Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

上川郡清水町

冬の北海道の旅 (16) 「ようこそ鹿追町」

問題の(そうでもない)登坂車線を登ると、清水町美蔓の集落に入ります。 台地を完全に登り終えたところで、登坂車線はお役御免です。 鹿と然別湖? 清水町美蔓に入ってから 2 km ほど北東に進むと「鎮錬川」を渡ります(谷が埋められているので、川を渡ると…

冬の北海道の旅 (15) 「美がはびこる登坂車線」

国道 274 号は、清水町で国道 39 号との重複区間に入りました。 重複区間終了のお知らせ ただ、この重複区間は僅か 300 m ほどで、国道 274 号はこの先を右折して鹿追町に向かいます。 金平川? 再び、国道 274 号線の単独区間に戻りました。直進すると鹿追…

冬の北海道の旅 (14) 「清水町の『母なる川』」

国道 274 号の日勝峠を、東へ西へと向きを変えながら下りてゆきます。雪が降っている訳でも無かったのですが、あっと言う間にフロントガラスの視界が大変なことになってきました。 こんな時の為にウォッシャー液がある!……筈だったのですが、何度ワイパーレ…

冬の北海道の旅 (13) 「日勝峠を下る」

「源流橋」という、いかにも峠っぽい名前の橋を渡ると、間も無く日勝トンネルです。 ということで、これから日勝トンネルに入ります。トンネルを抜けたら十勝ですね。 ……トンネルを出ました。いやー、近年稀に見るサクサク展開ですね! もっとも、日勝トンネ…

冬の北海道の旅 (12) 「町界 800 m 先」

日高町から、雪の日勝峠に向かいます。「路面凍結」「スリップ注意」の文字が光っていますね。 そして……とうとう路面にはうっすらと雪が。このまま行けば、路面が真っ白になるのも時間の問題……? これも雪国ならではの構造ですね。片側 1 車線なのですが、カ…

函館~根室 各駅停車の旅 (35) 「御影・上芽室信号場・芽室・大成」

御影駅(K26) 御影で無事「スーパーおおぞら 8 号」とすれ違ったので、次の芽室駅に向かいましょう。 そうそう、この「御影」という駅名、もともとは「佐念頃」(さねんころ)という駅名だったのですが、大正11年に「御影」に名を改めています。北海道駅名…

函館~根室 各駅停車の旅 (34) 「新得・十勝清水・平野川信号場・羽帯・御影」

新得駅(K23) 新得駅の「のりかえ案内板」と書かれているところに、「列車時刻表」が掲げられています。新得駅は根室本線と石勝線の乗換駅なので、仮に落合からトマムに行きたい場合は、一度新得駅までやってきて、ここで乗り換えないといけません。 ちなみ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (206) 「シブサラビバウシ川・鎮錬・然別」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) シブサラビバウシ川 sup-sar-pipa-us-i?葦・湿原・からす貝・多くある・ところ (? = 典拠あり、類型未確認) 清水町美蔓のあたりから…

アイヌ語地名の傾向と対策 (205) 「熊牛・毛根・美蔓」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 熊牛(くまうし) kuma-us-i物乾かし棚・多くある・川 (典拠あり、類型あり) 清水町東部の地名・川名です。割と良くある地名なので…

アイヌ語地名の傾向と対策 (204) 「イワシマクシュベツ川・羽帯・人舞」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) イワシマクシュベツ川 iwaw-suma-kus-pet?硫黄・岩・通る・川iwaw-suma-kes-pet?硫黄・岩・末端・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類…

道東の旅 2013/春 (49) 「帯広を通らない道東道」

十勝平野へ 道東道最後のトンネル(現時点で)となる「広内トンネル」を抜けた後も、道東道は日高山脈の山裾に沿ってゆっくりと高度を下げてゆきます。 3 % の下り坂が 4 km 続くのですね。気をつけないと速度超過してしまいそうです。 十勝清水 IC 十勝清水…

道東の旅 2013/春 (48) 「旧国境のそんなに長くないトンネルを抜けると」

ひろうちトンネル 旧国境のそんなに長くないトンネルを抜けると…… 新得町です。そして、程なく「広内トンネル」に差し掛かります。 ちなみにこの「広内トンネル」、「ひろない」ではなく「ひろうち」と読みます。「内」はアイヌ語の nay の当て字として使わ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (108) 「芽室・十勝清水・トマム」

さぁ、「傾向と対策」も、とうとう日高山脈を越えるところまでやってきました。 芽室(めむろ) mem-oro-pet泉・所・川 (典拠あり、類型あり) 芽室は帯広の西隣の街で、根室本線の駅や道東道の IC などがあります。これは分かりやすい地名ですね。念のため…

道東の旅 2011/春 (178) 「道東から道央へ」

本線料金所は廃止されました 帯広から道東道経由で占冠に向かっています。巨大な中央分離帯?に北海道らしさを感じているうちに、十勝清水 IC が近づいてきました。 以前は、十勝清水 IC の千歳寄りに本線料金所があったのですが、道東道がトマムから占冠ま…

道東の旅 2011/春 (177) 「犬に優しいサービスエリア」

おびひろひろおどうのおびひろじゃんくしょん 帯広広尾道の帯広 JCT にやってきました。 件のワンボックスカーに少し近づきましたが、気がつけば、 また、随分と差を付けられてしまいました。ETC レーンは 20 km/h で走らないといけないので、まぁ、当たり前…

北海道の旅 2008/夏 (44) 「錯綜する道程(高村さんは無関係です)」

Day 6 のルートは、帯広周辺で錯綜していますが、拡大するとこんな感じです。 えーと、つまりですね。帯広から札幌方面に抜けるメインルートを、全部通ってやろう、ということですね。道東自動車道のトマムルート(最も新しい)、国道 38 号の狩勝峠ルート(…