Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

北海道・東北の旅 2010/夏 (31) 「厚真と言えば『厚真犬』」

「三航北国日誌」第 31 回です。今年も皆様には大変お世話になりました。来年もきっと相変わらずこの調子だと思います(← 厚真と言えば「厚真犬」 国道 274 号線を離れ、道道 74 号線を穂別に向かいます。 左折すると平取・穂別市街に向かいます。右折すると…

北海道・東北の旅 2010/夏 (30) 「動物注意、動物注意、動物注意」

「三航北国日誌」第 30 回です。……いつまでカウントアップを続けるつもりなんでしょ、これ(← 動物注意、動物注意、動物注意 キウス PA で GS の位置を確かめ、まずは夕張 IC を目指します(道東道は夕張-占冠間が未開通なので、暫定の終点となります)。相…

北海道・東北の旅 2010/夏 (29) 「トイレしかない、ホントにトイレしかない」

「三航北国日誌」第 29 回です。本日は四全総後の国土開発のあり方にフォーカスした内容でお届けします(大げさ)。 トイレしかない、ホントにトイレしかない えー、そんなわけで「キウス PA」にやってきました。ちなみにこの「キウス PA」、日本唯一の「名…

北海道・東北の旅 2010/夏 (28) 「千歳からキウスへ」

「三航北国日誌」第 28 回です。本日はトム・ウォーキンショーさんを偲ぶ内容でお送りします。 道半ば というわけで、千歳にやってきました。地図で見た限りではほぼハーフウェイでしょうか。レース成立です(またか)。 夕張(紅葉山)までは高速道路(道東…

北海道・東北の旅 2010/夏 (27) 「天網恢恢疎にして漏らさず(← 」

「三航北国日誌」第 27 回です。今回も実用的な内容(どこがだ)満載で、かつ比較的短めでお届けします。 KAMUYCEP とか KINA とか 支笏国道(国道 276 号)を離れて、支笏湖スカイロード?(道道 16 号)を経由して千歳を目指します。このあたりはラリージ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (29) 「無意根山・喜茂別・徳舜瞥山」

今日も伝統と信用のマンネリズム全開でお届けします。 無意根山(むいねやま) muy-ne-sir簑・のような・山 (典拠あり、類型あり) 定山渓と羊蹄山のちょうど中間あたりにある山です。名前の由来ですが、明治時代に来道した Jose Domingo という植物学者が…

復活!(←)アイヌ語地名の傾向と対策 (28) 「藻岩山・豊平川」

というわけで、「アイヌ語地名の傾向と対策・第二部」がスタートです。目指せ水戸黄門! 藻岩山(もいわやま) mo-iwa小さな・山 (典拠あり、類型あり) えー、何時の時代にも「ついうっかり」という粗忽者がいるものですが、こちらは「ついお隣さんと名前…

北海道・東北の旅 2010/夏 (26) 「電力の自由化と自家発電の歴史」

「三航北国日誌」第 26 回です。本日は電力の自由化により基礎体力の強化を迫られる電力各社の話題でお送りします(← 渋滞ですか? 美笛峠を軽やかに(←)走り抜けて、支笏湖のほとりにやってきました。ところが…… いきなり目の前に北電の車が。渋滞? 窓の…

北海道・東北の旅 2010/夏 (25) 「滝笛、夏笛、そして冬笛」

「三航北国日誌」第 25 回です。本日は昭和の香り漂う内容でお送りします(どこがだ)。 逆コース(死語)の例 中山峠を越えて、喜茂別にやってきました。ここからは国道 276 号を支笏湖に向かって進みます。やや U ターン気味のルートですね。 随分と雲行き…

北海道・東北の旅 2010/夏 (24) 「Bojan の撮影ポイント探訪(その 1)(← 」

「三航北国日誌」第 24 回です。今回も(?)実用的な内容を満載でお届けします(← 実は使える中山峠 というわけで(←)、豊平峡探索?を終えて、駐車場に戻って参りました。 これから、中山峠に向かいます。本州に住んでいるとなかなかピンと来ないのですが…

北海道・東北の旅 2010/夏 (23) 「『ハイブリッド電気バス』に見るテクノロジーのコモディティ化」

「三航北国日誌」第 23 回です。今回はいつも以上に画像多めでお送りします。 バック・トゥ・ザ・駐車場 はい。というわけで長かった「豊平峡ダム」シリーズも、ようやく最終回です。帰りのバス乗り場に戻りましょう。 山の中腹に見えるのが「レストハウス豊…

北海道・東北の旅 2010/夏 (22) 「ショスタコーヴィチと落語家への道(← 」

「三航北国日誌」第 22 回です。引き続き「豊平峡ダム 資料室」の話題です。 オソウシペッ? オソウシナイ? まずはこちら。「札幌市と豊平川……精進川」とあります。 精進川(しょうじんがわ)は有名な?アイヌ語地名で、o-so-usi で「川尻に・滝の・ある」…

北海道・東北の旅 2010/夏 (21) 「扇状地のメリークリスマス、ふたたび(← 」

「三航北国日誌」第 21 回です。スターリニズムからの回帰です(← 札幌軟石? 引き続き「豊平峡ダム 資料室」のあれやこれやを見て行きます。 「札幌軟石」とあります。さりげなくパネルの左上にちょうちょがあしらってあったりしますが……。さて、この「札幌…

珠玉のアネクドートの数々

本日はちょっといつもと趣向を変えまして、ソ連の珠玉のアネクドートの数々をご覧に入れます。では、どうぞ! 粛清・パート 1 スターリン大粛清が吹き荒れていた一九三〇年代──。スターリンが秘密警察長官のベリヤを呼んで命令した。「けさ目を覚ましたら、…

北海道・東北の旅 2010/夏 (20) 「チョウおすすめ!」

「三航北国日誌」第 20 回です。今回は「豊平峡ダム 資料室」を見てみましょう。珍しくリードがまじめなのは気にしてはいけません(← トンボとチョウのなかまたち(チョウ優勢) では、行きましょー♪ 中は「ダムの資料館」には良くあるつくりで、漠然とパネ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (19) 「バブル崩壊を機に個体数が減少傾向に」

「三航北国日誌」第 19 回です。本日は未だに混迷の続く日本経済にスポットを当てた内容でお送りします(← はたらくおじさん 豊平峡ダムの堤上を歩いて行くと…… 車が止まっています。なにやら作業をされているようですが…… なるほど。お仕事ご苦労様です。 …

北海道・東北の旅 2010/夏 (18) 「She's like a Rainbow」

「三航北国日誌」第 18 回です。本日はローリング・ストーンズの名曲とともにお届けします(嘘です)。 これが噂の…… そんなこんなで(どんなだ)「豊平峡」にやってきました。 周りを見渡してみると……、なにやら看板と階段があります。 「セルフサービスの…

北海道・東北の旅 2010/夏 (17) 「豊平峡巡りのバスは走る~」

「三航北国日誌」第 17 回です。本日の記事はツッコミどころ満載でお届けします。 山本コウタローと週明けの月曜日(← 岬~巡りの~……じゃなくて、豊平峡ダム行きのバスは一時間に 3~4 本の頻度で運転されています(註:2010 年 8 月現在)。 ちなみにお値…

北海道・東北の旅 2010/夏 (16) 「豊平峡ダムへ!」

「三航北国日誌」第 16 回です。本日の記事は 100% リサイクルされた電子でできています(← 謎の「道民雑誌」 石山通を定山渓に向かって進むと、かならず目に入るのがこの看板なんですが……。 一度、目を通してみたいものです(前にも書いたような)。 定山渓…

北海道・東北の旅 2010/夏 (15) 「気合いの入ったリニューアル計画」

「三航北国日誌」第 15 回です。ようやく Day 2 がスタートしたところです。 かつての「縨別通」 とりあえず定山渓に向かおうと、てきとーに車を南に走らせていたところ…… 札幌市電の併用軌道と合流しました。この道路はどうやら「西 7 丁目通」のようです。…

北海道・東北の旅 2010/夏 (14) 「キリッと冷やしてココロ、カラダ、みなぎる(それは別製品)」

「三航北国日誌」第 14 回です。ようやく Day 2 のスタート……が近づいてきました。 STN の次は SBE(植物園)に行こう(← 「北海道立アイヌ民族文化研究センター」で STN の勇姿をしかと見届けた(← 目的が違う)後は…… すぐ先にあるという「植物園」「北方…

北海道・東北の旅 2010/夏 (13) 「インテリアの一部としてもご利用いただけます」

「三航北国日誌」第 13 回です。今日も Day 2 スタート前の話題です。 わりといい感じに並んでいます そして、懲りずに「北海道立アイヌ民族文化研究センター」の話題を続けます。「山田秀三文庫」の書棚の隣には…… ご覧の通り、各種書籍や資料が……比較的余…

北海道・東北の旅 2010/夏 (12) 「STN と山田秀三さんの関係に鋭く迫る!」

「三航北国日誌」第 12 回です。引き続き Day 2(スタート前)の話題です。 STN と山田秀三さんの関係 さて、一見「北海道立アイヌ民族文化研究センター」とは何の関係も無さそうに見えるアイドルグループ(←)「STN」の皆さんですが、実は…… 噂の(?)山田…

北海道・東北の旅 2010/夏 (11) 「あれが噂の……STN48 !?」

「三航北国日誌」第 11 回です。引き続き Day 2(スタート前)の話題です。 松本英一さんのこと はい。……というわけで(どんなわけだ)「北海道立アイヌ民族文化研究センター」にやってきました。 平成 6 年と言えば、ちょうど萱野茂さんが国会議員に繰り上…

北海道・東北の旅 2010/夏 (10) 「『北海道立アイヌ民族文化研究センター』に行こう!」

「三航北国日誌」第 10 回です。今日からは Day 2 の話題でお届けします。 「北海道立アイヌ民族文化研究センター」に行こう! 在野のアイヌ語地名研究家として知られた山田秀三さんが遺された膨大な資料群は、「北海道立アイヌ民族文化研究センター」に寄贈…

山田秀三さんのこと

山田秀三さんのこと 今更ではありますが、アイヌ語地名の研究家として知られた 山田秀三さんについての話題です。 山田 秀三(やまだ ひでぞう、1899年 - 1992年7月28日)はアイヌ語地名研究家である。北海道曹達株式会社の経営者でもあった。東北地方・北海…

Bojan のホテル探訪~「札幌パークホテル」編(おしまい)

もう少しだけ室内の話を……。 ゴミ箱に見る創意工夫 まず感心したのがこちらなんですが、 ゴミ箱……なんですが、口が丸いほうが缶・ビン用なんですね。ほんの~小さな~出来事……じゃなくて、小さな工夫で間違いが少なくなる。こういった工夫は良いと思います。…

Bojan のホテル探訪~「札幌パークホテル」編(つづき)

「札幌パークホテル」の話題を続けます。二日目の今日は「バス・トイレ」特集(←)です。 広々とした充実の空間 バス・トイレは一体型ですが、広さは十分です。 アメニティグッズも充実。 中でも「いいね!」をクリックしたくなる(←)のがこちらです。 はい…

Bojan のホテル探訪~「札幌パークホテル」編

というわけで、Day 1 の目的地「札幌パークホテル」の話題です。札幌パークホテルと言えば中川一郎ですが、その話はさておき……(さておいたか)。 ロビーも清潔感が漂います。 ミステリープランの謎 さて、ホテルでは意味もなくツインを選ぶことが多いわたく…

北海道・東北の旅 2010/夏 (9) 「Day 1 の走行距離は約 52 km、SS は 42.4 km です」

「三航北国日誌」第 9 回です。第 9 回にして早くも(←)Day 1 の話題でお届けします。 Day 1 (小樽 → 札幌) まずは Day 1 のルートからどうぞ。 小樽港 FT から、宿営地(←)の札幌まで。距離は約 52 km で、うちスペシャルステージ(世間一般では「高速…