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ガイドさんと回る母島半日ツアー (1) 「『カノープス母島』さん」

「ははじま丸」を下船します。手前には外来種などの持ち込みに目を光らせている「都レンジャー」の方の姿も見えますね。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

恐ろしくリーズナブルな話

この日の「ははじま丸」が母島・沖港に入港したのが 9:30(+10 min)で、折り返しの父島行き「ははじま丸」は 14:00 に母島・沖港を出港予定です。母島の滞在時間は最大でも 4 時間半ということになります。

そして、これは意外と知られていないのですが™、母島は意外と大きかったりします。母島は南北に都道 241 号「沖港北港線」が通っているのですが、北端から南端までは 13.4 km ほどあります。仮に 4 時間フルに歩いたとしても片道 8 km 程度だと思われるので、徒歩での観光には限界があります。

となるとレンタルバイクかレンタカーということになるのですが、レンタカーは 5 時間で 5,500 円とのこと(参考)。ところが母島観光協会の Web ページを見てみると、父島からの日帰りでも参加できる「島内観光」が、なんと 5,000 円~ らしいのですね。

ガイドさん選び

レンタカーとほぼ同コストでガイドさんと車がついてくるというのは恐ろしくリーズナブルな話なので、見逃す手はありません。母島観光協会の「ツアー」のアイコンをクリックすると「ガイド紹介」のコーナーがあり、9 人のガイドさんが紹介されています(2024 年 12 月時点)。

あとはこの中から選ぶだけなのですが、実は「半日観光」を行っていないガイドさんもいらっしゃいます。「母島ガイドマップ」にも「陸のガイド連絡先」というリストがあり、これが見やすいのですが……

日帰りでも参加できる「島内観光コース」は「島」のアイコンですが、まずこの段階で候補が減ります。また 1 名参加が NG のガイドさんもいるので、更に候補が絞られることに……。

ちょっとリンクを見失ってしまったのですが、以前はガイドさんごとにツアーの実施可能日程がリストアップされていたような記憶があります。ツアーの実施日程が限定的なガイドさんより、「いつでも OK !」というスタンスのガイドさんのほうが個人的には色々と安心できます。

こうしてツアーをお願いしたいガイドさんを絞り込んで、最終的には「雰囲気」や「野生の勘」などの様々な要素をフル動員して検討に検討を重ねた結果、「カノープス母島」さんにガイドをお願いすることにしました(よく見ると唯一フルマークですね)。

ガイドツアーに参加できるか否かが「母島日帰り観光」の成否を左右することになるので、「おがさわら丸」のチケットを確保する前に(カノープス母島さんに)コンタクトを取って「仮予約」を済ませておきました(「おが丸」のチケットを確保後に「本予約」しました)。

カノープス母島さんを探せ!

ということで(前置きが長いね)、まずは沖港でカノープス母島さんと合流しないといけません。ネームプレートを掲げた人が何人かいますが……

あっ、こんなところに!

ガイドの「カノープス母島」さんです。これから 4 時間ちょいという短い時間ですが、お世話になります!

実は、最初は「ははじま丸」をバックに撮影したのですが、やはり逆光がキツかったので……

目一杯、あれやこれやと補正をかけて、なんとかこんな感じに。

島内観光中

無事にカノープス母島さんと合流できたので、駐車場に移動します。この日の島内日帰り観光の参加者は私を含めて 2 名で、これからガイドさんの運転で島内を移動することになります。

母島ではガソリンが 1 リッター 284 円するとのこと(ちなみに父島では 1 リッター 210 円でした)。また狭隘な道路も少なくないので、やはりコンパクトで低燃費な軽自動車がベストチョイスなんでしょうね。

テールゲートには「島内観光中」と書かれたステッカーが貼ってありました。

ユネスコ・スクール

「島内日帰り観光」スタートです。まずは「小笠原村 母島支所」や「母島簡易郵便局」の前を通って「母島村民会館」の前にやってきました。ここは図書室もあり、図書館として機能しているみたいです。

「いらすとや」のおかげで、こういったサインを簡単に制作できるようになった一方で、イラストレーターの仕事を奪っているという批判もあり、まさに功罪相半ばと言った感じですね……。

小笠原村立母島小中学校」の前にやってきました。正面玄関がフルオープン構造というのはユニークですね(実は意外とあるのかな?)。あと上部のタイル壁画が格好いい……!

校門には「ユネスコ・スクール」という銘板が埋められていました。文部科学省の Web ページに説明があったのですが、国内に千以上の「ユネスコスクール」があるそうで、国あたりの加盟校の数では世界一なのだそうです。

もっとも、非加盟の学校と何が違うのか、今ひとつ良くわからない印象もありますが……(汗)。

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