Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の道南・奥尻の旅 (94) 「木古内のほぼ真ん中なのに」

松前に向かう国道 228 号は、文字通り「海の横」を走ります。国道の路肩がそのまま岸壁になっているような感じですね。 ということで、木古内町に入ります。北海道新幹線の駅のある街ですね。 木古内のほぼ真ん中で 木古内町釜谷の集落に入りました。いかに…

秋の道南・奥尻の旅 (93) 「ルネッサーンス!」

北斗市茂辺地(茂別館跡が有名ですよね)からは、海沿いの国道 228 号を走ります。 木古内を経由して、松前に向かいます。松前まではたった 75 km ……ん、ふつーに一時間以上かかりそうですね(汗)。 海沿いを走ります。前方に見える岬は「葛登支岬」でしょ…

秋の道南・奥尻の旅 (92) 「海に向かって一直線!」

函館江差道……まだ全通には程遠いので、「函館いつかは江差道」などと呼びたくもなりますが……の現時点での終点が見えてきました。 現時点での終点は「北斗茂辺地 IC」ですね。ここも残念ながら(期待してたのか)「旧○○ IC」という看板はついていません。 函…

アイヌ語地名の傾向と対策 (395) 「キウス・シュッタノ沢川・ニサナイ」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 道東道のキウス PA がある千歳市の地名については、アイヌ語地名の傾向と対策 (33) 「キウス・於兎牛山・穂別・富内」をご覧ください。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである…

アイヌ語地名の傾向と対策 (394) 「マコップ沢川・パンケオピラルカ沢川・茂別」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) マコップ沢川 mak-o-p奥・そこにある・もの (典拠あり、類型あり) 「穂別橋」の少し南側で鵡川に合流している東支流の名前です。「…

秋の道南・奥尻の旅 (91) 「とりあえず『北斗』を追加しました」

かつての「大野 IC」である「北斗追分 IC」をスルーして、更に西に向かいます。 このあたりは片側一車線の対面通行なのですが……うわっ! 駐車帯でも無いところにトラックが停まっていました。センターラインにはブロックが置いてありますし、大型車両が来た…

秋の道南・奥尻の旅 (90) 「昔の名前で出ています」

函館 IC から函館江差道に入りました。相変わらずのいい天気ですね。ちなみに気温は 17 ℃ とのこと。この時期(9 月下旬)だとやや暖かいくらいでしょうか? 函館江差道は追い越し車線もある快適な道路ですが、制限速度は 70 km/h とのこと(もしかしたら今…

「日本奥地紀行」を読む (63) 川島(南会津町) (1878/6/26)

引き続き 1878/6/30 付けの「第十二信」(本来は「第十五信」となる)を見ていきます。イザベラが「ずっとひどい」「まったくひどい」と評した宿で、宿の主人の息子が咳で苦しんでいるのを見かけたところから話は始まります。 病気の群衆 イザベラは見るに見…

秋の道南・奥尻の旅 (89) 「函館 IC」

七飯藤城 IC と函館 IC の間を結ぶ「函館新道」は、七飯藤城 IC から 2 km ほどは片側一車線・対面通行ですが、その後は片側二車線の高速道路ばりの道路が続きます。ただ、この日は右側の車線が単管バリケードで封鎖されていたのでご覧の有様……でした。 おさ…

秋の道南・奥尻の旅 (88) 「函館新道」

「函館新道」の七飯藤城 IC が近づいてきました。松前に向かうには「函館新道」を通ると少々遠回りだったりもするのですが、5 年前(しかも夜)に一度走っただけだったりするので、久しぶりに走ってみようか……ということで。 ずっと片側 2 車線だった国道 5 …

アイヌ語地名の傾向と対策 (393) 「ショモチレコナイ沢川・カイクマ川・チチヤップ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ショモチレコナイ沢川 {somo-ki}-re-ko-nay?{しない}・名前・持つ・沢 (? = 典拠あり、類型未確認) 鵡川の支流であるルベシベ川の、…

アイヌ語地名の傾向と対策 (392) 「ホロカンベ川・オピラクシナイ沢川・アイカップ沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ホロカンベ川 horka-an-peU ターンする・そうである・ものhorka-an-petU ターンする・そうである・川 (典拠あり、類型あり) かつて…

秋の道南・奥尻の旅 (87) 「まずは函館平野へ」

第 87 回目にしてようやく Day 4 が始まりました。時間は 9:17 ですから、過去三日間と比べるとややスロースタートと言ったところでしょうか。 Day 3 ではサボってしまいましたが、Day 4 ではちゃんとルートマップらしきものをご用意しました。いや、予めル…

秋の道南・奥尻の旅 (86) 「どこへ行くのも 500 km」

「函館大沼プリンスホテル」をチェックアウトしました。キャリーバッグ片手に駐車場に向かいます。 木立の向こうに駐車場が見えます。よーく見るといつもの車が停まっているのも見えるんですよね。 えっ、見えませんか? ほら、拡大すると…… ……(汗)。直感…

Bojan のホテル探訪~「函館大沼プリンスホテル」編(おしまい)

「函館大沼プリンスホテル」の話題も四日目となりました。そろそろまとめに入らないといけませんね。 今更ではありますが、建物は 4 階建てで地下も 1 階だけあります。客室棟は東西に分かれていて、中央部分に共用設備が並んでいると言った感じでしょうか。…

Bojan のホテル探訪~「函館大沼プリンスホテル」編(朝食編)

「函館大沼プリンスホテル」に朝がやってきました! 真っ暗になってからのチェックインだったので全然気づかなかったのですが、実はかなり眺望がイケてるんですよね。 まぁ、実のところは結露しまくりだったりするのですが(汗)。 朝食会場へ さて、朝とい…

Bojan のホテル探訪~「函館大沼プリンスホテル」編(つづき)

函館大沼プリンスホテル探訪の二日目は、恒例の水回り編です。ということで…… バス・トイレの中を見てみましょう。まずはバスタブから。 うーん、まぁ、一般的なサイズのユニットバスでしょうか。ビジネスホテルなんかだと「マジかよ……」と言いたくなるよう…

アイヌ語地名の傾向と対策 (391) 「カイカウニ沢川・イナエップ沢川・カツケン沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) カイカウニ沢川 {kay-kay}-us-i???{折って折って}・いつもする・もの(川) (??? = 典拠なし、類型未確認) 旧・穂別町の「仁和上」…

アイヌ語地名の傾向と対策 (390) 「オブスケ川・キキンニ・似湾」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) オブスケ川 o-pus-us-nay河口・破れる・いつもする・沢o-{pus-ke}(-nay)河口・{破裂する}(・沢) (典拠あり、類型あり) むかわ町の…

Bojan のホテル探訪~「函館大沼プリンスホテル」編

江差港フェリーターミナルから、国道 227 号をぴゃーっと東に走ること 1 時間 20 分ほどで、亀田郡は七飯町にある「函館大沼プリンスホテル」にやってきました。 廊下編 フロントでささっとチェックインを済ませて部屋に向かいます。 あー、この天井の低さが…

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」乗船記(江差港下船編)

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」の江差港到着が近づいてきました。ということで、そろそろ車両甲板に移動しましょう。 路線バスをご利用の方は で、移動の途中で見かけたのがこちらの掲示なのですが……。 ちなみにこのチラシ、8/23 の記事でも取…

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」乗船記(奥尻出港編)

奥尻から江差に向かうハートランドフェリー「アヴローラおくしり」に乗船しました。上階にある「一等ラウンジ」の右舷側の席に腰掛けて、ふと外を眺めてみると…… ボーディングブリッジの横に係の人がいました。いや、注目すべきはそこでは無くて…… お客さん…

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」乗船記(一等ラウンジ編)

奥尻から江差に向かうハートランドフェリー「アヴローラおくしり」の上階にある「一等ラウンジ」にやってきました。靴を脱いでスリッパに履き替えてから入室します。 ハートランドフェリーの「一等ラウンジ」と言えば、数年前に「フィルイーズ宗谷」の一等ラ…

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」乗船記(自販機編)

奥尻から江差に向かうハートランドフェリー「アヴローラおくしり」の車両甲板に車を停めました。奥の方に見えている入り口から、客室に向かいます。 「アヴローラおくしり」の船内設備などについては、以前の記事もご参照ください。ハートランドフェリー「ア…

アイヌ語地名の傾向と対策 (389) 「モイベツ川・キリカツ沢川・イクベツ沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) モイベツ川 moy-pet静かな・川 (典拠あり、類型多数) むかわ町春日のあたりで合流する、鵡川の西(北)支流の名前です。春日には国…

アイヌ語地名の傾向と対策 (388) 「珍川・イモッペ川・豊城」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 珍川(ちん──) chin(皮を)張り枠に張る (典拠あり、類型あり) 鵡川の東支流で、河口近くで合流しています。門別競馬場の北に位置…

秋の道南・奥尻の旅 (85) 「うにまるの出番」

瀬棚からやってきたハートランドフェリー「アヴローラおくしり」が奥尻に到着しました。さぁ、うにまるの出番です!ボーディングブリッジを降りてきたお客さんが、うにまるの姿を確認! さっそくカメラに収めるお客さんの姿も。 次々とお客さんがうにまるの…

「日本奥地紀行」を読む (62) 川島(南会津町) (1878/6/26)

引き続き 1878/6/30 付けの「第十二信」(本来は「第十五信」となる)を見ていきます。イザベラ一行は半ば力尽きる形で「川島」(現在の南会津町)の宿屋にたどり着きましたが…… さらにひどく イザベラは、「カヤジマ」こと川島での宿を「藤原のときよりもず…

秋の道南・奥尻の旅 (84) 「ドキュメント 3 分間」

本日の記事は、とある平日の 15:38 から 15:41 までの 3 分間のドキュメントでお届けします。「前にもあったよね」って、あ、いや、その……(汗)。 繋留作業開始! さて! なんと出港まで 30 分を切ってしまいました。瀬棚からやってきたハートランドフェリ…

秋の道南・奥尻の旅 (83) 「片道無料はじめました」

フェリーターミナル 2F の「辻おみやげ店」にて、奥尻名物「ハイシャーベット」を入手して興奮冷めやらぬ……と言った感じですが、もちろんちゃんと乗船手続きも済ませてきました。 そして、ハートランドフェリーさんですが、実はこんなキャンペーンを展開され…