「父島・兄島・母島・向島・姉島・妹島・姪島」とありますが、父島・兄島以外は母島列島の島です。
花ペディア
「オガサワラビロウ」のすぐ先に立っていたこの木は……
「ナンバンサイカチ」(南蛮皀莢)とのこと。プレートの右下に、凄く小さい字で「花ペディア006735」とありますが、「花ペディア」という Web サイトがあるそうで……。
(道路の)左側の土手には白い木が生えていますが……
この木は「オオバナサルスベリ」とのこと。熱帯アジア・オーストラリア北部原産とありますが、「熱帯アジア」はインドネシアかニューギニアあたりでしょうか。
中2っぽい?
トックリヤシ(だと思う)の横にもすらっとした木が立っていますが……
この木は「リュウガン」(竜眼)と言うのだそうです。果実の中に大きな黒い種が入っていて、それがまるで眼球のように見えるので、「龍の眼」に見立てて「龍眼」と呼ぶようになったのだとか。
マルハチ
続いてはこちらです。ヤシの木のように見えますが、これは「木生シダ」と呼ばれる、まるで樹木のように見えるシダ植物とのこと。
この木生シダ(木性シダ)は小笠原原産のもので「マルハチ」と言うのですが、「名の由来は葉柄痕が丸に逆さ八の字を呈するから」とあります。
よく見てみると……ああ、確かに。それにしても、なんとも分かりやすいネーミングにしたものですね(感心)。
ソーセージノキ
そして「マルハチ」の隣にも木が生えているのですが……
こちらはモザンビークやアフリカ南東部に自生する「ノウゼンカズラ科」の木で、その名も「ソーセージノキ」と言うのだとか。
「ソーセージノキ」でググるとイラストも出てきますが、まるでフランクフルトのような実をぶら下げるので「ソーセージノキ」なんだとか。「マルハチ」に負けず劣らずド直球なネーミングですね……。
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