Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

千歳市

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (16) 「丸ゴシックの緑看板」

「千歳東 IC」から道東道に入ります。あ、また別のジェット旅客機が見えていますね。 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や…

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (16) 「道央圏連絡道路・終点(暫定)」

めでたく(?)暫定 2 車線になった国道 337 号「道央圏連絡道路」ですが、再び中央分離帯(ガードレール)が復活すると…… 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミッ…

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (15) 「道央圏連絡道路・起点」

千歳市に入りました。カントリーサインはやはりと言うべきか、ジャンボジェットなんですね。下に見えているのは……何でしょう……? 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパン…

北海道のアイヌ語地名 (898) 「鹿越・厚平内」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 鹿越(しかごえ) yuk-ru?鹿・路 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 苫小牧…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (83) 「ジャガイモシストセンチュウは侵入禁止」

2016 年時点では「道央圏連絡道路」は中央ランプ(道央道・千歳東 IC の近く)が終点だったので、ここからは国道 337 号(現道)で北に向かいます。まずは道央道・千歳東 IC の下をくぐり抜けるところからです。 林の中の一本道に入ります。何の変哲もない雑…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (82) 「地域高規格道路『道央圏連絡道路』」

国道 36 号を離れて、国道 337 号に入ります。この先の国道 337 号は地域高規格道路「道央圏連絡道路」で、歩行者や軽車両は入ることができません。 JR の線路(千歳線・石勝線)をオーバークロスして北に向かいます。 よーく見ると、右手に離陸を終えて上昇…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (81) 「空港問わず語り」

道の駅「ウトナイ湖」を出発して、国道 36 号に戻りましょう。 ウトナイ湖と新千歳空港の間は、割と人口が希薄なエリアなのですが、これは意図的に開発が制限されている(着陸機のアプローチエリアに当たる?)からなのでしょうか。前方の十字路を左折すると…

アイヌ語地名の傾向と対策 (758) 「オルイカ川・チプニー川・ホカンカニ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 オルイカ川 o-{ru-ika}河口・{丸木橋} (典拠あり、類型あり) 陸上自衛隊東千歳…

アイヌ語地名の傾向と対策 (757) 「勇舞・メムシ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 勇舞(ゆうまい) i-oma-i?アレ・そこにある・川 (? = 典拠未確認、類型多数) J…

アイヌ語地名の傾向と対策 (756) 「ユウナイ川・ウクルメ川・ベサ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ユウナイ川 nu-un-nay?豊漁・ある・川yu-nay?湯・川 (? = 典拠あるが疑問点あり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (755) 「幌美内・シリセツチナイ川・紋別岳」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 幌美内(ほろびない) poro-pin-nay?大きな・傷・川 (? = 典拠あるが疑問点あり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (754) 「ニナル川・フレナイ川・オコタンペ湖」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ニナル川 ninar-{si-tu}-oma-nay??川岸の平地・{山の走り根}・そこに入る・川 (?…

アイヌ語地名の傾向と対策 (753) 「美笛・モンルン美笛川・ソウオン美笛川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 美笛 pi-puy??石・岬 (?? = 典拠あるが疑問点あり、類型未確認) 支笏湖の西南西…

冬の北海道の旅 (106) 「お腹も満タンに」

もうすぐ春ですね……というか、既に春のような気もしますが、あともう少しだけ「冬の北海道の旅」を続けます! さて、どこでしょう? さて、前回の記事で「これはどこでしょう?」という問題を出していました。 ということで、さっそく答え合わせから。こちら…

函館~根室 各駅停車の旅(番外編)#14 「とうとう南千歳に」

ジェットストリーム 東追分から追分に向かっていた途中、あまりに空がいい感じだったので眺めていたのですが…… おや、ジェット機の姿が。もう新千歳空港のすぐ近くまで来ていますからねぇ。 追分駅 追分にやってきました。ここで室蘭本線と合流します。線路…

アイヌ語地名の傾向と対策 (195) 「嶮淵川・コムカラ峠・安平」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 嶮淵川(けぬふち──) kene-pet?ハンノキ・川kene-puchi?ハンノキ川・河口 (? = 典拠あるが疑わしい、類型多数) 千歳市の最東部を水…

アイヌ語地名の傾向と対策 (194) 「長都・根志越・祝梅」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 長都(おさつ) o-sat-nay河口・乾く・川 (典拠あり、類型多数) 千歳市北部の地名・川名で、同名の駅もあります。これは簡単ですね…

アイヌ語地名の傾向と対策 (193) 「フモンケ・真々地・内別川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) フモンケ hum-{un-ke}-i?音・{出す}・ところ (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 安平町西部の川名・旧地名。一見「???」とな…

道東の旅 2013/春 (37) 「鹿 注意」

キウス PA と由仁 PA さてさて。千歳 JCT からは道東道を東へと進みます。 3 km 先にはキウス PA が、そして 18 km 先には由仁 PA があります。由仁 PA はこの区間の道東道が開通したときには未供用で、夕張と占冠の間が開通したタイミングで供用開始となっ…

道東の旅 2013/春 (36) 「驚きの札幌南料金所」

札幌南本線料金所にて 道央自動車道を南へ向かいます。次は札幌南の本線料金所ですね。 札幌南の本線料金所が見えてきました。ETC レーンは右と左に一つずつあるようなので、右のレーンに向かいましょう。 ゆっくりと減速して……通過します。 すると……うわっ…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (21) 「晴れてきた!」

千歳市へ 歌志内に向けて、道央道を北へと急ぎます。 苫小牧東 IC を過ぎて、千歳市に入ります。 現在は、新千歳空港の最寄りのインターチェンジは「千歳 IC」ですが、空港の拡張に伴って以前よりも遠くなってしまいました。ということで…… 新たに IC を作る…

アイヌ語地名の傾向と対策 (33) 「キウス・於兎牛山・穂別・富内」

物事を長く続ける秘訣として、もっとも手っ取り早い方法に「パターン化」というものがあります。その効果が明らかである反面、別の言い方をすれば「マンネリ」ともなってしまうのですが、気にしません(← キウス(きうす) ki-us(-i)?草・多くある・ところ …

アイヌ語地名の傾向と対策 (32) 「支笏湖・烏柵舞・蘭越・千歳」

三連休なのをいいことに、三連戦行ってみます! 支笏湖(しこつこ) si-kot大きな・窪み (典拠あり、類型あり) 話は長くなります(←)。えーと、支笏湖から千歳市内に向かって流れる「千歳川」という川がある(途中に王子製紙の水力発電所もあります)ので…

アイヌ語地名の傾向と対策 (31) 「支寒内・風不死岳・モラップ」

はい、今日も支笏湖周辺の濃い地名の話題です。張り切っていきますよー。 支寒内(ししゃもない) si-sam-o-nay?和人・が(複数)いる・沢 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 「角川日本地名大辞典」には「しさむない」とあるのですが、地図や現地の標…

アイヌ語地名の傾向と対策 (30) 「美笛峠・多峰古峰山」

さぁ、今年も懲りずに行ってみましょう! 美笛峠(びふえとうげ) pi-puy??石・岬 (?? = 典拠あるが疑問点あり、類型未確認) 永田方正氏の「北海道蝦夷語地名解」には「Pi pui ピ プイ」とあり、これが「びふえ」の語源だったと考えられます。ただ、永田氏…

かつて泉谷しげるさんも歌いました(何を?)

前回までのあらすじ 留寿都村から千歳空港に向かうバスは、国道 276 号線を一路東に向かうのですが、途中に「美笛峠」というところを通ります。そこにはトンネルや橋がいくつもあるのですが、そのネーミングが……というところで前回は終わっていたと思います…

北海道・東北の旅 2010/夏 (29) 「トイレしかない、ホントにトイレしかない」

「三航北国日誌」第 29 回です。本日は四全総後の国土開発のあり方にフォーカスした内容でお届けします(大げさ)。 トイレしかない、ホントにトイレしかない えー、そんなわけで「キウス PA」にやってきました。ちなみにこの「キウス PA」、日本唯一の「名…

北海道・東北の旅 2010/夏 (28) 「千歳からキウスへ」

「三航北国日誌」第 28 回です。本日はトム・ウォーキンショーさんを偲ぶ内容でお送りします。 道半ば というわけで、千歳にやってきました。地図で見た限りではほぼハーフウェイでしょうか。レース成立です(またか)。 夕張(紅葉山)までは高速道路(道東…

北海道・東北の旅 2010/夏 (27) 「天網恢恢疎にして漏らさず(← 」

「三航北国日誌」第 27 回です。今回も実用的な内容(どこがだ)満載で、かつ比較的短めでお届けします。 KAMUYCEP とか KINA とか 支笏国道(国道 276 号)を離れて、支笏湖スカイロード?(道道 16 号)を経由して千歳を目指します。このあたりはラリージ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (26) 「電力の自由化と自家発電の歴史」

「三航北国日誌」第 26 回です。本日は電力の自由化により基礎体力の強化を迫られる電力各社の話題でお送りします(← 渋滞ですか? 美笛峠を軽やかに(←)走り抜けて、支笏湖のほとりにやってきました。ところが…… いきなり目の前に北電の車が。渋滞? 窓の…