Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

東京都

寝台特急「サンライズ出雲」乗車記 (2) 「グラマラスな『サンライズ』」

出発の 25 分ほど前に、「サンライズ出雲」の車輌が 9 番線に入線してきました。臙脂色とクリーム色のツートンに挟まれるように金色の帯が入った独特のカラーリングです。JR 西日本っぽい……と言えば確かにそうなのかも。 カラーリングには統一感がありますが…

寝台特急「サンライズ出雲」乗車記 (1) 「一枚のチケット」

今を去ること三年ほど前のある冬の日。手元には何故か一枚のチケットが……(買ったんだよね)。かねてから一度乗ってみたいと思っていた寝台特急「サンライズ出雲」のチケットです。あ、これ、乗車券は別に発券されてましたね(汗)。 「サンライズ出雲」は東…

春の東北小旅行 2015 (125)「神奈川県にある『東京料金所』」

その長さ 18 km 以上という、道路トンネルとしては日本一長い「山手トンネル」を走破して大井 JCT. から湾岸線で横浜へ……というルートを考えていたのですが、湾岸線・東海 JCT. のあたりから「海ほたる渋滞」との情報を見かけてあっさり方針を転換、回って回…

春の東北小旅行 2015 (124)「大橋 JCT. 高低差約 71 m」

首都高速中央環状線(C2)の大橋 JCT. と大井 JCT. の間が 2015 年 3 月に開通したということで、一度走ってみようと山手トンネルを南下していたのですが…… えーと、木更津 JCT. から東海 JCT. の間が 20 km ほど渋滞しているとのこと。東海 JCT. と言えば大…

春の東北小旅行 2015 (123)「山手トンネル 18100 m」

板橋 JCT. から熊野町 JCT. の間の車線変更にヒヤヒヤしながら、無事 C2 中央環状線の山手トンネル区間に入りました。 C2 中央環状線は、有楽町線・要町駅の近くを緩やかに左にカーブしながら地下へと降りてゆきます。 カーブが終わりに差し掛かったところに…

春の東北小旅行 2015 (122)「一番左の車線から一番右の車線へ」

一面の市街地の中、良くぞスペースを捻り出した!と言いたくなる、首都高中央環状線(C2)の王子区間を板橋 JCT. に向って走ります。首都高中央環状線は、王子駅前の飛鳥山公園の地下を「飛鳥山トンネル」で潜り抜ける構造のようです。 飛鳥山トンネルは、途…

春の東北小旅行 2015 (121)「C2 中央環状線をゆく」

「C2」こと、首都高速中央環状線の千住大橋入り口の料金所が見えてきました。都市高速ですから前払いの筈ですが、ETC なので細かいことは気にせずいきましょう。左が ETC 専用ゲート、右が ETC/一般の兼用ゲートです。 素直に ETC 専用ゲートを通過して…… C2…

春の東北小旅行 2015 (120)「千住新橋入口へ」

国道 4 号をひたすら南下します。ついに「新 4 号」でも「草加バイパス」でも無くなったのですが、この「昔ながらの国道 4 号」は、一体どのように呼べばいいのでしょう……? あ、そうか。よく考えたらこのあたりの国道 4 号は「五街道」のひとつ、「日光街道…

江差線日帰りの旅(終)「上野駅 22:58」

「江差線日帰り」という突発ネタ旅の最後を締めくくるべく、新青森から「はやぶさ 20 号」で東京に向かいます。座席は今回もグランクラスをチョイスしてみました。 夕食の「グランクラス和軽食 -東京編-」を平らげ……じゃなくて美味しく頂いたあとは、食後…

江差線日帰りの旅「浮間舟渡付近 6:46」

題名は適当です(ぉぃ)。埼京線じゃないんですから、ねぇ。ということで、新青森行きの「はやぶさ 1 号」は、定刻通り 6:32 に東京駅を出発しました。 そう言えば、「ていぱーく」の建物ってどうなったんでしたっけね……。 変わった形の窓枠だなぁ~と思った…

江差線日帰りの旅「東京駅 6:21」

新青森行き(当時)の「はやぶさ 1 号」は、東京駅を 6:32 に出発します。グランクラスのシートとシートの間には、こんなものが置かれていました。 中を開けてみると……(うわ、画質悪っ) 車内でのサービスの案内でした。「軽食」「アルコール」「おつまみ・…

江差線日帰りの旅「東京駅 6:07」

珍しく題名を先に決めたんですが、江頭っぽいですよねこれ。 6:07 東京駅 今を去ること 4 年近く前の 6 月のことです。朝 6 時過ぎの東京駅は閑散としていました。 東北新幹線の改札を通って、20 番線にやってきました。 10 号車の乗車位置で列車の到着を待…

寝台特急「あけぼの」乗車記 (3) 「入線完了」

バックで入線開始 20 時 57 分。ようやく「あけぼの」が入線してきました。 上野駅の地上ホームは、東京方が行き止まりになっている構造なので、機関車が青森方に連結された状態で、後進(バック)状態で入線します(こうすることで、車両基地から上野駅まで…

寝台特急「あけぼの」乗車記 (2) 「列車がまいります」

荷物ホーム 上野駅・地平 13 番ホームを歩いてゆくと、車止めが見えてきました。万一列車が止まりきれなかった場合に、この車止めがクッションになるようにできているのでしょうね。どの程度の効果があるのかはわかりませんが、おそらく「無いよりはマシ」と…

寝台特急「あけぼの」乗車記 (1) 「上野駅 13 番ホーム」

寝台特急「あけぼの」乗車記 えー、年末年始モードということで、「北海道(道東)の旅 2013/春」などのレギュラーネタをしばらくお休みさせて頂いて、代わりに「寝台特急『あけぼの』乗車記」をお届けしようかな、と思います。ドゾヨロシク。ご存じの通り、…

会津鉄道の旅(その1)

「只見日帰りの旅」に味をしめて、またしても日帰り旅に出てしまいました(昨年 3 月末の話です)。だいだい 10 回くらいで終わると思います。 浅草から 旅の始まりは朝の東武浅草駅から。お目当ての列車の発車 10 分ほど前にホームに向かったのですが…… あ…

春の只見線 (1) 「上野」

秩父鉄道に続き、今度は昨年 3 月に訪れた只見線の話題をお送りします。 きそちしき 只見線……と言っても「それどこだっけ?」という方も少なくないと思いますので、軽くおさらいを。 只見線(ただみせん)は、福島県会津若松市の会津若松駅から新潟県魚沼市…

秩父鉄道の旅(その1)

そろそろ北海道以外のネタも……ということで。ふらーっと日帰りで行ってきた秩父への旅の話題を綴ってみます。例によってちょっと古めです(確か 2012 年の秋)。 秩父へはレッドアローで まずは西武池袋駅へと向かいます。 西武池袋から西武秩父までは、「特…

「日本奥地紀行」を読む (32) 東京~春日部 (1878/6/10)

引き続き、1878/6/10 付けの「第六信」(本来は「第九信」)を見ていきます。 稲作 イザベラ一行は、やがて街道筋を離れ、農村部にやってきます。 何百人という男女の姿も、膝まで泥につかっていた。というのは、この関東平野は主として大きな水田地帯からな…

「日本奥地紀行」を読む (31) 東京~春日部 (1878/6/10)

引き続き、1878/6/10 付けの「第六信」(本来は「第九信」)を見ていきます。 旅券 イザベラは、日本の奥地を旅するにあたって、英国公使ハリー・パークスから「事実上は無制限ともいうべき旅券」を入手した、と記しています。「普通の片道切符」ではなく「…

「日本奥地紀行」を読む (30) 東京 (1878/6/10)

それでは、今日からは 1878/6/10 付けの「第六信」(本来は「第九信」)を見ていきます。ようやく奥地への旅がスタートします。 心配 浅草観光を楽しんだイザベラですが、早くも翌日には本格的な「奥地紀行」をスタートさせます。 日付を見ればわかるように…

「日本奥地紀行」を読む (29) 東京 (1878/6/9)

それでは、今日も引き続き 1878/6/9 付けの「第五信」(本来は「第八信」)を見ていきます。本来はイザベラの奥地紀行のルートなどを検証したいなぁと思って始めたのですが、未だに旅のスタートにすら辿り着いていない始末。おそらく次からは、イザベラの旅…

「日本奥地紀行」を読む (28) 東京 (1878/6/9)

それでは、今日も引き続き 1878/6/9 付けの「第五信」(本来は「第八信」)を見てみましょう。 仁王[浅草寺の開基] 浅草寺の本堂にやってきたイザベラは、本堂の中でさまざまな奉納物を目にします。 壁や大円柱にはあらゆる種類の奉納物がかけてある。その…

「日本奥地紀行」を読む (27) 東京 (1878/6/9)

気がつけば、一年以上のご無沙汰となってしまいました。このままだと一生終わらないので、少しずつ再開したいと思います。1878/6/9 付けの「第五信」(本来は「第八信」)からです。 人力車の旅 イザベラの浅草見物の話が続きます。 チェンバレン氏と私は人…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (1) 「ある晴れた夏の日のこと」

ある晴れた夏の日のこと ある晴れた夏の日のこと(あれ?)。都内某所から茨城方面に車を走らせ始めたのでした。ご覧の通りの良い天気、です。 この日のゴールは茨城県の大洗です。いえ、決して「ガールズ&パンツァー」の聖地巡礼をしよう、なんてことでは…

「日本奥地紀行」を読む (26) 東京 (1878/6/9)

さて。「日本奥地紀行」初版では、横浜でのイザベラさんの求人模様を中心に展開された「第四信」(本来は「第六信」)の次に「第七信」があったのですが、「普及版」ではバッサリとカットされています。 ちなみに、カットされた「第七信」の内容は次の通りで…

Bojan のホテル探訪~「グランドプリンスホテル赤坂」編(おしまい)

その日の(いつだ)夜の話です。 3 階のカフェレストランで夕食を頂いていたのですが、後ろの方からやたらと「俺様はエライんだぞ」という態度が出まくりのおじさんが、なにやら語っていました。耳を塞ぐわけにも行かず、仕方なしに話の内容を耳に入れていた…

Bojan のホテル探訪~「グランドプリンスホテル赤坂」編(まだ続くよ)

四回目(まだやるのか)の今日は、恒例の水回り編です。 まずは洗面所から まずは、洗面所を見てみましょう。 小さいながらも、機能的にまとまっています。 各種アメニティグッズは棚の中に。 比較的新しいホテル……例えば、お台場のホテル日航やホテル・グラ…

Bojan のホテル探訪~「グランドプリンスホテル赤坂」編(更につづき)

このツインルームのチャームポイントとも言えるコーナーソファーですが、これはまさしく部屋のコーナーに作られています。そのため、部屋から二方向の眺望が楽しめるようになっています。 要するに、この部屋は「角部屋」なのですが、この「新館」は、「全室…

Bojan のホテル探訪~「グランドプリンスホテル赤坂」編(つづき)

引き続き、グランドプリンスホテル赤坂の話題です。今回も、例によってツインの部屋を選びました。 ベッドはきわめてオーソドックスなものです。ベッドに「よじ登る」ような必要はありません。 フルフラットへのこだわり ミニバーはこちら。 化粧台などと同…