Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

後志総合振興局

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (63) 「真狩川のオショロコマは世界に一つ」

「熱唱 細川たかしの像」は、真狩村の真狩河川公園にあります。熱唱する細川さんのちょい東側にはこんな看板がありました。 「一般河川尻別川水系真狩川」と題されたもので、「オショロコマからのメッセージ」が記されています。「真狩川のオショロコマは世…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (62) 「熱唱!細川たかしの像」

道道 66 号「岩内洞爺線」を西に向かい、真狩村に入りました。真狩村は未踏の市町村のひとつだったんですが、国道も高速道路も鉄道も通っていないので、どうしても通過するチャンスが限られるんですよね。 道道 230 号「三ノ原ニセコ線」が分岐し、道道 97 …

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (61) 「道のふもと」

喜茂別から国道 230 号の坂を登って、留寿都村に入りました。山と観覧車とハンググライダーという、いかにも浮世離れした題材が目を引きます。 前方正面に山が見えてきました。雪がところどころ残るこの山は「橇負山」で、ルスツリゾートスキー場のゲレンデ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (60) 「道を下りたところ」

喜茂別町留産にやってきました。「留産」は ru-o-san-i で、留寿都からの峠道を下りてきたところ、でしたね。 国道 276 号は「留産橋」で尻別川を渡って、尻別川の西側にやってきました。羊蹄山・尻別岳のある側ですね。「比羅岡」という字が面白いなぁと思…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (59) 「直進できる T 字路」

道道 784 号「黒橋京極線」を西に向かい、国道 276 号との交点まで戻ってきました。道道 784 号はこの交叉点が終点です。 交叉点を左折して、国道 276 号に戻りました。倶知安駅前行きの道南バスとすれ違います。 直進できる T 字路 国道 276 号は、京極郵便…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (58) 「脇方支線の跡を探して」

うっかり道道 784 号「黒橋京極線」に入ってしまったので(嘘くさいな)、そのまましばらく東に向かって走ってみることにしました。 「この道路は中山峠方面へは通り抜けできません」とあります。よーく見ると「不通区間 京極町脇方 - 喜茂別町黒橋 10 km」…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (57) 「仕事を選ばないあの方」

倶知安町を抜けて、お隣の京極町に入りました。「京極」はこの地を開拓した「京極子爵」に由来するとのこと。 国道 276 号は引き続き羊蹄山の麓を走ります。ただ、羊蹄山と国道の間に尻別川が流れているので、羊蹄山の麓という感覚はあまりありません。 ほぼ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (56) 「虻田郡倶知安町」

国道 5 号の「倶知安峠」を越えて、倶知安町に入ります。 この先、右側に「北海道スピードパーク」というサーキットがあった……のですが、残念ながら 2012 年に閉鎖されてしまったとのこと。スキー場とサーキットは、21 世紀になってから閉鎖されるところが多…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (55) 「島付内橋・瀬戸世橋」

共和町の東部、国道 5 号が通っている「国富」にやってきました。鉱山があった集落、でしたね。それは良いとして、左に見える鉄塔らしきものが途中で切れているように見えるのが気になりますね……(耐用年数の過ぎた「火の見櫓」とかだったりして?)。 道路…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (54) 「泊原発はいりません」

泊村と共和町の境界にほど近いところにある「原子力 PR センター『とまりん館』」を退出して、駐車場に戻ってきました。時間は 13 時を少し回った所です。 もう一度共和町へ 駐車場を出発して国道 229 号に戻ると、ほどなく共和町に入ります。厳密には共和町…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (53) 「消えた IH クッキングヒーター」

「とまりん館」の 2F から、吹き抜け構造の「アトリウム」を眺めます。暦の上では平日ということもあってか、がらんとしています。 「原子力情報公開コーナー」というスペースにやってきました。名前だけを見ると物々しい雰囲気がしますが、漫画や絵本、児童…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (52) 「原子力展示・地域展示」

泊村にある「原子力 PR センター『とまりん館』」の 1F にある「原子力展示」を見ています。「放射性物質を閉じ込める 外部遮へい壁」とありますが、「蔽」の字は 2010 年まで常用漢字では無かったからか、ひらがなで表記されていました。 まぁ、読める人は…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (51) 「オリエンテーションホール、再び」

泊村にある「原子力 PR センター『とまりん館』」をほぼ 6 年ぶりに再訪問しました。1F の「科学展示」と「原子力展示」の間には回廊があるのですが…… 回廊の横には「オリエンテーションホール」がありました(現在は休止中とのこと)。 ちなみにこちらの「…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (50) 「とまりん館、再び」

泊村にある「原子力 PR センター『とまりん館』」にやってきました。前回の訪問は 2010 年 8 月でしたから、ほぼ 6 年近く経ってからの再訪問となります(前回の訪問は「震災前」、今回は「震災後」です)。 この「とまりん館」には、原子力発電の PR スペー…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (49) 「岩内町・共和町・泊村・神恵内村」

展示室の出口近くには「パンフレットコーナー」があり、「原子力環境だより」などのパンフレットが並べられていました。そして「さよなら また来てね!」との文字が。地元の小中学生が社会見学の一環として訪れることが多いのかな、と想像したりします。 2011…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (48) 「広報展示室」

「北海道原子力環境センター」(共和町)の 2F には「広報展示室」があります。 モモンガが飛び交う(多分それは無い)広報展示室には、階段を右に向かって上がるのが順路のようです。 階段を上がった先には……おっ。「これより先 関係者以外はご遠慮ください…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (47) 「北海道原子力環境センター、再び」

毎度おなじみ「とまりん館」の前を通過して、共和町に入りました。 共和町に入って最初の信号である「環境センター前」交叉点も直進して…… あれれ? この先の行程を考えると、時間に余裕がありそうなので、「北海道原子力環境センター」に立ち寄ってみること…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (46) 「おなじみの右バンク」

国道 229 号の「兜トンネル」を抜けて、泊村南部にやってきました。真正面に真っ白な山が見えますが、羊蹄山……ですね! 泊村から羊蹄山が見えるというのは、良く考えたら当たり前かもしれませんが、ちょっと意表を突かれました。 「除雪車旋回場」にしては立…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (45) 「消えた『興志内』」

国道 229 号の「茂岩トンネル」を抜けて泊村に入りました。カントリーサインに戦国時代の「兜」が描かれているのは、村の中ほどに聳える「兜山」(兜岬)のことなんでしょうね。 このあたりには「盃温泉」や「盃海水浴場」がありますが、川の名前は「茂岩川…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (44) 「海上にかける橋」

道道 998 号「古平神恵内線」の終点にほど近いところにある「神恵内トンネル」を一気に駆け抜けます。 トーマル峠に設置された覆道(またはシェルター)の出入り口付近には、だいたい非常用の電話ボックスがあったのですが、役場からほど近いところにある「…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (43) 「リフレッシュプラザ温泉 998」

道道 998 号「古平神恵内線」を西に向かいます。今日も懲りずにシェルターの写真からですが、こちらは「八番ノ沢シェルター」とのこと。「シェルター」という名前の通り、純粋なスノーシェルターっぽいですね。 手前の「大曲シェルター」では怒涛の 30 km/h …

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (42) 「『大雪崩橋』の雪崩対策」

道道 998 号「古平神恵内線」のトーマル峠を越えて、神恵内村に入りました。「大雪崩橋」という橋で坂を下ります。 「大雪崩橋」を渡った先には「大雪崩覆道」がありました。ご覧の通り、片斜面型の覆道で、雪崩のみならず落石や多少の土砂災害も防ぐことが…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (41) 「ここから神恵内村」

引き続き、トーマル峠の覆道を神恵内村に向かって進みます。相変わらずの覆道の写真ですが…… よーく見ると「ここから神恵内村」の文字が。 これはどうやら行灯だったようで、外が暗いときはこのように光るみたいです。 ところがこの時はちょうど正午過ぎで、…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (40) 「トーマル峠」

道道 998 号「古平神恵内線」のトーマル峠に向かいます。 トーマル峠は、積雪による通行止めをなるべく少なくしたいのか、かなり大規模な覆道が整備されています。この覆道の名前は、なんと「展望覆道」と言うみたいです。覆道があったら展望が阻害されそう…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (39) 「道道 998 号『古平神恵内線』」

古平町の「浜町十字街」を左折して、道道 998 号「古平神恵内線」に入りました。1982 年までは「国道 229 号」だった道路です。 案内板には「古平高校 →」とありますが、古平高校は残念ながら 2012 年 3 月で閉校してしまったとのこと。Google ストリートビ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (38) 「国道と旧国道」

「豊浜トンネル」を抜けて、古平郡古平町に入りました(古平町沖町)。 ここには「セタカムイ道路防災祈念広場」があり、「豊浜トンネル崩落事故慰霊碑」がある……のですが、そう言えばまだ行ったことがありません(いつか行かねば……)。 このあたりの地名は…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (37) 「セタカムイは黙して何も語らず」

国道 229 号を古平(ふるびら)方面に向かいます。少し上り坂になってきたでしょうか。 登坂車線があった割には、前方に車列ができてしまっています。よーく見ると先頭が道警のミニパトですね……(汗)。道路脇には自衛隊の看板もありますが、余市には海上自…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (36) 「道道 228 号の斜張橋」

「国指定史跡 フゴッペ洞窟」を後にして、余市町の中心部に向かいます。 国道 5 号に戻ってきました。しばらく一直線の道が続きます。 余市と言えば毛利衛さんの出身地……ということで、「余市宇宙記念館」なるスポットもあるようです。 余市と言えば(またか…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (35) 「フゴッペ洞窟」

「国指定史跡 フゴッペ洞窟」にやってきました。「休館日 毎週月曜日・祝祭日の翌日」と書いてあってドキっとしましたが(この日は月曜日でした)、ゴールデンウィークということで開いていたようです。 イーゼルの上に「開館中」のボードが掲げられています…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (34) 「畚部トンネル」

新しい「忍路トンネル」が開通したことによりお役御免となった旧・忍路トンネルですが、海沿いから忍路の山の南側に斜めに抜けるというちょっと変わった位置にあるトンネルでした。そのため、西側の入口は斜面に対して斜交する場所にありました。 以前にちら…