Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アイヌ語地名の傾向と対策 (293) 「ニセイケショマップ川・イトムカ・ルベシナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ニセイケショマップ川 nisey-kes-oma-p?断崖・下・そこにある・もの (? = 典拠未確認、類型多数) 北見市留辺蘂町の西部を流れる無加…

日本最長路線バスの旅 (16) 「さらば、昴よ」

八木新宮線の路線バスは、十津川バスセンターでの 10 分休憩を終えて、新宮駅に向かって走り始めました! さぁ、終点の新宮駅までは…… まだ「約 2 時間」という、ざっくりとした表示でした(汗)。まだまだ先は長いですねぇ……。 出発は U ターンで さて。バ…

日本最長路線バスの旅 (15) 「十津川バスセンター」

八木新宮線の路線バスは、十津川村の「十津川バスセンター」で 10 分間の休憩に入りました。このアングルで見ると、どう見てもスイッチバック構造ですよね。 地方における公共交通のあり方 ちなみに、バス停の名前は「十津川温泉」です。 そして、バス停であ…

日本最長路線バスの旅 (14) 「スイッチバック!?」

八木新宮線の路線バスは、災害のため(なのだそうです)高滝口バス停経由の旧道ではなく、今戸トンネルを経由して十津川村折立にやってきました。だがしかし!バスは、折立のバイパス終点から新宮に向かうのではく、なんと逆に北に向かい始めました。実は、…

日本最長路線バスの旅 (13) 「旧道をゆく!」

十津川村役場を出発した八木新宮線の路線バスは、国道 168 号線の旧道をゆきます。途中で小型のバスとすれ違いましたが、これが村営バスなんでしょうか? 行き先に「瀞八丁」と出ていたのですが、http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/contents/139565134454…

日本最長路線バスの旅 (12) 「十津川村役場」

八木新宮線の路線バスは、十津川村風屋の「風屋ダム」の近くにやってきました。エメラルドグリーンのダム湖が美しいですね。 郵便局がありました。風屋の集落はダム湖のほとりにあります。ダムが建設された時に集団移転したのでしょうね。南向きの風光明媚な…

アイヌ語地名の傾向と対策 (292) 「ケショマップ川・ケナシベツ川・パオマナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ケショマップ川 nupuri-kes-oma-p?山・下・そこにある・もの (? = 典拠未確認、類型多数) 北見市留辺蘂町滝の湯から少し西に行った…

アイヌ語地名の傾向と対策 (291) 「士気連別川・塩別川・枇杷牛沢」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 士気連別川(しけれべつ──?) sikerpe-un-petキハダの実・ある・川 (典拠あり、類型あり) 無加川の支流で、北見市留辺蘂町温根別の…

日本最長路線バスの旅 (11) 「ニホンザル!」

八木新宮線の路線バスは、上野地バス停でお昼の 20 分休憩に入っていました。ちょっと早めにバスに戻ったところ…… 見事にもぬけの殻、でした。まるで観光バスのような整然とした車内ですが、 路線バスですから、もちろん「とまります」ボタンも用意されてい…

日本最長路線バスの旅 (10) 「二度目の休憩中」

八木新宮線は十津川村の上野地バス停で 20 分の休憩に入りました。ということで、休憩の間に谷瀬の吊り橋を見に行きました。 ただ、橋を歩いて往復するにはちょいと時間に余裕がありません(急げば不可能でも無いのでしょうが)。何よりも路線バスの運行の妨…

日本最長路線バスの旅 (9) 「谷瀬の吊り橋」

八木新宮線の路線バスは、十津川村上野地(うえのじ)で 20 分の休憩に入りました。上野地は「谷瀬の吊り橋」の最寄りバス停でもあります。 上野地集落の中の道はセンターラインすら無いような狭い道ですが、上野地郵便局の横にバスを停めるためのスペースが…

日本最長路線バスの旅 (8) 「上野地に到着」

八木新宮線の路線バスは、大塔町宇井の「大塔温泉夢乃湯」バス停のあたりで、新宮駅からやってきた八木新宮線の路線バスとすれ違います。珍しく完璧なタイミングで写真を撮ることができました。 朝の 7:46 に発車した第 2 便のようですね(どうでもいいこと…

日本最長路線バスの旅 (7) 「大塔温泉夢乃湯」

八木新宮線の路線バスは、旧・大塔村を南へと進みます。次のバス停は「閉君」ですが、なんともミステリアスな感じがする地名の一つ(だと個人的に思っている)ですね。 そもそも「大塔」という地名自体が、後醍醐天皇の皇子にして、その豪勇ぶりで知られた「…

アイヌ語地名の傾向と対策 (290) 「ケトナイ川・無加川・温根湯」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ケトナイ川 ket-un-nay獣皮を張って乾かす枠・ある・沢 (典拠あり、類型あり) 訓子府町南部から北東に流れる川の名前です。ケトナイ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (289) 「訓子府・オロムシ川・シルコマンベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 訓子府(くんねっぷ) kunne-p黒い・もの (典拠あり、類型あり) 北見市の南西隣に位置する町の名前です。かつては国鉄池北線、そし…

日本最長路線バスの旅 (6) 「行き止まりでも見捨てない」

八木新宮線のバスは、猿谷ダムのダム湖に沿って走ります。 国道 168 号線は、奈良県五條市と和歌山県新宮市をほぼ一直線に結ぶ(ちょっと言い過ぎ)幹線道路であるため、潜在的な需要はある筈なのですが、いかんせん整備が追いついていないのも事実です。と…

日本最長路線バスの旅 (5) 「阪本駅の謎」

国道 168 号線の「新天辻トンネル」を抜けて、かつての大塔村にやってきました(今は五條市)。トンネルを抜けた後はとても眺めの良い尾根の上を進むのですが、そんな絶景ポイントに「道の駅」があります。 ここには、元々は天文台のある宿泊施設があり、道…

日本最長路線バスの旅 (4) 「国鉄五新線」

八木新宮線の路線バスは JR 和歌山線の五條駅前にやってきました。何とも地味な建物ですが、これはこれで味わい深くていいですよね。五條駅からも、何人かお客さんが乗車してきました。 南朝ゆかりの地 JR 五條駅を出発して、吉野川を渡ると、程なく左手から…

日本最長路線バスの旅 (3) 「休憩、終了!」

八木新宮線の路線バスは、現在「五條バスセンター」で休憩中です。 発車まではもう少し時間がありますが、そろそろ車内に戻ることにしましょう(指定席では無いので、早めに戻って同じ席を確保しておこうという目論見もありました)。 「おりば専用」だけど …

「日本奥地紀行」を読む (50) 日光 (1878/6/23)

引き続き、1878/6/23 付けの「第十信」(本来は「第十三信」となる)を見ていきましょう。 金谷 イザベラは奥地紀行のベースキャンプとして、日光は入町村にある「金谷家」に逗留していました。「金谷家」は現在の「ホテル金谷」の前身でもありますね。そし…

アイヌ語地名の傾向と対策 (288) 「オンネシルクタウシナイ川・キトタウシナイ川・サラキシエナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) オンネシルクタウシナイ川 sunku(-ta)-us-nay?エゾマツ(・切る)・いつもする・沢 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 北見市端…

アイヌ語地名の傾向と対策 (287) 「トペンピラウシナイ川・キナチャウシナイ川・忠志」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) トペンピラウシナイ川 topempira-us-nayツバメ・いる・沢 (典拠あり、類型あり) 道道 104 号に沿って南西に流れ、北見市端野町緋牛…

日本最長路線バスの旅 (2) 「五條バスセンター」

八木新宮線の路線バスは、橿原市の大和八木駅を出発してから、大和高田市の高田市駅、葛城市の忍海(おしみ)駅、御所(ごせ)市の近鉄御所駅などに停車しながら、奈良県五條市の五條バスセンターに向かっていました。 40/167 実は、八木駅(南口)のバス停…

日本最長路線バスの旅 (1) 「大和八木駅にて」

奈良交通が運行する路線バス「八木新宮線」は、奈良県橿原市の「大和八木駅」と和歌山県新宮市の「新宮駅」間の 166.9 km を約 6 時間 30 分かけて走破する、「日本最長の路線バス」として知られています。一度は乗ってみたいこの路線バス、実は関西から日帰…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 二度目の乗船記(夕食編)

グリルでお昼ごはんを頂いて、とりあえず部屋に戻ってきました。 まだ 13 時になっていないですね。ということで…… 海の上なので受信状況は結構厳しい筈なのですが、地デジの電波もそれなりに入ります。もちろん切れることもしょっちゅうですが……。 午後はの…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 二度目の乗船記(昼食編)

新日本海フェリー「はまなす」は順調に敦賀に向かって南下しています。お昼になりましたので、予約票片手にグリル "Cosmos" に向かいましょう。 昼食もグリル "Cosmos" へ 朝と同じ席に案内されました。グリルは予約制なので、待たされることはありません(…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 二度目の乗船記(朝食編)

朝を迎えました。秋田沖の日本海には雲が立ち込めていてどんよりとした感じです。海も心なしか波が高いように見えますね。 グリル "Cosmos" へ ということで、朝食の時間となりました。予約票を片手にグリル "Cosmos" に向かいましょう。 グリル "Cosmos" は…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 二度目の乗船記(お風呂編)

新日本海フェリーのスイートルームと言えば……何と言ってもお風呂場です(!)。新造船の「すずらん」「すいせん」には「ジュニアスイートルーム」という、格安なスイートルームが新設されたのですが、従来のスイートルームと比べて「お風呂場」が「デラック…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 二度目の乗船記(お部屋編)

新日本海フェリー「はまなす」のスイートルーム "Scorpio" の話題を続けます。 部屋によるインテリアの違い 「あかしあ」と「はまなす」にはスイートルームが 4 室あるのですが(新型「すずらん」「すいせん」にはスイートルームが 2 室と、ジュニアスイート…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 二度目の乗船記

えーっと……。題名が非常に残念なことになっていますが、つまりこれはですね……。そう、フェリーに乗ったら以前にも乗船したことのある船で(これは良くある)、しかも偶々同じ部屋が当たってしまった(!!!)というオチだったのですね。ただ、それも「何た…