Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

木次線各駅停車

伯備線ちょっとだけ各駅停車 (終) 「新見駅 伯備線ホーム」

新見駅は、1 番のりばが芸備線ホームで、2 番のりばが姫新線ホームとなっています。2 番線と伯備線ホームの間にはホームを持たない 2 本の中線があるので、伯備線ホームは「5 番のりば」と「6 番のりば」になっている……らしいのですが、 あれ。普通に「3 番…

伯備線ちょっとだけ各駅停車 (41) 「新見 その 2」

次の乗り換えは少し時間に余裕がありそうなので、一度外から新見駅の駅舎を見てみることにしました。地下通路を右に曲がって、階段を上がって改札に向かいます。 「たまがきと祐清」像 改札をささっと出て、そのまま駅舎の外まで出てしまいました。新見駅の…

伯備線ちょっとだけ各駅停車 (40) 「新見 その 1」

新見行き 444D は、最後の停車駅だった布原を出発しました。 布原駅のホームのすぐ脇に「西川」が流れていますが、これから向かう新見市は西川の流域ではなく「高梁川」の流域です(新見駅の真ん前を流れています)。布原から新見に向かう道路は「川面峠」(…

伯備線ちょっとだけ各駅停車 (39) 「備中神代・布原」

新見行き 444 D は坂根駅を出発して、芸備線の起点である備中神代に向かいます。終点の新見までは、備中神代を含めてあと 3 駅です。 田んぼには日が差し込んでいますが、前方の空が再び暗くなってきました。田んぼの中の 300R くらいの左カーブを抜けて、神…

芸備線末端区間だけ各駅停車 (38) 「市岡・坂根」

新見行き 444D の次の停車駅は「市岡」です。 車窓には、神代川沿いの農村の風景が広がります。矢神駅を出発して 0.4 km ほどで芸備線は神代川を渡り、川の西側を通って北に向かいます。 市岡駅(いちおか──) 矢神駅から僅か 4 分ほどで市岡駅に到着しまし…

芸備線末端区間だけ各駅停車 (37) 「野馳・矢神」

新見行き 444D は東城を出発しました。次の停車駅は「野馳」と書いて「のち」と読みます。これは難読ですよねぇ……! 東城を出発すると、芸備線は築堤の上を緩やかに登り始めます。ここまで小奴可から東城まで、ずっと成羽川に沿って下り勾配が続いてきました…

芸備線末端区間だけ各駅停車 (36) 「東城」

新見行き 444D が備後八幡を出発しました。次の停車駅は「東城」です。 進行方向左側に、随分と高いところを通っている道路が見えてきました。この道はなんだろう……と思ったのですが、どうやら国道 314 号とのこと。随分と気合を入れて整備したようですね。 …

芸備線末端区間だけ各駅停車 (35) 「備後八幡」

新見行き 444D が「ウチな」を出発します。基本的に、集落は川の向こう側にあるのですが、駅裏に一軒だけ農家さんがあるようです。農家さんの家屋と道路の間に芸備線の線路があるので、已む無く駅前?に車を置いている、ということなんでしょうか。 地勢の関…

芸備線末端区間だけ各駅停車 (34) 「小奴可・内名」

新見行き 444D は道後山を出発しました。築堤の上は僅かに上り勾配のようです。 次の停車駅は「小奴可」と書いて「おぬか」と読みます。これまた変わった駅名ですよね。 道後山を出発して 0.5 km ほど緩い上り坂がありましたが、あとはずっと下り坂です。道…

芸備線末端区間だけ各駅停車 (33) 「道後山」

新見行き 444D が備後落合を出発しました。次の停車駅は「道後山」です。 木次線と並走していた国道 314 号が、ところどころ川の流れに合わせる形で 2 km ほど遠回りを強いられた……という話がありましたが、備後落合と次の道後山の間は、ちょっとスケールの…

芸備線末端区間だけ各駅停車 (32) 「備後落合 その 2」

今を去ること 2 年と少し前、「芸備線数駅だけ各駅停車 (20) 『神杉・八次』」という題名の記事を書いたことがあるのですが、それ以来の「芸備線」の記事となります。一度ちゃんと乗り通しておきたいものですが……。 ということで、大雪の備後落合駅にやって…

木次線代行バスで各駅停車 (31) 「備後落合 その 1」

備後落合行き 1449D の代行バスは、終点の備後落合駅に向かって急ぎます。14:34 に到着予定ですが、あと 3 分しかありません……。 木次線の線路は緩やかなカーブを描きながら備後落合駅に向かいます。一方で我らが国道 314 合は西城川に阻まれる形で遠回りを…

木次線代行バスで各駅停車 (30) 「油木~備後落合」

備後落合行き 1449D の代行バスは、油木駅を定刻通りに出発しました。しかし…… 「油木駅前」のバス停は、一部が雪置き場になっていたこともあってか、大型バスが一回転できるだけの広さが無いため、バスは一旦県道 256 号「比婆山県民の森線」をバックして方…

木次線代行バスで各駅停車 (29) 「油木」

備後落合行き 1449D の代行バスは、広島県に入りました。ここは旧・西城町ですが、2005 年にお隣の旧・東城町と一緒に庄原市と合併しています。 木次線の三井野原と油木の間にはトンネルは存在しませんが、国道 314 号には「七ヶ所山トンネル」というトンネ…

木次線代行バスで各駅停車 (28) 「三井野原~油木」

備後落合行き 1449D の代行バスが三井野原駅を出発しました。残すは「油木駅」と終点の「備後落合駅」の二駅です。 かなり狭い道を進みます。このあたりは国道 314 号の旧道ではないので、センターラインの無い狭い道です。向こうからバスが来たらどうしよう…

木次線代行バスで各駅停車 (27) 「三井野原」

「奥出雲おろちループ」の「三井野大橋」を渡って、上り坂片勾配の「稚児ヶ池トンネル」を抜けると、間もなく三井野原です。 前方に、ここが「斐伊川水系」と「江の川水系」の分水嶺であることを示す案内がありました。標高 727 m の分水嶺が人家のすぐ傍に…

木次線代行バスで各駅停車 (26) 「奥出雲おろちループ」

出雲坂根駅と三井野原駅の間の直線距離は約 1.3 km ですが、車で移動した場合は国道 314 号を約 3.9 km ほど走ることになります。ちなみに木次線の出雲坂根駅と三井野原駅の間は 6.4 km で、この距離で 162 m ほど駆け上がることになります。単純計算だと 25…

木次線代行バスで各駅停車 (25) 「出雲坂根 その 3」

出雲坂根駅の構内にある「延命水源泉」の湧出?スポットを見終えたので、そろそろ代行バスに戻ることにしましょう。代行バスの運転士さんは、乗客がすっ転んで雪に埋もれていないか確認してくださっているようです。 ホーム側から出口を眺めます。ホーム側に…

木次線代行バスで各駅停車 (24) 「出雲坂根 その 2」

出雲坂根駅の 1 番のりばと 2 番のりばの間は、構内踏切で移動します。良く考えてみるとホームの東側に列車が入ることはほぼ無い(スイッチバックなので西側に折り返す)ので、ホームの東側に踏切を設けたほうが安全に思えますが、なぜか全ての列車が 2 回通…

木次線代行バスで各駅停車 (23) 「出雲坂根 その 1」

備後落合行き 1449D の代行バスは出雲坂根駅でまさかの 22 分待ちとなりました(時刻表通りなので「まさかの」では無いという話もありますが)。待ち時間があるならば、せっかくなので駅の構内を見ておきたいですよね。 坂根先生はいなかった 出雲坂根駅の駅…

木次線代行バスで各駅停車 (22) 「八川~出雲坂根」

備後落合行き 1449D の代行バスは、八川駅を出発して次の出雲坂根駅に向かいます。「路面に圧雪あり」とありますが、見た感じでは積雪や氷は無さそうでしょうか(もちろん油断は禁物ですが)。 国道 314 号は、八川駅を出発してすぐのところで「下横田川」を…

木次線代行バスで各駅停車 (21) 「八川」

備後落合行き 1449D の代行バスに乗車しました。運賃表の上に停車駅が貼られているのが見えます。1449D は備後落合までの 5 駅を、1 時間 25 分かけて走る予定でした。 出発まで 10 分以上余裕があるからか、運転士さんはまた外に出てしまいました。 よく見…

木次線代行バスで各駅停車 (20) 「出雲横田 その 2」

備後落合行き 1449D は、出雲横田駅で 20 分停車した後に出発する……予定でした(汗)。ところがなんと、大雪のため出雲横田から備後落合まではバスで代行運転となってしまいました。 備後落合に向かう線路が伸びていましたが、今日はこの先を列車が走ること…

木次線各駅停車 (19) 「出雲横田」

備後落合行き 1449D は、毎度おなじみ定刻通りに亀嵩を出発しました。次の停車駅は「出雲横田」です。 亀嵩は斐伊川の北支流である「亀嵩川」の流域で、出雲横田は「斐伊川」の流域です。出雲三成も斐伊川の流域なので、わざわざ亀嵩を経由するのは遠回りで…

木次線各駅停車 (18) 「亀嵩」

備後落合行き 1449D は、定刻通りに出雲三成駅を出発しました。もう完全にテンプレ書き出しで、「本当に定刻通りなのか」と訝しむ向きもあるかもしれませんが、写真のタイムスタンプを考えると、本当に定刻だったとしか言いようがなく……。 斐伊川の向こうに…

木次線各駅停車 (17) 「出雲三成」

備後落合行き 1449D は、定刻通りに出雲八代を出発しました。次は「出雲三成」までも、JR 西日本を……(あれ?) 再び斐伊川流域へ 出雲八代駅は標高 304 m 地点にありましたが、標高 308 m の緩やかな分水嶺を越えた後は、再び下り勾配となります。木次から…

木次線各駅停車 (16) 「出雲八代」

備後落合行きの 1449D は、定刻通りに下久野を出発しました(テンプレ書き出し)。 次の停車駅は「出雲八代」です。出雲八代の到着予定時刻は 12:23 頃で、宍道を 11:19 に出発してから約 1 時間が経過したことになります。結構長時間乗車しているような印象…

木次線各駅停車 (15) 「下久野」

またしても 30 km/h 制限のカーブが近づいてきました。間もなく下久野に到着です。 下久野の駅の配線が見えてきました。1 面 1 線のシンプルな構造ですが、明らかにかつては 1 面 2 線の交換可能駅だったことを偲ばせる線路配置です。 気がつけば、線路が辛…

木次線各駅停車 (14) 「日登~下久野」

日登の次の駅は「下久野」です。出雲大東から南大東までが 3.6 km、南大東から木次までも 3.6 km、木次から日登までが 3.7 km と、ほぼ等分したような間隔で駅が並んでいましたが、日登と下久野の間は 6.7 km と、これまでになく距離が長くなっています(南…

木次線各駅停車 (13) 「日登」

木次駅 2 番線の出発信号が青になりました。備後落合行き 1449D の出発です。 木次駅の南側も、古くからの町並みがそのまま残っているような感じでしょうか。踏切の向こうに見えるのは歩道橋のようです。真っ赤な手すりには色褪せた感じが見られないので、手…