Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

三重県

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (プロローグ 9) 「大山田 PA」

桑名市に入りました。このあたりの東名阪道は小高い丘の中を抜ける区間が多いのが特徴でしょうか。 桑名 IC まで 2 km の案内標識がありました。公団ゴシックでは無い、新しいタイプのものに置き換えられているようですね。

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (プロローグ 8) 「暴走族等対策にご協力を」

鈴鹿市に入りました。3 車線区間のように見えますが、一番左は新名神(連絡路)の亀山 JCT からの流入車線です。 この流入車線ですが、実は 2.2 km ほどあります。ここはかつての「鈴鹿本線料金所」の跡地ですが、ここまで流入車線が続いていたんですね。そ…

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (プロローグ 7) 「亀山直結線」

関 JCT を通過すると、間もなく名阪国道の起点である「亀山 IC」です。今まで気にしたことは無かったのですが、亀山 IC もいつの間にか出口が二つになっていたんですね。 東名阪道と伊勢自動車道は、名阪国道の亀山 IC と関 JCT を経由する形で結ばれていま…

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (プロローグ 6) 「公団ゴシックの興亡 2017」

「加太トンネル」を抜けて亀山市に入りました。名古屋と亀山までの距離が表示されていますが、このくたびれ具合がいかにも名阪国道らしくて良い感じです。 名阪国道で最長の「関トンネル」(1,140 m)を通過します。名阪国道にはトンネルは 2 箇所しか無いの…

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (プロローグ 5) 「上野 IC のオービスの謎」

三重県に入ります。名阪国道は既存の国道 25 号(いわゆる「非名阪」)の整備を棚上げする代わりに建設された自動車専用道路という位置づけのため、通行料金が無料で IC の数も多くなっています。五月橋 IC と次の「治田(はった) IC」の間も 1.9 km しか離…

紀勢本線特急列車 (終) 「尾鷲~松阪」

特急「ワイドビュー南紀 8 号」は尾鷲を出発して、次の停車駅となる紀伊長島に向かいます。これは相賀(あいが)駅を通過して船津駅に向かう途中ですね。 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2016 年 6 月時点のものです。列車の時刻や使…

紀勢本線特急列車 (47) 「賀田~尾鷲」

二木島(にぎしま)を通過すると 2,933 m の「曽根トンネル」を抜けて尾鷲市に入ります。二木島と賀田(かた)の間は国道 311 号が東に大きく遠回りする形で結んでいますが、この区間が全通したのは 2001 年とのこと。それ以前は、鉄道以外で二木島から賀田…

紀勢本線特急列車 (46) 「熊野市~二木島」

「紀勢本線各駅停車」と銘打ちながら「紀和駅」の存在をすっかり失念するなど、いつも以上(当社比)のボンクラぶりが目立っていましたが、挙句の果てには「腹が減った」という理由で途中下車をキメる羽目に。そしてその結果、気がつけば何故かこんなところ…

紀勢本線各駅停車 (45) 「熊野市 その5」

熊野市駅の話題をもう少しだけ続けます。いや、続けすぎだと言う自覚はあるんですが……(汗)。 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2016 年 6 月時点のものです。列車の時刻や使用する車輌・番線などが現在とは異なる可能性があります。 …

紀勢本線各駅停車 (44) 「熊野市 その4」

熊野市駅の 2 番のりばに向かいます。階段の左側にはカーポートのような屋根が見えますが、その先は……トイレでしょうか? 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2016 年 6 月時点のものです。列車の時刻や使用する車輌・番線などが現在とは…

紀勢本線各駅停車 (43) 「熊野市 その3」

熊野市駅に戻ってきました。この駅舎は国鉄分割民営化の 3 年後に改築されたものとのこと。 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2016 年 6 月時点のものです。列車の時刻や使用する車輌・番線などが現在とは異なる可能性があります。 「…

紀勢本線各駅停車 (42) 「熊野市 その2」

熊野市駅の駅前ロータリーにやってきました。バス停が見えますが…… 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2016 年 6 月時点のものです。列車の時刻や使用する車輌・番線などが現在とは異なる可能性があります。 バス停はお馴染みの「三重交…

紀勢本線各駅停車 (41) 「熊野市 その1」

熊野市で途中下車することにしたので、跨線橋を渡って改札口に向かいます。壁の上部から風が入る構造になっていますが、屋根の庇が垂れ下がるように曲がっていて、側面から雨が吹き込まないようにしているんですね。 【ご注意ください】この記事の内容は、特…

紀勢本線各駅停車 (40) 「新宮~熊野市」

新宮駅の 2 番線に停車中の多気行き 336C に乗り換えます。336C は 2333M の到着の 4 分後(16:13)に出発です。 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2016 年 6 月時点のものです。列車の時刻や使用する車輌・番線などが現在とは異なる可…

日本最長路線バスの旅(番外編)エピローグ 「多気駅にて」

大和八木駅南口バス停から「日本最長の路線バス」八木新宮線に乗車して、その後新宮駅からは紀勢本線の多気行き各駅停車で三重県の多気駅までやってきました。紀勢本線に乗車するのはあと二駅、松阪までです。 ただ、残念なことに紀勢本線の亀山行きは 5 分…

日本最長路線バスの旅(番外編)#13 「思い出の勢和村」

紀勢本線の普通列車は、終点・多気を目指してひた走ります。川添駅を発車してからは北に向きを変えて、再び東に向きを変えたかと思えば、もう一度ぐるっと左に曲がって栃原駅に到着です。 栃原駅も交換可能駅(すれ違い設備あり)です。現代風の立派な駅舎が…

日本最長路線バスの旅(番外編)#12 「駅前に、役場と AEON と発電所」

阿曽駅を出発して、国道 42 号と入れ違いになる形で大内山川(改めて思うのですが、山なのか川なのかややこしいですよね)を渡ってしばらくすると「滝原駅」です。 小ぶりながらも立派な駅舎もあります。丸い石を積んだ低めのホームが歴史を感じさせますね。…

日本最長路線バスの旅(番外編)#11 「阿曽駅に法廷ウォッチャーの姿は無かった」

大内山駅から伊勢柏崎駅に向かう途中で、前方に随分と高いところを通っている高架橋が見えてきました。紀勢自動車道ですね。 この橋のちょうど右側に紀勢自動車道の「紀勢大内山 IC」があるのですが、実はこの IC、なんと山の上にあります。 (この背景地図…

日本最長路線バスの旅(番外編)#10 「紀の国から伊勢の国へ」

紀伊長島にやってきました。……うっすらと「きいながしま」の文字が見えるかと思います(汗)。 さすがにこれは酷いだろう……ということで。日除けを上げてもう一度。 はい。「三重県北牟婁郡紀北町」の字が光ります。上から貼りました感が初々しいですね。 オ…

日本最長路線バスの旅(番外編)#9 「幻の国鉄一般型気動車標準色」

紀勢本線の普通列車は、駅ナカ(違います)に自動車教習所があるという画期的な構造の「船津駅」を出発して、終点の多気を目指します。船津川の支流の「大河内川」を渡ると、右手に紀勢自動車道が見えてきました。 ちなみに、この写真を撮影した所よりももう…

日本最長路線バスの旅(番外編)#8 「創意工夫でバリアフリー」

大曽根浦を出発すると、海側に巨大な煙突(のようなもの)が見えてきました。どうやら火力発電所のようですね。この辺一帯の電力供給を一手に引き受けているのでしょうか(水力発電もありますけどね)。 尾鷲駅、創意工夫でバリアフリー 尾鷲駅のホームが見…

日本最長路線バスの旅(番外編)#7 「九鬼水軍の本拠地」

亥が谷トンネルを抜けて「三木里駅」にやってきました。 ちなみにこの「三木里」駅、お隣が「くき」(九鬼)と「かた」(賀田)です。どちらもありそうであまり無い駅名ですよね。 まぁ、「久喜」はふつーにありますけどね。 三木里駅の駅舎も……相変わらずで…

日本最長路線バスの旅(番外編)#6 「国内精鋭のトンネル職人が集結」

紀勢本線の多気行き普通列車は、曽根トンネルを抜けて賀田駅へと向かいます。トンネルを抜けたところに曽根町の集落がありますが、残念ながら駅は設置されていません。列車は少しずつ坂を下ってゆきます。 間もなく賀田駅に到着です。……おや、また保線車両が…

日本最長路線バスの旅(番外編)#5 「公的インフラとしての鉄道」

三重県は熊野市東部にある「新鹿駅」に到着しました。ちなみに「新鹿」で「あたしか」と読みます。 ホームの北側にあるスロープを下りて構内踏切を渡った先に駅舎があります。 写真を整理していて「あれ……?」と思ったのですが、この写真はどこかで見たこと…

日本最長路線バスの旅(番外編)#4 「生まれながらの無人駅」

紀勢本線の普通列車は熊野市駅を出発して多気に向かいます。短いトンネル(名称不詳)とちょっと長い目のトンネル(木本トンネル)を抜けると、間もなく大泊駅に到着します。 「有井」「熊野市」と同じ熊野市内の駅なのですが、随分と山の中に来てしまった感…

日本最長路線バスの旅(番外編)#3 「市町村に歴史あり」

「河口が塞がっている川」阿田和川を渡って 1 km ほど走ると「阿田和駅」(あたわ──)に到着です。 この阿田和駅、阿田和の集落の中心から少し北にずれたところに位置するように見えるのですが、何か歴史的経緯があるのでしょうか。Wikipedia を見るとこんな…

日本最長路線バスの旅(番外編)#2 「日本一小さかった村」

新宮駅を 15:56 に出発する、多気行きの普通列車に乗車しました。2 両編成ですが、それほど混んでいないので、4 人がけのボックスシートを専有できそうです。 乗車前に、3 番のりばに人がいるなぁ……と思っていたのですが、 どうやら紀伊田辺あたりからの電車…

上野から神戸までを結ぶ鉄道(広小路あり)(第 9 回)

上野から神戸まで 伊賀上野から伊賀神戸までを結ぶ「伊賀鉄道」。これ、「伊賀」の文字を抜いたらびみょうに楽しいことになりそうです。「上野から神戸までを結ぶ『鉄道』」となるわけでして、なんだかとっても壮大な話になってしまいます。しかも、途中に「…

忍者列車の走る街

伊賀上野駅から伊賀神戸駅の間を結んでいる胃が……じゃなくて伊賀鉄道には、こんな車両が走っているそうです。 (Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である「Kansai explorer」氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。:クリエイティ…

関西本線の旅~「胃が上野(!)編」(第 8 回)

未完星人アワー 渾身の連載(←)「ウゴ・チャベス編」も無事、フェードアウト気味に(←)終了しましたので、未完のネタを続けようと思います。それにしても「みかん」に対して一発で「未完」を出してくる ATOK に、微妙に感心している今日この頃だったりしま…