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小笠原海運「おがさわら丸」スイート乗船記(出航直前編)

「祈 航海安全 皆再会」と書かれた幕がかけられた太鼓の前には……思いっきり「立入禁止」ゾーンに入っちゃってる気もしますが……

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

出航の 13 分前に、「小笠原ぼにん囃子」の太鼓の演奏が始まりました。勇壮で重みのある太鼓の音が響き渡ります。

別れを惜しむ

出航まであと 10 分ちょいですが、まだポツリポツリと乗船客があります。「搭乗券引換書」には「最終チェックイン時刻: 14:40」とありますが、これはあくまで乗船 *手続き* の時間だ、ということなのでしょうね。

太鼓の演奏が終了しました。何やら人だかりができていますが……

離任する自衛官と思しき人も、乗船をギリギリまで引き伸ばして別れを惜しんでいるようです。

スイングブロー メンバー募集中

太鼓の演奏は終わりましたが、後ろではブラスバンド?が演奏中です。

楽譜台の裏には「スイングブロー メンバー募集中」の文字が。

最後は皆で敬礼してお別れのようです。

官民一体となって(違)

出航まであと 8 分となりました。かけこみ乗船の客がいないか目を光らせているようですね。

「ありがとう たびんちゅ」と書かれたボードを持つ人の姿も。

タラップの周りには海上保安庁の人と警視庁の人、そして少し離れたところに「都レンジャー」の人の姿が見えます。

出航 3 分前になりました。おや、なんかタラップの周りに集合していますが……。

なんと、皆で力を合わせてタラップを移動させています。所属の垣根を超えて、官民一体となって……と思ったのですが、よく考えたらみんな「官」のような気も……。

出航!

タラップも船から取り外されて、出航の準備万端が整いました。

15 時ちょうど、定刻通りに「おがさわら丸」がゆったりと動き始めました。そしてほぼ同時に大勢の人が「立入禁止」のラインを越えてきました。まるで「汎ヨーロッパ・ピクニック」のようですね(いつの話だ)。

あっ、このボードはリバーシブルだったんですね!

これは「長い間 お疲れ様」と書いてあるのでしょうか。出航と同時に掲出したみたいですが、ちょっとしたサプライズだったのでしょうか。

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