Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

レンタカーで父島一周 (43) 「小笠原開拓碑」

「小笠原神社」の鳥居の前にやってきました。

改めて見てみると、かなり今風のデザインに見えますが、この鳥居が建てられたのはいつ頃なんでしょう……?

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

順番が前後しますが、鳥居の手前の左側に行き先と距離を示したアレ(そういえば何と呼べばいいんでしたっけ)が立っていました。

これ……なんですが、雨にやられたのか、かなり激しく傷んでいます。

ところが、よく見ると……

文字の部分だけクリーニングされたのか、刻まれた文字がちゃんと読めるようになっていました。

鳥居の脇には石柱?が転がっていました。鳥居のどこかが欠けたのか……と思わせますが、鳥居には特に損傷は無いように見えるんですよね。

小笠原のバナナ

参道はコンクリート製の階段が整備されていました。切り出した石を組んだ石段だと、どうしても凸凹ができてしまうので、歩く側としては階段はありがたいですね。

階段の途中に金属製の案内板が立っていました。

案内板には「江戸・東京の農業 小笠原のバナナ」とありました。どことなく昭和なデザイン(レイアウト)だなぁと思ったのですが、よく見ると「平成 9 年度」と書いてありますね。昭和じゃなかったのか……(すいません)。

小笠原開拓碑

階段の奥には、さらに階段があり……

階段を上がったところで右を向くと……何やら石碑らしきものが見えます。

この、ひときわ大きな石碑ですが、どことなく PlayStation 2 を思い出させるものが……?

石碑の右後ろ、ちょっと慎ましい位置に金属製の案内板が立っていました。長年雨風に晒されても文字が読める状態を維持しているというのが素晴らしいですね。

この巨大な石碑は「小笠原開拓碑かいたくのひ」とのこと。 1877(明治 10)年に東京で制作され、船で小笠原に運ばれたのだそうです。

案内板のデザイン(レイアウト)は今風の雰囲気がありますが、やはりと言うべきか 2012(平成 24)年に建てられたものだとか。改めて先程の「小笠原のバナナ」と対比してみると、「小 笠 原 の バ ナ ナ」という部分が昭和っぽく感じられたのかも……。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International