小笠原亜熱帯農業センターの「展示園」の端にあるらしい「展望台」に向かいます。「管理舎」のすぐ近くの階段には、手書きの案内板が設置されていました。なかなか味のある書体ですね。
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「展望台」に向かうには、この階段を登って、そこからもう少し歩く必要がありそうです。
「管理舎」にたどり着くまでも結構な坂道だったので、実は結構体力的に消耗してしまっていました。やけくそ気味に展望台に向かったのですが、この判断がやがて悲劇的な結末を迎えることに……(たぶんならない)。
よく整備された登山道?
階段を登ると進行方向を右に変えて、柵のついた石段を登ります。
ほぼ平坦な区間に入りました。道には敷石が埋められていますが、傾いたり浮き上がったりしている石も目立ちます。
再び石段の区間に入ります。遊歩道というよりは、よく整備された登山道といった趣でしょうか。
ムニンイヌグス
やや右にカーブして、またしても石段の区間です。
石段の左側には柵が設置されているのですが、この柵は後になってから追加されたようにも見えます。
そして、よく見ると右側に「ムニンイヌグス」と書かれたプレートが立っていました。当日はかなりヘロヘロになっていたので、プレートが立っていたのも気づいてなかった可能性がありますが……。
悲劇的な結末?
「管理舎」の駐車場から歩くこと 3 分ほどで(たった 3 分!)、ついに展望台が見えてきました! 石段の左右に見えているのは「オガサワラビロウ」とのこと。
まるで展望台に後光が差しているように見えますね(言い過ぎ)。
疲労困憊の中、ようやく展望台に辿り着いたという安心感で気が緩んだのか、ここで iPhone を落下させるという痛恨のミスが! 幸いにもガラスフィルムにヒビが入っただけで済んだのですが、当然ながら帰宅後にフィルムを買い直すことに……。
まぁこうやって見てみると全然大したことないんですが、下手な持ち方をすると指を怪我しそうではありますね。ガラスにヒビが入らなかったのは不幸中の幸いでした。
展望台!
気を取り直して展望台に向かいます。
この展望台は柵と同じ意匠に見えるので、1970(昭和 45)年に設置されたものでは無さそうに思えます。展望台も柵だけ改築されたっぽいですね。地道に予算を獲得して整備したもの……でしょうか。
展望台から見える場所を説明するプレートは、かなり見づらい状態でした。雨ざらしなので仕方がないと言えばそれまでですが……。
展望台からは二見港を一望できます。正面に見えているのが役場などがある大村地区で、その後ろに見えているのが「三日月山」です。
そして二見桟橋には停泊中の「おがさわら丸」の姿が。この日は木曜日で、「おがさわら丸」が次に出航するのは土曜日なので停泊中なのは当たり前なんですが、なんか「守護神」のような謎の安心感がありますね……。
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