Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

北海道の旅 2008/夏 (65) 「立派なビルの法則」

仙台駅前のあまりの混みようにあたふたしながら、何となく塩竃方面に向けて車を走らせます。理由は特に無いんですけど……ね。愛宕上杉通なる通りを北上すると、なんだか立派なビルが見えてきました。 駅から少し離れたところに立派なビルを建てているのは、大…

北海道の旅 2008/夏 (64) 「どこへ行くのも約 866 km (←」

財布も然る事ながら、周りからの好奇の視線が痛そうで 東北道の前沢 SA に立ち寄ったわたくし。一瞬、「旅の恥はかき捨てだ!」などと訳の分からないことを考えて、8,000 円の「前沢牛ステーキセット」にトライしようか……と思ったりもしたのですが、さぁすが…

北海道の旅 2008/夏 (63) 「またのご乗船を、心よりお待ちしております」

Day 7 は、函館港 FT からナッチャン Rera に乗船して、青森まで快適な船の旅を楽しんだ……という話は、随分前に記事にしたので省略して……と。 今月いっぱいで無期限運航休止ですので、お急ぎ下さい……。 青森のガソリン事情 青森港 FT に到着して真っ先に確認…

北海道の旅 2008/夏 (62) 「アビイ・ロードと傷害未遂(違うだろ)」

見上げてごらん 函館港フェリーターミナルに向かう道すがら、信号が赤になったので、ふと空を見上げると、函館空港にまさに着陸せんとする航空機の姿が見えました。 ちょっぴり拡大して見ましょうか。 これは……。B737……でしょうか? B737 よりも小さいように…

北海道の旅 2008/夏 (61) 「險形者、我先居之、必居高陽以待敵」

うわ、時間が無い……。 土地が無い! えーと、「戸井線」は、なんで微妙に高いところを走るルートを選んだか、という話をしようと思っていたのでした。昨日のポストで、「建設が面倒くさい」というのを理由の一つに挙げていましたが、もしかするとこれは勘違…

北海道の旅 2008/夏 (60) 「北海道のアーチ橋をひたすら巡る旅」

国道 278 号をひたすら(かつての)戸井町の中心部に向けて進みます。汐首岬のあたりに来ると……見えてきました。 そうそう、これですよ。大正から昭和の初期にかけて、できるだけ金属類を使用せずに鉄道を敷設しようとして、あちらこちらで見られたアーチ橋…

北海道の旅 2008/夏 (59) 「一段と上の道は途中で行き止まりだった」

ベレンコの里 函館空港の近所にやってきました。このあたりの区間は、再び車道に転用されていますが、やはりと言うべきか、ほとんど車が走っているのを見かけません。 わかるような、わからないようなですが、少し登り勾配加減に見えます。さて、地図を見て…

北海道の旅 2008/夏 (58) 「道道本通富岡線」

懲りずに続けます。コリン・マシューズ 函館市と亀田郡戸井村(当時)を結ぶはずだった「戸井線の跡地を尋ねて」第 2 回です(いつの間に連載になったのやら)。ちょうど昨日の地図で示した部分は、地図上で見るといちぶは「道路」として扱われていますが、…

北海道の旅 2008/夏 (57) 「100 万ドルの夜景は今……」

Day 6 は函館がゴールでした。「100 万ドルの夜景」も、しっかりと堪能してきました。うん、確かに綺麗な夜景でしたよ。 ドル安傾向も止まりませんね……(←そういう話か)。 幻の「戸井線」とは Day 7 は、かの「戸井線」の跡を見に行きます。別に観光地でも…

北海道の旅 2008/夏 (56) 「ハンバーグとハンバーガーの微妙な関係」

それはスペシャルなステージでした 美利河ダムからは、もと来た道をそのまままっすぐ国縫 IC まで戻りました。国縫 IC から八雲 IC までは、Day 6 最後のスペシャルステージです(単に「高速道路」なだけ)。国縫 IC から八雲 IC までは、僅か 1 区間ではあ…

北海道の旅 2008/夏 (55) 「前方羊蹄山は無かった」

「支庁」コンプリートコレクション 日本の 47 都道府県を諳んずることはできても、北海道の全支庁を諳んずることができる人は、そうはいないと思うのですが、いかがでしょうか(誰に聞いているんだか)。試しにやってみましょう……。宗谷支庁、上川支庁、北見…

北海道の旅 2008/夏 (54) 「ロックの塊 ─美利河ダム─」

しりべしとしべつがわっ 美利河ダムは「後志利別川」のダムです。「しりべし・としべつ・がわ」と読むのですが、これ、意外と難読ですよね。陸別から足寄のあたりを流れる「利別川」と区別するために、後志支庁の名前をかぶせているようです。 「利別(川)…

北海道の旅 2008/夏 (53) 「不適切な関係……じゃなくて地形 ─美利河ダム─」

お呼びでない? 国縫(くんぬい)IC から美利河(ぴりか)ダムまでは、距離にして 11 km 程度。Day 6 全体の行程(約 550 km)から見れば、誤差程度の距離です。17:30 頃にはダムに隣接する資料館に着くことができました。 中に入ると、派手派手しい警告音が…

北海道の旅 2008/夏 (52) 「Drivers, read the atmosphere !」

SonicStage V がクソ重いのに頭を抱えていたのですが、PACSPTISVR なるサービスをばっさり無効にしたところ、随分と動きが軽くなりました。今のところはとっても快調です。 ただ、SonicStage V を起動する前に PACSPTISVR サービスを起動しておかないと、曲…

北海道の旅 2008/夏 (51) 「ここでは出られません ~Do not enter~」

There's no time to lose ! シューパロ湖にて夕張の未来に思いを馳せつつ、足早に立ち去ります。何せこれから函館まで行かねばなりません。函館までは、あと 358 km、少なく見積もっても 5 時間はかかる計算になります。時間は 15 時近く。もたもたしている…

北海道の旅 2008/夏 (50) 「ダムに沈むダム(『没ダム宣言』とか)」

副作用と絶賛格闘中の Bojan さんです今晩は。 斯くして Estimated Arrival Time は遅延した 「夕張に来たからには」シリーズ第 2 弾、ということで、さらに足を伸ばして大夕張(おおゆうばり)ダムを見に行くことにしました。駐車場に車を止めて、ダム湖(…

北海道の旅 2008/夏 (49) 「レースっぽいホテル」

JR 夕張駅前には、こんな巨大なホテルがあります。 Hotel Mount Racey とのこと。「一体どこの外資系ホテルを誘致したんだろ」とか、「いくらなんでも(かつての)炭鉱町に、このサイズのホテルはどーよ」と思ったのですが、どっちもかなり勘違いのようで………

北海道の旅 2008/夏 (48) 「泡沫の中に『輝く・夕張・新時代』を見た」

日高町の巨大な飛び地 日勝峠を越え、国道 274 号線を西へと進むと、日高町の中心地にやってきます。ただ、厳密には「かつての日高町の中心地」と呼ぶのが正しいようです(かつて、国鉄富内線の終着駅「日高町駅」があったところ、です)。ちなみに、市町村…

北海道の旅 2008/夏 (47) 「補給は計画的に(シェクターさんへ)」

持病の喘息が絶賛悪化中で、咳のし過ぎで頭が痛くて堪りません……。原稿が終わったら病院へ行くぞっと。 などと宣言してみるテスト。 ヒジョーにマンゾク! さて。Day 5 の朝方に、釧路市内でガソリンを補給してから丸一日とちょいが過ぎました。まだまだいけ…

北海道の旅 2008/夏 (46) 「壮大なる実験の跡」

さてさて。新得町の「そばの館」にて「ざるそば」を食したことは、昨日の記事で触れた通りです。この「そばの館」、駐車場の脇になにやら曰くありげな、遊歩道のようなところがあったので、ちょいと足を運んでみました。 ははは(笑)。なんだかおかしなもの(…

北海道の旅 2008/夏 (45) 「『そばの館』にて八割そばを食す」

狩勝峠を往く 懲りずに小旅行から還ってきました。あ、いや、帰ってきました。ま、その内容はぉぃぉぃと。えーと、道東自動車道を西に向かって、占冠村はトマム IC を流出した、というところまで書きましたね。その後、JR 根室本線の落合駅方面に向かい、国…

「静かで平和な川の上流」は実在するのか?

ひっさびさに写真ゼロ、ちょっぴり高度な?本文で勝負です! 「静かで平和な川の上流」は存在したか? 占冠(しむかっぷ)村の語源は「シモカプ」(静かで平和な川の上流)である、と紹介されていることが良くあります。他ならぬ世界の Wikipedia もそうです…

北海道の旅 2008/夏 (44) 「錯綜する道程(高村さんは無関係です)」

Day 6 のルートは、帯広周辺で錯綜していますが、拡大するとこんな感じです。 えーと、つまりですね。帯広から札幌方面に抜けるメインルートを、全部通ってやろう、ということですね。道東自動車道のトマムルート(最も新しい)、国道 38 号の狩勝峠ルート(…

北海道の旅 2008/夏 (43) 「旅の終わりはいつも 19 時半」

糠平駅跡の「上士幌町鉄道資料館」を出たのが 18:15 頃、すっかり暗くなった中、国道 273 号・国道 241 号を帯広に向かいました。今日の宿はホテル日航ノースランド帯広。帯広駅前のホテルです。結局ホテルに着いたのが 19:30 頃。なんだかんだと言いながら…

北海道の旅 2008/夏 (42) 「ひがし大雪高原鉄道って?」

Ford Focus RS だったら良かったのにな♪ 月初ですが、手抜き進行は続きます(←タウシュベツ橋梁前(?)の駐車場(??)から国道 273 号までは、4 km のダート路をそのまま戻るだけ……です。約 16 分かけて戻りました。時速 15 km といったところですね(笑)…