Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

上川郡新得町

函館~根室 各駅停車の旅 (34) 「新得・十勝清水・平野川信号場・羽帯・御影」

新得駅(K23) 新得駅の「のりかえ案内板」と書かれているところに、「列車時刻表」が掲げられています。新得駅は根室本線と石勝線の乗換駅なので、仮に落合からトマムに行きたい場合は、一度新得駅までやってきて、ここで乗り換えないといけません。 ちなみ…

函館~根室 各駅停車の旅 (33) 「広内信号場・西新得信号場・新得」

広内信号場 落合と新得の間には 4 つも信号場があるのですが、落合から数えて 3 つ目に当たるのが「広内信号場」です。北海道はアイヌ語に由来する地名が多いので、「内」は「ナイ」と読む場合が多いのですが、ここは「ひろうち」と読みます。 道南にも「知…

函館~根室 各駅停車の旅 (32) 「落合・上落合信号場・新狩勝信号場」

落合駅(T37) 昨日の記事にも記しましたが、釧路行き 2429D は落合駅で 15 分もの間停車します。単なるすれ違いにしては少々長いのですが、実はこれ、単なるすれ違いではなくて、ちょっと複雑なすれ違いのようなのです。……まぁ、すれ違いであることは確かな…

アイヌ語地名の傾向と対策 (203) 「ペンケオタソイ川・屈足・パンケニコロ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ペンケオタソイ川 penke-ota-suy川上の・砂・穴 (典拠あり、類型あり) オダッシュ山のあたりに源を発し、新得町の市街地を通って佐…

アイヌ語地名の傾向と対策 (202) 「新内・佐幌・ビタラウシ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 新内(にいない) ni-un-nay木・そこにある・沢 (典拠あり、類型あり) 新得町中部、佐幌岳の南麓あたりの地名です。根室本線が狩勝…

アイヌ語地名の傾向と対策 (200) 「串内・ルウオマンソラプチ川・オダッシュ山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。記念すべき「第 200 回」ですが、特に何の趣向も無く淡々と進みます(やっぱりね)。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 串内(くしない) kus-nay?通行する・川 (? = 典…

道東の旅 2013/春 (48) 「旧国境のそんなに長くないトンネルを抜けると」

ひろうちトンネル 旧国境のそんなに長くないトンネルを抜けると…… 新得町です。そして、程なく「広内トンネル」に差し掛かります。 ちなみにこの「広内トンネル」、「ひろない」ではなく「ひろうち」と読みます。「内」はアイヌ語の nay の当て字として使わ…

北海道の旅 2008/夏 (47) 「補給は計画的に(シェクターさんへ)」

持病の喘息が絶賛悪化中で、咳のし過ぎで頭が痛くて堪りません……。原稿が終わったら病院へ行くぞっと。 などと宣言してみるテスト。 ヒジョーにマンゾク! さて。Day 5 の朝方に、釧路市内でガソリンを補給してから丸一日とちょいが過ぎました。まだまだいけ…

北海道の旅 2008/夏 (46) 「壮大なる実験の跡」

さてさて。新得町の「そばの館」にて「ざるそば」を食したことは、昨日の記事で触れた通りです。この「そばの館」、駐車場の脇になにやら曰くありげな、遊歩道のようなところがあったので、ちょいと足を運んでみました。 ははは(笑)。なんだかおかしなもの(…

北海道の旅 2008/夏 (45) 「『そばの館』にて八割そばを食す」

狩勝峠を往く 懲りずに小旅行から還ってきました。あ、いや、帰ってきました。ま、その内容はぉぃぉぃと。えーと、道東自動車道を西に向かって、占冠村はトマム IC を流出した、というところまで書きましたね。その後、JR 根室本線の落合駅方面に向かい、国…