Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

虻田郡倶知安町

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (56) 「虻田郡倶知安町」

国道 5 号の「倶知安峠」を越えて、倶知安町に入ります。 この先、右側に「北海道スピードパーク」というサーキットがあった……のですが、残念ながら 2012 年に閉鎖されてしまったとのこと。スキー場とサーキットは、21 世紀になってから閉鎖されるところが多…

アイヌ語地名の傾向と対策 (739) 「ソウスケ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ソウスケ川 sotki寝床 (典拠あり、類型あり) 倶知安の市街地を南に向かい、尻別…

アイヌ語地名の傾向と対策 (738) 「岩尾別・寒別」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 岩尾別(いわおべつ) iwaw-pet硫黄・川 (典拠あり、類型あり) 倶知安の市街地…

アイヌ語地名の傾向と対策 (415) 「蘭越・ニトヌプリ・ペンケ目国内川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 蘭越(らんこし) ranko-us-i桂(の木)・多くある・ところranko-us-nay桂(の木)・多くある・沢 (典拠あり、類型あり) ニセコ町の…

アイヌ語地名の傾向と対策 (413) 「倶知安」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 倶知安(くっちゃん) kut-sam-un-pe?崖・傍・ある・もの (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 羊蹄山の北にある町の名前で、函館…

秋の道南・奥尻の旅 (15) 「なぜニセコに真狩が?」

倶知安から、国道 5 号で長万部に向かいます。「倶知安」と「長万部」はどちらも北海道らしい地名の典型ですよね。 倶知安町内の国道 5 号は片側 2 車線でしたが、やがて車線が減少して…… 「倶知安橋」で尻別川を渡ります。そのまま南南西に向かって走り続け…

秋の道南・奥尻の旅 (14) 「ツルハ?」

倶知安町の「西六号」こと国道 393 号線を南下して、国道 276 号との交叉点に向かいます。国道 393 号線はこの交叉点が終点です。 上の写真では赤いトラックの陰になっていますが、交叉点にこんな看板がありました。 さすがはセイコーマートです。遠い方の京…

秋の道南・奥尻の旅 (13) 「多少の高度差はものともせず」

倶知安町内の「西六号」こと、国道 393 号線を南に向かいます。天気が良ければ前方左側に羊蹄山が見える筈なんですが、この日は生憎の空模様でした。残念! それはそうと、ちと珍しい看板を見かけました。「交通誘導員がいます」と記されていますね。道内の…

秋の道南・奥尻の旅 (12) 「神話系の瑞祥地名」

国道 393 号「赤井川道路」で、倶知安町の「ポンクトサン川」沿いを西に向かいます。最初はこのような感じで「山の中の道」だったのですが……。 やがて視界が広がってきて、高原の中を走る道路っぽくなってきました。 久々の「橋シリーズ」は「旭橋」でした。…

秋の道南・奥尻の旅 (11) 「橋の名(ry」

赤井川から倶知安に抜ける国道 393 号「赤井川道路」の話題を続けます。道中の橋の名前が相変わらず良くわからないよね、という話でした。 残念ながら、全ての橋の名前を記録できているわけでは無いのですが、他にはこんなのがありました。 「彩雲橋」、そし…

函館~根室 各駅停車の旅 (12) 「昆布・ニセコ・比羅夫・倶知安」

昆布駅(S26) 蘭越から尻別川沿いに走ること約 8 分で、次の昆布駅に到着です。この「昆布」駅は、珍名駅としても割と有名なところですね。ちなみに「コンブ」という単語はアイヌ語でも「コンプ」として借用されたケースもあるようなのですが、この「昆布駅…