Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

秋の道南・奥尻の旅 2013

秋の道南・奥尻の旅 (終) 「おうちに帰るまでが遠足です」

グリルで夕食を頂いて、19:15 頃に部屋に戻ってきました。敦賀港到着は定刻の 20:30 を予定しているとのこと。到着まであと一時間ほど、いつでも退出できるように荷物を整えて、のんびりと部屋で呼び出しがかかるのを待ちます。 ちなみに、往路(敦賀から苫…

新日本海フェリー「すずらん」スイートルーム乗船記(夕食編)

何時になくスピード感のある展開で、五日目にして早くも夕食編に辿り着きました。 ということで、まずはいつものチケットからです。スイート(とジュニアスイート)にはグリルでの食事がついてくるのですが、乗船直後に案内所でカードキーを受け取る時に、一…

新日本海フェリー「すずらん」スイートルーム乗船記(朝食・昼食編)

日本海の上で朝を迎えました。……いい天気ですね! 何を今更という話ですが、南航の場合、洋上で朝日を眺めたければ左舷の部屋を、僚船とのすれ違いと夕陽を眺めたければ右舷の部屋を取ることをオススメします。 ちょっと分かりづらいですが、新日本海フェリ…

新日本海フェリー「すずらん」スイートルーム乗船記(水まわり編)

新型「すずらん」のスイートルーム乗船記、三日目の今日は洗面所とバス・トイレなどの水回り編です。洗面所はバスルームとトイレの間にあります。極ごく一般的なデザインの洗面台ですね。飲料水もここから取水できます。 ひとつ謎なのが、なんで洗面台の下の…

新日本海フェリー「すずらん」スイートルーム乗船記(お部屋編)

新日本海フェリーで、主に苫小牧東-敦賀航路を担当している新型「すずらん」のスイートルーム乗船記です。二日目の今夜は(ある意味メインの)お部屋の話題です。 ベッドルーム ドアを開けても、正面にすりガラスの衝立があるので、部屋の中を覗かれる心配…

新日本海フェリー「すずらん」スイートルーム乗船記(2013/秋)

苫小牧東から敦賀までは、新日本海フェリーの「すずらん」にお世話になります。……実は、「秋の道南・奥尻の旅 2013」は、敦賀から苫小牧東まで「すずらん」のジュニアスイートに乗船していたんですよねぇ……。 往路の乗船は 5 日前の出来事の筈なのに、往路の…

秋の道南・奥尻の旅 (219) 「苫小牧東フェリーターミナル」

さすがに暗くなってきたので、風光明媚ではあるものの狭くてツイスティな道道 919 号「中央東線」の完走を諦め、通称「三笠山神社通り」を通って下界に戻ってきました。 室蘭本線と並走する大きな右カーブを通過して…… その後、しれっと国道 36 号に戻ってき…

秋の道南・奥尻の旅 (218) 「眺めの良いスカイライン」

室蘭八景の一つでもある「トッカリショ展望台」には、「トッカリショ展望ステージ」と題された案内板がありました。「展望台」ならともかく、「展望ステージ」というのはなかなか新鮮な感じがしますね。この案内板はこれまでもあちこちで目にしてきたものと…

秋の道南・奥尻の旅 (217) 「トッカリショ」

地球岬を後にして、東に向かいます。左折すれば母恋の住宅街ですが、ここはもちろん直進して「トッカリショ」に向かいます。 途中、室蘭八景の「金屏風」の案内があったのですが、すでに陽も沈んだことですし、ここは華麗に(?)スルーしてしまいました。 …

秋の道南・奥尻の旅 (216) 「地名由来板(地球岬)」

地球岬展望台から駐車場に戻ります。 展望台の建物から下の道路までは、舗装こそされていないものの、ちゃんと階段が整備されています。両側に手すりがついているのも良いですね。 駐車場の近くにある、例の電話ボックスのところまで戻ってきました。なるほ…

秋の道南・奥尻の旅 (215) 「落陽」

17:22 頃は、沈みゆく夕陽が西の空を真紅に染めあげていましたが、その 5 分後には西の空全体が光り輝いていました。 そして更にその 1 分後、噴火湾の向こうに渡島半島の山々が見えてきました。とうとう日が沈んだようですね。 恵山岬を望む 展望台から南の…

秋の道南・奥尻の旅 (214) 「地球岬で地球を感じる」

地球岬の展望台で夕陽を眺めます。……美しいですよね。 そんな美しい夕陽も、わずか 2 分ほどで水平線渡島半島の向こう側に……。 地球だけに 地球岬展望台は、上から見るとなかなか謎な形をしているのですが、中央の円形の部分には、海を模した青白い玉石と、…

秋の道南・奥尻の旅 (213) 「愛の南京鍵」

地球岬の展望台にやってきました。「母なる地球」「母なる岬」と記されていますが、「な」の字のデザインが微妙に違うのが気になるところです(気にするな)。 右に行けばいいのか、それとも左に行けばいいのか良くわからなかったので、なんとなく右に向かう…

秋の道南・奥尻の旅 (212) 「チキウ岬灯台」

地球岬と言えば……この電話ボックスも割と有名かもしれませんね。地球儀を模したこの奇抜なデザイン、実は雪下ろしの手間が省けていたりしたら面白いのですが。 地球岬は北海道の自然 100 選……だったんですね。 あっ、このデザインの名所案内、測量山にもあり…

秋の道南・奥尻の旅 (211) 「地球岬(駐車場)」

道道 919 号「中央東線」を東に向かいます。「地球岬」に行くにはこの先の交叉点を右折ですね。 右折して、蛭子さん一行も歩いた上り坂を進みます。 「室蘭八景 地球岬」の案内板が見えてきました。良く見たら「チャラツナイ展望所」の案内板と同じデザイン…

秋の道南・奥尻の旅 (210) 「チャラツナイ展望所」

道道 919 号「中央東線」という、なんか諏訪から甲府のほうに行きそうな名前の道道をドライブしています。道道にしてはかなり狭い道だったのですが、もうちょっとで改良された区間に入れそうです。 センターラインが復活した少し先、右側に「チャラツナイ展…

秋の道南・奥尻の旅 (209) 「幅員狭し」

地球岬への最短ルートを取っていた筈が、まさかの「右折禁止」でやむ無く左折すること三回……。室蘭駅の前まで戻ってきました。「地球岬」まではこのまま直進すればいいみたいですね。距離が書いていないのがちょっと気になりますが……。 問題の、右折禁止の交…

秋の道南・奥尻の旅 (208) 「急がば回れ!」

車に戻って測量山を下ります。実は結構な急勾配なんですよね。 急勾配であるが故に、ふつーにロードヒーティングの分電盤もあります。 七色のクジラ 「測量山観光道路」から道道 844 号「祝津西小路中央線」に戻ります。市街地に入ったところで道幅がちょい…

秋の道南・奥尻の旅 (207) 「青い海と緑の頂」

測量山展望台から白鳥大橋を眺めます。山の中腹まで住宅地として開発されていることが良くわかりますね。鉄鋼業で相当栄えていた、ということなんでしょうね。 今度は北東を眺めてみました。港の向こう側に新日鉄の巨大な製鉄所が見えます。 室蘭駅の方を眺…

秋の道南・奥尻の旅 (206) 「5JV の謎」

測量山の「山頂広場」の話題をもう少し続けます。山頂広場は南北に長い形をしているのですが、北の方角にはこんなものがありました。 これ……もそうですが、もっと目立つものがありますよね。 はい。まるで天国への階段のようにすら見えてしまう(言い過ぎ)…

秋の道南・奥尻の旅 (205) 「測量山の三角点」

測量山の山頂広場には、いかにも「測量山」という名前に相応しいスポットがありました。こちらです! ……実に地味な佇まいですが、「大切にしましょう三角点」という標柱の横に、「三角点」がありました。 「測量山の三角点」、もっと大々的に売り込んでもい…

秋の道南・奥尻の旅 (204) 「測量山」

ということで「測量山」にやってきました。この奇妙な山名は、明治 5 年に室蘭から札幌までの道路を建設するにあたり、米国人技師が測量を行うためにこの山に登ったことに由来するのだそうです。 モニュメントには日本語と英語の説明文が埋め込まれていまし…

秋の道南・奥尻の旅 (203) 「ただ今、通信訓練を行っています」

ハルカラモイから再び道道 844 号「祝津西小路中央線」に戻ってきました。右手奥の山の上にはアンテナが山のように見えていますね。いや最初から山か(何を言っているんだ)。 測量山の麓をクネクネと走ること 3~4 分、測量山の山頂に向かう道との分岐点に…

秋の道南・奥尻の旅 (202) 「ハルカラモイ」

祝津公園の駐車場に戻ってきました。次のスポットに向かうことにしましょう。 高台にある公園(の駐車場)からの坂を下る途中、真正面に白鳥大橋が見えます。 道道 844 号「祝津西小路中央線」を進みます。道道はこの先の交叉点で右に曲がりますが、曲がった…

秋の道南・奥尻の旅 (201) 「祝津展望台」

白鳥大橋を渡って、道道 699 号「室蘭港線」をドライブしていたのですが、右折した先に「祝津展望台」なるスポットがあるとのことで、行ってみることにしました。 ということで「祝津展望台」の駐車場に到着しました。平日の中途半端な時間だからか、駐車場…

秋の道南・奥尻の旅 (200) 「ランプウェイを右に」

白鳥大橋を渡ります。風速 5 m、気温は 16 ℃ です(ブレた写真で申し訳ありません)。 驚いたのが、白鳥大橋が片側一車線だったことでしょうか。これだけの大きな橋なので、きっと最低でも片側二車線はあるだろう……と思っていたので、ちょっと意外な感じがし…

秋の道南・奥尻の旅 (199) 「白鳥大橋」

国道 37 号で室蘭市に入りました。地球岬、測量山、水族館、白鳥大橋、白鳥湾展望台はいずれもこのまま直進で良いようです。 前方右側にプールの飛び込み台のような建造物が見えてきました。これが「白鳥湾展望台」でしょうか。今回は残念ながらスルーの方向…

秋の道南・奥尻の旅 (198) 「室蘭市へ」

道道 981 号「上長和萩原線」の「北の湘南橋」を渡って、続くトンネルを抜けたところで「志門気川」という小さな川を渡ります。室蘭に向かうにはこの先の交叉点を右折ですね。 道道 519 号「滝之町伊達線」を南下します。今度は「気門別川」を渡ります。 「…

秋の道南・奥尻の旅 (197) 「北の湘南」

三松正夫記念館を後にして、車に戻ります。その前にちょいと土産物を購入したりして……。ええ、「洞爺湖」と書かれた木刀を購入しました。 駐車場をテクテクと歩いて、ようやく車のところまで戻ってきました。 気がつけばもう 15:30 です。あとはフェリーに乗…

秋の道南・奥尻の旅 (196) 「昭和新山身上書」

昭和新山と三松正夫記念館の話題を、あとちょっとだけ続けます。はい、ちょっとだけですから。あんたも好k(ry ということで、実物の昭和新山(の写真)の次に、こちらの模型をご覧いただきましょう。 一見、ただの模型にしか見えないのですが……いや、た…