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道東の旅 2013/春 (48) 「旧国境のそんなに長くないトンネルを抜けると」

ひろうちトンネル

旧国境のそんなに長くないトンネルを抜けると……

新得町です。そして、程なく「広内トンネル」に差し掛かります。

ちなみにこの「広内トンネル」、「ひろない」ではなく「ひろうち」と読みます。「内」はアイヌ語nay の当て字として使われることが多いのですが、ここは数少ない(かも知れない)例外ですね。

広内トンネルの長さは 940 m とのこと。ブレまくりで申し訳ありません……。

ここで大変なことに気がついてしまったのですが、道東道の現在共用中の区間では、これが最後のトンネルになるようです。道東道は浦幌と足寄が終点ですが、ここから先はトンネルがありません。

まだまだ寒いけど

ここからは、斜面を横切る形で、緩やかに高度を下げてゆきます。左側は牧草地でしょうか。ゆったりとした景色が広がります。

5 月ですが、まだまだ雪が残っていますね。

ただ気温は 6 度あるので、昼間は凍結の心配は無さそうです。

十勝清水はペケレベツ

山と山の間の緩やかな鞍部を越えると、清水町に入ります。

昨日の記事でも書きましたが、「清水」はペケレベツ川peker-pet)を意訳した地名ですね。駅の名前も IC の名前も「十勝清水」なので、「十勝清水」のほうが道外では通りが良いかも知れません。

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