「C2」こと、首都高速中央環状線の千住大橋入り口の料金所が見えてきました。都市高速ですから前払いの筈ですが、ETC なので細かいことは気にせずいきましょう。左が ETC 専用ゲート、右が ETC/一般の兼用ゲートです。
素直に ETC 専用ゲートを通過して……
C2 の本線に入ります。右から合流するのがいかにも「都市高速!」って感じですね。
計画のない準備工事
千住新橋から荒川沿いを南下して湾岸線に向かうという方法もありましたが、あえて西に向った理由がこちら。「3 月 7 日(土)16 時開通」の「山手トンネル」を一度走ってみよう、というのが目的でした。要は単なる新しいもの好きです(笑)。
ちなみに、左側にガードレールが見えていますが、もしかしたら 1 号上野線を延伸してここにジャンクションを設けるかもしれない……という可能性を考慮して準備工事がなされた部分です(但し具体的な計画は存在しない)。上り線と下り線の高さが違うのも、直結 Y 型のジャンクションにすることを考えてのことのようです。
Wikipedia の「インターチェンジ」の項を見ると、直結 Y 型の例は首都高の「小菅 JCT」「堀切 JCT」「江北 JCT」「板橋 JCT」とのことで、奇しくも全て C2 中央環状線に集中しています。果たして 5 つ目の「直結 Y 型ジャンクション」が建設される日は来るのでしょうか。
更に上を行く
C2 中央環状線と S1 川口線が分岐するのが、直結 Y 型の「江北 JCT」です。
上に高架が見えるので「もうジャンクションに着いたのか」と勘違いしそうになりましたが、これは「日暮里・舎人ライナー」の橋脚でした。荒川沿いの C2 はかなり高いところを通っているのですが、日暮里・舎人ライナーは更にその上を行くのですね。
江北 JCT.
前方に、本物?の江北 JCT. が見えてきました。
C2 中央環状線で東池袋に向かうには左側車線を通ります。直進すると川口 JCT. から東北道に入ることになりますが、ここで「安行」が出てくるのは少し意外な感じもします(首都高速川口線が無ければ知ることの無かった地名でしたので)。
車線ごとのルート案内はなかなか立派なものでしたが、
「江北 JCT.」自体の案内は、随分とシンプルなものでした(汗)。
とことんスリムな C2 王子区間
C2 中央環状線の江北 JCT. から板橋 JCT. までの区間は 2002 年 12 月に開通しています。
良くまぁこんな町中に高速道路を作ったものだなぁ……と感心するばかりなのですが、路側帯なし + 上下二層構造にすることで用地取得を最小限に留めたようですね。そのおかげでご覧の通り、本当に二車線分しか幅がありません。
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