2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧
測量山の山頂広場には、いかにも「測量山」という名前に相応しいスポットがありました。こちらです! ……実に地味な佇まいですが、「大切にしましょう三角点」という標柱の横に、「三角点」がありました。 「測量山の三角点」、もっと大々的に売り込んでもい…
ということで「測量山」にやってきました。この奇妙な山名は、明治 5 年に室蘭から札幌までの道路を建設するにあたり、米国人技師が測量を行うためにこの山に登ったことに由来するのだそうです。 モニュメントには日本語と英語の説明文が埋め込まれていまし…
ハルカラモイから再び道道 844 号「祝津西小路中央線」に戻ってきました。右手奥の山の上にはアンテナが山のように見えていますね。いや最初から山か(何を言っているんだ)。 測量山の麓をクネクネと走ること 3~4 分、測量山の山頂に向かう道との分岐点に…
祝津公園の駐車場に戻ってきました。次のスポットに向かうことにしましょう。 高台にある公園(の駐車場)からの坂を下る途中、真正面に白鳥大橋が見えます。 道道 844 号「祝津西小路中央線」を進みます。道道はこの先の交叉点で右に曲がりますが、曲がった…
やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ブイタウシナイ川 puy-ta-us-nayエゾノリュウキンカの根・掘る・いつもする・沢 (典拠あり、類型多数) JR 函館本線・鷲ノ巣信号場の…
やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) サックルベツ川 sak-ru-pet夏・路・川 (典拠あり、類型あり) トワルベツ川の支流の名前です。トワルベツ川と同様、下流部では著しい…
白鳥大橋を渡って、道道 699 号「室蘭港線」をドライブしていたのですが、右折した先に「祝津展望台」なるスポットがあるとのことで、行ってみることにしました。 ということで「祝津展望台」の駐車場に到着しました。平日の中途半端な時間だからか、駐車場…
1878/7/2 付けの「第十四信」(初版では「第十七信」)を見ていきます。初版の「完全版」では漆に関する話題に脱線していましたが、ようやく純粋な旅行記に戻るようです。 津川の宿屋 イザベラ一行は津川(阿賀町)に投宿しました。宿屋は混雑していたものの…
白鳥大橋を渡ります。風速 5 m、気温は 16 ℃ です(ブレた写真で申し訳ありません)。 驚いたのが、白鳥大橋が片側一車線だったことでしょうか。これだけの大きな橋なので、きっと最低でも片側二車線はあるだろう……と思っていたので、ちょっと意外な感じがし…
国道 37 号で室蘭市に入りました。地球岬、測量山、水族館、白鳥大橋、白鳥湾展望台はいずれもこのまま直進で良いようです。 前方右側にプールの飛び込み台のような建造物が見えてきました。これが「白鳥湾展望台」でしょうか。今回は残念ながらスルーの方向…
道道 981 号「上長和萩原線」の「北の湘南橋」を渡って、続くトンネルを抜けたところで「志門気川」という小さな川を渡ります。室蘭に向かうにはこの先の交叉点を右折ですね。 道道 519 号「滝之町伊達線」を南下します。今度は「気門別川」を渡ります。 「…
やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) トワルベツ川 tuwar-pet生ぬるい・川 (典拠あり、類型あり) 遊楽部川の北支流の名前です。トワルベツ川と、その更に支流となるサッ…
やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ペンケルペシュベ川 penke-ru-pes-pe川上・道・沿って下る・もの (典拠あり、類型多数) 遊楽部川の南支流の名前です。道道 42 号「…
三松正夫記念館を後にして、車に戻ります。その前にちょいと土産物を購入したりして……。ええ、「洞爺湖」と書かれた木刀を購入しました。 駐車場をテクテクと歩いて、ようやく車のところまで戻ってきました。 気がつけばもう 15:30 です。あとはフェリーに乗…
昭和新山と三松正夫記念館の話題を、あとちょっとだけ続けます。はい、ちょっとだけですから。あんたも好k(ry ということで、実物の昭和新山(の写真)の次に、こちらの模型をご覧いただきましょう。 一見、ただの模型にしか見えないのですが……いや、た…
国鉄「胆振線」の災難 「国鉄『胆振線』の災難」と題されたパネル展示がありました。国鉄胆振線は昭和新山のすぐ脇を通っていましたが、地表の隆起に伴い坂を登りきれなくなり、何度も川沿いに移設を強いられることになります。 どのような状況であったかは…
「フカバ」の謎 麦畑が隆起して「昭和新山」ができた……という話はご存じの方も多いと思いますが、畑があったということは集落もありました。戦前の陸軍図(スタンフォード大学さん本当にありがとうございます)を見ると、昭和新山の東側に相当するところに「…
「三松正夫記念館」には、もちろんあの「ミマツダイヤグラム」も展示されていました(複写かも知れませんが)。「昭和新山隆起圖」と題されたこの図は、私達が「ミマツダイヤグラム」として親しんでいる物そのものですね。 ただ、この「昭和新山隆起圖」は実…
やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ハシノスベツ川 {has-inaw}-us-pet{枝つきのイナウ(木幣)}・多くある・川 (典拠あり、類型あり) 八雲駅の南に「航空自衛隊八雲駐…
やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 山越(やまこし) yam-uk-us-nay栗・拾う・いつもする・沢 (典拠あり、類型あり) 野田生(のだおい)と八雲の間にある地名です。59 …
広大な昭和新山駐車場の隅っこのほうにひっそりと存在している「三松正夫記念館」にやってきました。これは「三松正夫像」のレプリカでしょうか? 本物は、昭和新山駐車場のバス停の近く(だったと思う)にあります。ということで本物の写真がこちらです。 ……
昭和新山に来たからには絶対見ておきたいスポットの「三松正夫記念館」を探してみたものの、場所が良くわからず……結局、駐車場の人に場所を尋ねる始末に。入り口のほうまでずーっと戻って、その先を左折すればいいんですね。 あー、確かにずーっと奥の方に「…
有珠山ロープウェイの「昭和新山駅」の建屋に繋がった形で「洞爺湖有珠山ジオパーク火山村情報館」という一角があります。 外から見るとこんな風になっています。右側の温室のような建物が、有珠山ロープウェイの「昭和新山駅」ですね。 そして、中にはこん…
「昭和新山駅」に戻るためのロープウェイがやってきました。既に先客の方々が乗り込んでいるようですね。 搬器の中(=車内)にはなにやら重りのようなものがありました。「重りのようなもの」という、そのまんま重りなんですかね。搬器の重心を下げるために…
「火口原展望台」を後にして、「有珠山頂駅」に戻ります。 途中で、赤い実が印象的な木を見かけました。 こちらです。昔は良く見かけた印象があるのですが、そう言えば名前を知りません。これは何という木だったでしょう? ほうほう。「カンボク」という名前…
やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 入沢(いりさわ) i-ru-e-san?アレ・足跡・そこから・浜へ出るi-ru-o-sar?アレ・足跡・そこにある・葭原 (? = 典拠あるが疑問点あり…
やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 苫符沢川(とまっぷさわ──) to-oma-p?沼・入る・ものto-ka-p?沼・かみて・もの? (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 上ノ国町…
1878/7/2 付けの「第十四信」(初版では「第十七信」)を見ていきます。イザベラ一行は津川(阿賀町)に到着した……と思われます。 漆の木 日本奥地紀行「普及版」ではカットされた話題が続きます。続いては「漆の木」についての話題です。 漆の木 Rhus v. は…
有珠山の「火口原展望台」の話題を続けます。小高い丘のてっぺんが丸ごと展望台になっているので、ぐるっと 360 度周りを見渡すことができます。 右の方に例の「修学旅行は時間が限られています」の立て看板が見えますが(笑)、そのずっと先に噴火湾が見えま…
階段をテクテク歩いているうちに、急に目の前が開けてきました。ここが展望台でしょうか? はい、ここが「有珠山 火口原展望台」でした。ところで、何故に創英角ポップ体なんでしょう……?(汗) 銀沼大火口 「火口原展望台」というだけあって、有珠山の火口…