Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

旅行記みたいなもの

磐越西線の旅(最終回)

「SL ばんえつ物語」号が停車する五泉駅ですが、 レトロ風な駅名標の隣に、何やら写真が飾ってあります。 左の二枚は、かつての「蒲原鉄道」の写真でしょうか。右の二枚は JR の車両っぽいですね。せめてキャプションがあれば助かるのですが……。 TYO って何…

磐越西線の旅(その12)

五十島駅を出発して、向こう岸のスノーシェッドを眺めているうちに、次の東下条駅が近づいてきました。ちなみに「東下条」と書いて「ひがしげじょう」と読ませます。変わった読み方ですね。その、変わった読み方の東下条駅がこちらなのですが…… 読み方が風変…

磐越西線の旅(その11)

題名をようやくソフトランディングさせてみました。さて。会津若松を出発しておよそ 1 時間半ほどが経過して、津川駅に到着しました。津川は阿賀町(あがまち)の中心地ですが、町を流れる川は「阿賀川」ではなく「阿賀野川」になっています(新潟県に入ると…

会津鉄道の旅、改め磐越西線の旅(その10)

題名がアレなままなのは仕様です……(汗)。さて、新津行きの普通列車は、荻野駅を出発して尾登(おのぼり)駅に向かいます。途中で阿賀川を横断するのですが、 このあたりは水力発電所が多いので、ちょっとしたダム湖状態になっている所が多いですね。 年季…

会津鉄道の旅、改め磐越西線の旅(その9)

東武日光で購入した切符は、会津鉄道の西若松までの切符なので、会津若松駅で 2 駅分の乗り越し精算をして、改札を出ます。 新潟へ! ここから先は、磐越西線で郡山……ではなくて新潟に向かいます。これに合わせて題名も微妙に軌道修正してみました。:) 新津…

会津鉄道の旅(その8)

会津盆地に入りました。盆地の向こうには雪を纏った山々が見えるのですが、あれは……飯豊山地の山々でしょうか。磐梯山かな? と思ったのですが、どうもちょっと方角が違うようです。 JR 只見線との接続駅である西若松駅に到着しました。会津鉄道の路線はここ…

会津鉄道の旅(その7)

「塔のへつり」駅を出発した快速「AIZU マウントエクスプレス号」は、次の湯野上温泉駅に向かって走ります。二駅連続で停車するのは、会津鉄道の線内ではこれが唯一の例です。 窓の外を見ていると……おおっ! 3 月の末ですが、まだほんの僅かに雪が残っていま…

会津鉄道の旅(その6)

快速「AIZU マウントエクスプレス」は、会津高原尾瀬口から西若松までは「快速」の名に相応しく、19 ある駅のうち 5 つしか停車しません。各駅停車だと 85 分かかるところを 69 分で走破しています。これは通過駅の「会津荒海駅」の写真なんですが、「──あら…

会津鉄道の旅(その5)

野岩鉄道の沿線にはダムが多いのですが、それ以上に多いのが実は温泉で……。ここでちょっと駅名を見ていきましょう。起点が東武鬼怒川線の「新藤原」です。次が「龍王峡」なのですが、ここから「川治温泉」「川治湯元」「湯西川温泉」「中三依温泉」「上三依…

会津鉄道の旅(その4)

新藤原からは、野岩鉄道会津鬼怒川線に入ります。川治温泉駅を過ぎたところで鬼怒川を渡りました。 このあたりから、ダムが多くなります。川治温泉駅の目の前にも小さなダムがあるので、さっき渡った川も実はダム湖なんですが、上流を遡ると鬼怒川本流には川…

会津鉄道の旅(その3)

東武鬼怒川線は、下今市を出発するとすぐに右に曲がって川を渡ります。この川は「大谷川」だそうです。 川を渡ると、すぐに次の駅に到着します。大谷向駅なんですが…… 「大谷向」で「だいやむこう」と読ませるのだとか。ちなみにさっきの「大谷川」も「だい…

会津鉄道の旅(その2)

東武日光から会津若松までは、会津鉄道の「会津マウントエクスプレス」に乗車します。この車両の中は…… なんと、全席リクライニングシートです。 しかもこの車両、特急料金などは必要ありません。これは嬉しいですね……! シートの裏側にはちゃんとテーブルが…

会津鉄道の旅(その1)

「只見日帰りの旅」に味をしめて、またしても日帰り旅に出てしまいました(昨年 3 月末の話です)。だいだい 10 回くらいで終わると思います。 浅草から 旅の始まりは朝の東武浅草駅から。お目当ての列車の発車 10 分ほど前にホームに向かったのですが…… あ…

春の只見線 (終) 「小出・浦佐」

気がつけば 18 回目になっちゃいましたが、「春の只見線」は今日で最終回です。 小雪の舞う上越線 16:56 に小出駅に到着しました。ここから浦佐まで上越線で移動して、浦佐からは新幹線で帰ります。 小出駅の上越線ホームは、そこそこの長さの屋根がついてい…

春の只見線 (17) 「復路編 上条・越後須原・魚沼田中・越後広瀬・藪神・小出」

入広瀬駅と上条駅の間で、今度は国道 252 号線をオーバーパスします。 ご覧の通り、すっかりアスファルトが見えていますね。もうこのあたりでは通行にほぼ支障の無いレベルまで雪が少なくなっているようです。 上条駅 上条駅に到着しました。 小さいながらも…

春の只見線 (16) 「復路編 柿ノ木・入広瀬」

大白川駅を出発しておよそ 6 分ほどで、もうすぐ全ての定期列車が通過になってしまう柿ノ木駅に到着です。 往路では、知らない乗り鉄さん?がフレームインしてしまいましたが、今度はいい感じに撮影できました。あ、駅舎も撮影できましたよ。動く車内からの…

春の只見線 (15) 「復路編 大白川」

只見駅を出発して、今度こそ田子倉駅の姿をカメラに収めよう……とスタンバイしていたのですが、何しろトンネルとトンネルの間の一瞬で通過してしまうものですから、結局一枚も撮影できず。ちと残念な結果に終わりました。 県境の豪雪地帯 さて。田子倉トンネ…

春の只見線 (14) 「復路編 只見」

只見駅 15 時 42 分発の小出行き普通列車、発車 10 分前となりました。改札が始まり、駅舎とホームの間の扉が開放されました。新雪を踏みしめながらホームに向かいます。 ポイント(転轍機)にはヒーターと思しき装置が。 雪国の鉄路にはこの手の設備が整っ…

春の只見線 (13) 「只見 その3」

次の小出行きが発車するまでは 1 時間ほどあるのですが、駅の外はまさかの大雪。ということで、仕方がないので駅舎の中でのんびりと待つことにしました。 もれなくコシヒカリをプレゼント! 只見町観光まちづくり協会のチラシが置かれていました。「只見線に…

春の只見線 (12) 「只見 その2」

只見駅のホームから少し歩いて…… 只見駅の駅舎に到着です。 それにしても、ホームの場所と駅舎の場所が少し離れているのは何故なんでしょうね。 只見駅発車時刻表 この列車が只見駅に到着したのが 14:36 なのですが、折り返しの小出行きは 15:42 ということ…

春の只見線 (11) 「只見」

2 週間後に廃止されることが決まっていた田子倉駅を通過した普通列車は、田子倉トンネルを抜け、終点の只見駅に向かいます。 田子倉から 7 分ほどで(またか)只見駅に到着です。 なんとなーく、どの駅間も 6~7 分で走るような書き方になってしまっています…

春の只見線 (10) 「大白川・田子倉」

小出発只見行きの普通列車が大白川駅を出発しました。 小出を出発してから 50 分近くが経過していたので、乗客の皆さんも少しずつだれてきたようですね(笑)。 雪に埋もれる国道 大白川までは破間川沿いを走ってきましたが、大白川からは支流の末沢川沿いを走…

春の只見線 (9) 「入広瀬・柿ノ木・大白川」

除雪車もスタンバイしている入広瀬駅には、とても立派な駅舎があるのですが、これでなんと無人駅なのだとか。 ちなみに、駅舎には「祝只見線小出大白川間開通70周年」とあります。意外と歴史があるんですね……。入広瀬駅の一日平均乗車人員は、2008 年の調べ…

春の只見線 (8) 「越後須原・上条・入広瀬」

3 月の魚沼地方は、積もりに積もった雪が満期を迎えていました(汗)。車窓には雪下ろしに精を出す方々の姿も。 魚沼田中駅から 7 分ほどで越後須原駅に到着です。 動く車内からの撮影は難しいですね……。ピントが合ってないのは Sony のデジカメの操作に慣れ…

春の只見線 (7) 「藪神・越後広瀬・魚沼田中」

只見行きの普通列車は、魚沼盆地を北東に進んでいきます。 それにしても、すごい積雪量ですね……。藪神駅に到着しました。駅名標の埋もれ具合で積雪量を実感いただけるかと思います。 なかなか立派な待合室もありました。 埋もれそう…… 薮神駅の次は越後広瀬…

春の只見線 (6) 「小出」

小出発只見行きの普通列車の車内は、これまた懐かしい感じのボックスシートです。 天井にはもちろん……扇風機だけ。 扇風機のスイッチも、これまた懐かしいですね。 向きを間違える 次の駅は……「藪神駅」ですね。あ、進行方向間違えて座ってた! というわけで…

春の只見線 (5) 「土樽・越後中里・越後湯沢・六日町・小出」

「国境の長いトンネル」を抜けて、土樽駅に到着しました。 うっひゃー……。もう 3 月ですが、どう見ても真冬ですねこれは。 雪で埋まりそうな…… 越後中里に到着しました。 ……(汗)。ホームが雪に覆われています。いや、雪で埋まりそうな勢いです。 小出に到…

春の只見線 (4) 「水上・湯桧曽・土合」

水上駅では、屋根のあるホームにも結構雪が吹き込んでいました。 長岡行き下り電車が発車しました。外は一面の雪景色。まるで 3 月とは思えません。 この電車は短い 2 両編成だったので、なんと座席が確保できず。立ったまま「国境の長いトンネル」を越える…

春の只見線 (3) 「沼田・後閑・上牧・水上」

高崎を出発してから約 45 分ほどで、沼田に到着しました。 謎の「海抜 378 m」 沼田の次の駅が後閑(ごかん)です。 見たところ、それなりに乗降客もいて、そんなに特徴は無いように見えるのですが、 無駄に「海抜 378 m」を主張していました。これって一体…

春の只見線 (2) 「上野~高崎~沼田」

上野から高崎方面に向かう特急「草津 31 号」が発車しました。高崎までは 1 時間 20 分の旅です。さて、この車両にはひとつ妙な点がありまして……。 そう、こちらです。(JR の)特急電車の窓は開かないのが一般的だと思うのですが、実はこの車両の窓は開けら…