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月山と鳥海山と西津軽 (57) 「セパレートタイプの『ゆずり車線』」

国道 101 号「追良瀬バイパス」の「夕陽海岸大橋」を渡って海沿いに降りてきました。JR 五能線の「驫木とどろき駅」はここを左折とのことですが……。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

国道 101 号(大間越街道)は標高 50 m 超の段丘の上を通っていますが、五能線はそこまでの標高差をクリアできないので、段丘と海の間のギリギリの場所を通っていました。もっとも海沿いには何もないわけではなく漁港があるので、漁港の近くに駅を設ければリーズナブルだと思われるのですが、驫木駅は(広戸駅と同様に)集落から 1 km ほど離れた場所に設置されていました。

なお、広戸駅と驫木駅の間にある追良瀬駅は集落にほど近いリーズナブルな立地なので、広戸駅と驫木駅が集落から離れたところに設置された理由は良くわかりません……(そういや松神駅もそうでしたね)。

駐車場またはチェーン脱着場

海側には駐車場がありました。ここも「もしもしピット」の看板はありません。

ただこの看板は妙なことになっていたみたいで、2018 年のストリートビューでは「チェーン脱着場」に差し替えられています。

しかも最新のストリートビューでは、何故か看板そのものが外れてしまっています。一体何が……?

線形改良の結果だと思うのですが、すぐ先にも似たようなスペースがあり、こちらは花壇が整備されていました。ただ不思議なことに「駐車場」や「チェーン脱着場」の案内はありません。

出入国防止

前方にコテージのような建物が見えてきました(実際は駐車場に隣接したトイレだったのですが)。

何か看板があるので、てっきり施設の案内か何かかなーと思ったのですが……

看板には「密出入国防止」と書かれていました。下に「発見・通報にご協力を!」と書かれているのですが、褪色したのか非常に読みづらくなっています。

五能線

海を一望できる右カーブを抜けて……

直線区間に入りました。前方に小さく建物が見えていますが、これは「風合瀬かそせ駅」周辺の建物群です。そして左側を JR 五能線が通っているのですが……

おっ……おおっ! 五能線普通列車とすれ違います!

2 km 先に道の駅「ふかうら」があるとのこと。ニックネーム?は「かそせ いか焼き村」とあります。「風合瀬」で「かそせ」と読むのですが、これは……知らないと読めないですよね。

まさかのセパレートタイプ!?

風合瀬駅の近くには「ゆずり車線」があるのですが……

ふむふむ、ちょうど坂を登りきったところに「ゆずり車線」があるのですね。

……え!? これは本当に「ゆずり車線」なんでしょうか。分岐にしか見えないのですが……

「ゆずり車線 終り」の看板が立っていました。ここは間違いなく「ゆずり車線」らしいのですが、本線との間が完全に分けられた「ゆずり車線」というのは……。

ベタ踏み坂

あと向こうのほうに見える「ベタ踏み坂」も気になりますね。実際には 10 % は無さそうですが、圧縮効果があるので結構な勾配に見えます。

「ベタ踏み坂」の交叉点にやってきました。「農免農道 晴手線」とありますが、老朽化のためか、この標識は既に撤去されたようです。

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