Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

冬の北海道の旅 2015

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(エピローグ)

新日本海フェリー「あかしあ」が、厚真町の「苫小牧東フェリーターミナル」を出港してから間もなく 20 時間が経過しようとしていました。船は既に越前岬沖を通り過ぎ、立石岬のすぐ北までたどり着いていました。 鍵回収イベント 新型「すずらん」「すいせん…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(夕食編)

昼食を頂いた後、裏口からレストランを出てしまったので、カフェ(12:00~13:30 は休業中)の横を通って部屋に戻ることにしましょう。 映画上映は 13 時から 2 本立て! 6 階(6 甲板)のコンファレンスルーム、お昼休みの間は相変わらず「人道の港 敦賀ムゼ…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(昼食編)

新日本海フェリーの定期航路の多くは、2 艘のフェリーが毎日往復する形態で運航されています。つまり、ほぼ毎日、公海上で僚船とすれ違うということになるのですね。僚船とのすれ違い時間は、小樽~舞鶴航路も苫小牧東~敦賀航路もだいたい似たようなもので…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(フォワードサロン編)

朝食を食べ終えたので、部屋に戻る……前に、またしても船内をウロウロと。昨晩の出港時には閉鎖されていた、5 階(5 甲板)最前部のフォワードサロンに向かいます。 Forward Saloon "Aurora" にやってきました。 中は……ご覧の通り、誰もいません。新日本海フ…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(朝食編)

ということで朝食のお時間です。レストラン「ヴァンヴェール」にやってきました。普段は新日本海フェリー屈指の空席率を誇る(もういい)「グリル」で朝食をいただくことが多いので、実は(新日本海フェリーの)レストランについては詳しくありません。 新日…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(「人道の港」編)

敦賀行き「あかしあ」は定刻通りに苫小牧東港フェリーターミナルを出港しました。船内各所を一通りウロウロしたので、部屋に戻ることにしましょう。 この部屋は 639 号室なんですが、あれ、テレビのリモコンには「あかしあ 638」の文字が……(汗)。 それでは…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(5 甲板ウロウロ編)

5 階(5 甲板)最前部のフォワードサロン(夜間閉鎖中)から、5 階最後部のレストランに向かいます(もちろん夜中に営業していないのは織り込み済みです)。 大浴場は絶賛開放中! 5 甲板左側には「大浴場」と「サウナ」があって、その後ろに「レストラン」…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(絶賛営業中!編)

この時点で出港の 10 分前だったのですが、4 階(4 甲板)エントランス右側の売店は絶賛営業中でした。 フェリーの中には「売店」以外にも「レストラン」や「カフェ」などがありますが、いずれも営業時間が限定されているのが特徴です。理由は単純で、決して…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(4 甲板ウロウロ編)

5 階(5 甲板)でゴミ箱の数を数えた後は、再び階段を降りて「案内所」や「売店」のある 4 甲板に向かいます。 チルドレンルーム 4 階(4 甲板)エントランスの左舷側には「チルドレンルーム」があります。約 20 時間の船旅は小さなお子様連れにはなかなかの…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(謎のネーミング編)

部屋の中を隅から隅までチェックしたので、次は船内探検です! テレビの下にはアンテナ線と電源がありました(割と当たり前ですね)。 謎のネーミングセンス まずは階段のある「エントランス」に向かいます。 ちなみに、エントランスに向かわずにそのまま船…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(水回り編)

「お部屋編」の続きは、これまたいつもの水回り特集です。「あかしあ」の「デラックス A」には、もちろんトイレもついています(トイレは「ステート A」にもついていますからね)。 温水洗浄便座は TOTO のウォシュレットです。トイレの種類は真空式だったよ…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(お部屋編)

4 甲板の「案内所」で鍵を受け取って、キャリーバッグ片手にエレベーターで 6 甲板まで上がってきました。今回のお部屋は左舷後ろ側です。 「あかしあ」のデッキプランから 6 甲板と 5 甲板をトリミングしてみました。ピンクに塗られた部屋がおなじみの「ス…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(鍵の受け取り編)

新日本海フェリー「あかしあ」の 3 甲板に車を置いて、客室に向かいます。客室への階段は車両甲板の前方にあります。 入口が甲板の左右にあるフェリーも多いですが、大型フェリーでは中央にある場合が多いです。焦らずに周りを眺めてみてください。「客室入…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(車輌積み込み編)

大変お待たせしました。ようやく船内に潜入……ではなくて乗船の話題です。あまりの寒さにエンジンを始動してから十数分、呼び出しがかかるのを待ちます。 3 甲板に向かうブリッジの脇には「飲酒運転での乗船は禁止」という文字が。当たり前だと思うのですが、…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(乗船手続き編)

「なかなか乗船しない乗船記」も三日目となりました。さぁ、今日こそ乗船できるのでしょうか!?(好きにしたら?) 乗船手続きを済ませるべく 20:30 頃に苫小牧東港フェリーターミナルにやってきたは良かったものの、ちょうど「あかしあ」の入港と重なって…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(模型これくしょん編)

いちぶでは「なかなか乗船しない乗船記」として評判の(どこがだ)乗船記事ですが、今回も乗船せずに引っ張りますよ!(やめなさい) 先代「すずらん」(苫小牧東港) 苫小牧東港フェリーターミナルの 2 階には待合室の他に売店や食堂があるのですが、食堂の…

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記

新日本海フェリーの苫小牧東港フェリーターミナル(周文埠頭)にやってきました。時は 2015 年、1 月最後の日曜日の出来事です。 駐車場の乗船待ちエリアに到着したのは 20:25 頃でした。敦賀行き「あかしあ」の出港は 23:30 ですから、かなり早めに到着して…

冬の北海道の旅 (107) 「お察しください」

敦賀から自宅まで車を走らせると、もしかしたら燃料が無くなるかも……という状況だったので、念には念を入れて燃料を満タンにすることにしました。ココロも満タンに♪ ということで…… あっ、いけねっ(汗) いやまぁ、その……。ちょうどいいところにフルサービ…

冬の北海道の旅 (106) 「お腹も満タンに」

もうすぐ春ですね……というか、既に春のような気もしますが、あともう少しだけ「冬の北海道の旅」を続けます! さて、どこでしょう? さて、前回の記事で「これはどこでしょう?」という問題を出していました。 ということで、さっそく答え合わせから。こちら…

冬の北海道の旅 (105) 「畑の中の樹海ロード」

国道 234 号で栗山町に入りました。山が夕張川のすぐ傍まで迫っているので、このあたりはまるで JR と国道が狭い用地を奪い合っているようです。 しばらく対向車の姿を見かけないなぁ……と思ったのですが、随分とイカした(死語?)除雪車がやってきました。 …

冬の北海道の旅 (104) 「栗沢、栗丘、栗山……」

国道 234 号「由仁国道」を南に向かいます。このまままっすぐ南下すれば三川、そしてやがては苫小牧にたどり着きます。ちなみにこの先を左折すると栗沢町茂世丑です。割と難読な地名ですが、「妹背牛」が読める人には楽勝かもしれませんね。 さぁ、このまま…

冬の北海道の旅 (103) 「想い出の "SPAR" ふたたび」

岩見沢 IC のランプウェイを左に曲がって…… 南行きの国道 234 号に合流します。薄っすらと赤みがかった空が美しいですね。 道道 38 号は、かつての国鉄万字線沿いに美流渡・万字を経由して、最終的には峠を越えて夕張に向かいます。今回は「毛陽」ではなくて…

冬の北海道の旅 (102) 「三笠北海盆おどり」

光珠内から道央道で更に南へと進みます。次は三笠 IC ですが、そう言えば「三笠 桂沢湖」と書いてありますね。桂沢湖は幾春別川の「桂沢ダム」で区切られた人工湖なんですが、IC の案内に表示されるような有名スポットだったんだなぁ……と。 「三笠市」という…

冬の北海道の旅 (101) 「アイヌ語・日本語・英語のトリプルコンボ」

「日本最北の料金所」である士別剣淵 IC から、道央道をばひゅーんと南に向かいます。これは砂川市に入ったあたりですが、左側の雪壁がなんだか凄いですね……。 そして、雪壁の向こう側にはこんな標識が。 動物注意の標識は良く見かけますが、ここまでデフォ…

冬の北海道の旅 (100) 「石組みのかまくら?」

記念すべき(そうでもない)第 100 回の記事です。旅は少しずつ終わりが見えてきましたが、もう暫くおつきあいくださいませ。 石組みのかまくら? 鷹栖町と旭川市の境界線を行ったり来たりしながら(道央道を走っているだけなのですが)、旭川鷹栖 IC にやっ…

冬の北海道の旅 (99) 「『オオカミの桃』でおなじみの」

道央道「比布大雪 PA」での休憩を終了して、本線に戻ります。 比布町と旭川市の境界には「突哨山」という山が聳えています。道央道は突哨山の北側を抜けますが、掘割状の構造で一気に通り抜けます。市町境にカントリーサインがあるのですが、 掘割状の地形な…

冬の北海道の旅 (98) 「未確認生物?」

道央自動車道の塩狩峠を越えます。名寄から旭川に向かうには、どこかで天塩川水系と石狩川水系の分水嶺を越えないといけないのですが、いつの時代も塩狩峠経由がベストルートらしく、JR 宗谷本線・国道 40 号・道央自動車道のすべてが塩狩峠を経由しています…

冬の北海道の旅 (97) 「トマトもすなるクロカンスキー」

「日本最北の料金所」を通過して、道央道に入ります。相変わらず逆光が眩しいですが…… 基本は片側一車線ですが、時折現れる追越車線で前車を追い越します。 追越車線も終了し、片側一車線に戻ります。無駄に中央分離帯が広いのは、道内の高速道路の大きな特…

冬の北海道の旅 (96) 「日本最北の料金所」

国道 40 号の交叉点を左折して、道央道の士別剣淵 IC に向かいます。 左にカーブしたその先には…… 何もありません(汗)。いえ、若干道幅が広くなっていることでお気づきかもしれませんが、かつてここには料金所のブースがありました。 現在は、料金所が本線…

冬の北海道の旅 (95) 「大野生の小さな?お店」

士別の市街地を南北に貫く国道 40 号で、一路南に向かいます。 ところで、こちらのお店なんですが、前に一度見かけてからとても気になっていました。「大野生」の花店とは、どんだけワイルドなんだ……と思ったものです。 もちろん、これは読み間違いなんです…