「コペペ海岸」を後にして、駐車場に停めておいた車に戻ります。
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村道(だと思う)「コペペ線」を戻っていたところ、左側に門が見えてきました。
門扉の横には「一般廃棄物の最終処分場」と書かれた看板が立っていました。当たり前のことですが、人が暮らすということはゴミも発生するわけで、「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」はここに処分されるのですね。
なお、めちゃくちゃ些末なことですが、2010 年のストリートビューを見ると「コペペ線」はアスファルト塗装だったようです(現在はコンクリート舗装)。
洲崎、すさき、すざき?
「コペペ線」の終点(起点かも)に戻ってきました。ここはちょっと複雑な形の五叉路なので、このまま北東に進めば「扇浦海岸」なのですが……
あえてグルっと左折して、かつて飛行場があった洲崎に向かいます。地理院地図では「す
面白いことに、「コペペ海岸」はスポットには含まれておらず、代わりに「コペペ海岸入口」が選ばれています。どうやら都道 240 号「父島循環線」沿いのスポットを選んでいる……ということみたいですね。
飛行場跡にして教習所跡?
飛行場の跡を見てみよう……ということで洲崎にやってきたのですが、なんかめちゃくちゃ「部外者お断り」感が溢れていますね……。
ちなみに地理院地図を見ると、この先(北側)に何かが存在するように描かれています。
1978(昭和 53)年頃の航空写真を見ると、これは……自動車教習所の練習コースのように見えます。
どうやら、ここにかつて自動車教習所があったみたいですね。2014 年 2 月の航空写真ではコースが確認できますが……
Google マップで見ると、アスファルトの状態もかなり悪くなっているように見えます。
「洲崎飛行場」復活の可能性
小笠原には民間空港が無く、「おがさわら丸」が週に一往復しているだけなので、空港の設置を求める声も存在します。一時は兄島に空港を設置して、父島との間に架橋するというプランもあったようですが、兄島の自然環境に与える影響が大きすぎるとして廃案になり、現在は洲崎の飛行場跡地を活用してなんとかしよう……という案が唯一生き残っているとのこと。
ただ、洲崎に滑走路を設けるとしても、1,000 m 程度の滑走路しか設置できないようにも見えます。大型機の離着陸は不可能でしょうが、小型機ならなんとかなるのでしょうか。
伊豆諸島には定員 9 名のヘリコミューターが定期就航していますが、ヘリよりも定員の多い機体を飛ばすことができれば御の字……と言ったところでしょうか。現時点でどこまで具体的に話が進んでいるのかは不明ですが……。
現在の「飛行場跡地」は、土砂などの建設資材置き場として活用されているようでした。
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