Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

ラスベガスの旅 2011/夏

ラスベガスの旅 2011/夏 最終回 「最後まで慌ただしく」

JL 61 便は遅れて出発 ロサンゼルス発成田行きの JL 61 便は、本来は 13:30(現地時間)出発なのですが、機体の到着が遅れたことが原因で…… 搭乗できたのは 15 時を過ぎていました。1 時間 30 分ほど遅れて出発したことになりますね。 まずは機内食から さて…

ラスベガスの旅 2011/夏 #85 「がんばろう日航」

まさかの 1 時間ディレイ ロサンゼルス国際空港の構造を良く理解していなかったせいで、ぐるっとシャトルバスで「ターミナル一周ツアー」をする羽目になったのですが、やっとの思いで Tom Bradley International Terminal に到着したのが 12:35、JL 61 便の…

ラスベガスの旅 2011/夏 #84 「LAX でついに迷子に?」

とにかくでかい LAX LAX ことスーパーリッチ……じゃなくて、ロサンゼルス国際空港には、なんと旅客ターミナルが 9 つもあります。日本だと、羽田や成田に複数のターミナルビルがありますが(あ、関空もか)、LAX の場合はそれどころでは無いわけで……。まぁ、…

ラスベガスの旅 2011/夏 #83 「さよならネバダ」

クラス「A」? 国内線のファーストクラスは思った以上に「地味」だったのですが、 それでも、着席するとコーヒーが出てきたりします。 アメリカン航空は JAL と同じく oneworld 加盟、ということで…… ありがたいことに砂糖には日本語が。 さよならネバダ さ…

ラスベガスの旅 2011/夏 #82 「ファーストクラスだけど」

$45 でアップグレードしてみた シャトルリムジンに揺られること 20 分ほどで、ラスベガスはマッカラン国際空港にやってきました。残念ながら成田行きの直行便は無いっぽいので、まずはロサンゼルスまでの便の搭乗手続きからです。 AA(アメリカン航空)のカ…

ラスベガスの旅 2011/夏 #81 「空港へ」

旅立ちの時 The Venetian/Palazzo での快適な滞在も一週間近くとなり…… ようやく、日本に戻る日がやってきました。 Palazzo を出たけれど まずはチェックアウトを済ませて……。来た時は The Venetian のレセプションでチェックインしたので、随分と歩く羽目に…

ラスベガスの旅 2011/夏 #80 「ラスベガス例会?に潜入!」

イギリス発祥のとある親睦団体 そもそも、何のためにラスベガスのダウンタウンまでわざわざやってきたのか、という所から書かないといけないような気がしてきました。えー、ご存じの方はよーくご存じなのですが、実は個人的にとある親睦団体(フリーメーソン…

ラスベガスの旅 2011/夏 #79 「お寿司のイメージを覆す画期的なロゴデザイン」

早く着いたので 次のアポイントは 18 時だったのですが、バスの所要時間が読めなかったので、結果的に少々早めに着いてしまいました。あと 30 分ほど時間があります。 ということで、まずは場所の確認から。お店は West Charleston Blvd と South Jones Blvd…

ラスベガスの旅 2011/夏 #78 「ブルーマン、うっかり緑に」

南ネバダ地域交通委員会? ラスベガスの市内には、RTC というロゴのついたバスがたくさん走っているのですが、こちら、正確には Regional Transportation Commision of Southern Nevada という名称で、日本語にすると「南ネバダ地域交通委員会」といった感じ…

ラスベガスの旅 2011/夏 #77 「小休止の後、移動開始!」

走る Rod Stewart この日は夕方に人と会う予定があったのですが、中途半端に時間があったので、一旦ホテルに戻って軽く休憩を取ることにしました(前にも書いてましたね)。というわけで…… Rod Stewart が走ってました。いや、全くどうでもいいですね(汗)…

ラスベガスの旅 2011/夏 #76 「二階建ての市営バス」

二階建ての市営バス South Maryland Pkwy を南に戻って、TARGET の近くのバス停にやってきました。程なくバスがやってきたのですが…… やってきたのは、先ほども見かけた二階建てのバスでした。ちょっとラッキーな気分です。 Salida de Emergencia 支払いの方…

ラスベガスの旅 2011/夏 #75 「突然の『大阪』」

風情の無さを嘆くのでは無く TARGET の店内を少し冷やかしてから、今度は South Maryland Pkwy を北上してみます。 川があったのですが、 ご覧の通り、全面コンクリートの川です。ここは風情の無さを嘆くところではなく、このようにしないと川の水が地下に潜…

ラスベガスの旅 2011/夏 #74 「まるで太陽電池のような太陽電池」

ラスベガスはバスで持つ 「核実験博物館」を出て、再び East Flamingo Rd に出てきました。 何やらちょっと格好良いバスが止まっていますね。ラスベガスにはモノレールはあるものの、公共交通機関としては、ほぼバスの独擅場(どくせんじょう)のようです。 …

ラスベガスの旅 2011/夏 #73 「親子二代で夢の大ジャンプ」

親子二代で夢の大ジャンプ さて、気が重くなる話題に 2 週間以上お付き合いいただきましたが、ようやく今日で一段落……です。最後は明るい話題で。 これも Building Atomic Vegas に展示されていたのですが、はい、どこから見てもオフロードバイクです。よー…

ラスベガスの旅 2011/夏 #72 「でかっ!」

でかっ! さて、Building Atomic Vegas の展示もあと少し!というところまでやってきました。 次に出てきたのが、巨大な爆弾と、何やら疑問を抱いている人々の姿です。 手前の女性が何を思っていたかと言うと…… ネバダ実験場における「反核運動」についてで…

ラスベガスの旅 2011/夏 #71 「Si vis pacem, para bellum」

1970 年代……? ネバダでの核実験とラスベガスの歴史を時系列で追っている Building Atomic Vegas を見ています。1950s、1960s と見てきて次は 1970s なのですが…… あれ? なにやら展示の雰囲気がコロっと変わりましたね。どうしたことでしょう。 1970 年代と…

ラスベガスの旅 2011/夏 #70 「Building Atomic Vegas」

Building Atomic Vegas 「核実験博物館」にて、お堅い内容の展示を一通り見てきたわけですが、この建物にはもう一つ「展示コーナー」がありました。 というわけで、はじまりはじまり……。 http://www.nationalatomictestingmuseum.org/exhibit-past.aspx によ…

ラスベガスの旅 2011/夏 #69 「崩されたもの」

崩されたもの Today and Tomorrow と題された展示の続きを見てみます。 今度は、懐かしい破片が出てきました。こちらは崩されたことを皆で祝福したもの……ですね。「ベルリンの壁」の破片のようです。崩されて喜ばれたものと、崩されたことで激しい怒りを駆り…

ラスベガスの旅 2011/夏 #68 「鋼鉄の I ビーム」

今日そして明日 さてさて……。Innovators そして Discovery and Innovation の次は…… Today and Tomorrow と来ました。歴史を振り返っているのに姿勢が前向きなのは素晴らしいですね。さすがアメリカと言うべきか。 このコーナーは ご覧のスポンサーの提供で…

ラスベガスの旅 2011/夏 #67 「画面の左下が気になる」

現実は SF より奇なり? 地下核実験の結果や効果をリサーチするための仕組みの「過去」と「現在」を紹介しているパネルがありました。 「過去」のほうはさておき、「現在」のほうが何やら凄い感じですね。まるで SF 映画に出てきそうな……。 どの区画で何を測…

ラスベガスの旅 2011/夏 #66 「魅惑の 19 インチラック」

魅惑の 19 インチラック さて、今度は何やら 19 インチラックが見えてきました。 その配線の数たるや、眩暈を起こしそうですね(笑)。これは一体何なんでしょう? The Pinhole Neutron Experiment その前に……ラックの左に展示されている、いかにも「実験装置…

ラスベガスの旅 2011/夏 #65 「ОПИСАНИЕ И ПОРЯДОК ПОЛЬЗОВАНИЯ」

先行者……じゃなくて革新者 引き続き、ネバダ州はラスベガス市内にある「核実験博物館」の話題です。まずは…… Innovators (革新者)と題されたコーナーを見ていきましょう。 これは……何でしょう。左の方には、なにやらロシア語で書かれた書物が展示してあり…

ラスベガスの旅 2011/夏 #64 「歴史的なあれこれ」

地質学的な歴史 さてさて、次は Geologic History of the Nevada Test Site という展示から。地質学的な歴史……ですね。 これまた、何やら懐かしそうな機材が一杯並んでいますね。 次は、ネバダ核実験場における水文学……です。 核実験で汚染された水の行方が…

ラスベガスの旅 2011/夏 #63 「あなたの身のまわりの放射線」

あなたの身のまわりの放射線 さて、ようやく展示の毛色が少し変わってきました。まずは「あなたの身のまわりの放射線」コーナーです。 まずは「放射線って何?」と「放射線源」について。 線源については、Natural Background Radiation (天然の放射線)が …

ラスベガスの旅 2011/夏 #62 「実験いろいろ」

まずはお詫びから さて、時代は前後しますが……。先に言い訳をしておくと、順路に沿って内容を紹介しているので、新しい話から古い話に戻ったりするのも、そのように展示がされているから、ということでご容赦くださいませ。 剥き出しの原子炉 次は、BREN Tow…

ラスベガスの旅 2011/夏 #61 「東西宥和?」

秘密基地? 大気圏での核実験は放射性物質を飛散させるので宜しくない……ということで、核実験の舞台は地下へと移ります。で、どのようなところで実験が行われたか、という話なのですが…… うーん、これって昔の特撮ものに出てくる「秘密基地」のような雰囲気…

ラスベガスの旅 2011/夏 #60 「グラウンド・ゼロ・シアター」

上映待ち ネバダ州はラスベガスにある「核実験博物館」の話題を続けます。Ground Zero Theater という展示があるのですが、 どうやら既に上映が始まっているようです。次の回が始まるのを待ちましょう。 最後の大気中核実験 展示に戻りましょう。今度は The …

ラスベガスの旅 2011/夏 #59 「ビキニと言えば」

ビキニと言えば さて、今度は何やら良く解らない地図が出てきました。これは何でしょう? 下の拡大図を見れば一目瞭然ですね。右が「ビキニ環礁」で、左が「エニウェトク環礁」です。「ビキニ環礁」とは、まるで「エロマンガ島」のようなふざけた名前だな………

ラスベガスの旅 2011/夏 #58 「НЕ БАЛУЙ」

核爆弾とポップカルチャー さて、今度は何やら日用品のようなものが沢山出てきました。 これは何だろう……と思って説明文を見てみると、 The Atom Bomb and Popular Culture とあります。原子爆弾による被害を受けた唯一の国に住んでいる我々からすると、「核…

ラスベガスの旅 2011/夏 #57 「史実は一つ、史観は無数」

Trinity そして E=MC2 ネバダ州はラスベガス市内にある「核実験博物館」の話題を続けます。チケットを買って、中に入ってみると…… (かつての)核実験場の姿が映し出されています。そして…… 日本軍のフィリピンでの蛮行を非難している(のだと思う)新聞記事…