「三航北国日誌」第 25 回です。本日は昭和の香り漂う内容でお送りします(どこがだ)。
逆コース(死語)の例
中山峠を越えて、喜茂別にやってきました。ここからは国道 276 号を支笏湖に向かって進みます。やや U ターン気味のルートですね。
随分と雲行きが怪しくなってきましたが……先を急ぎましょう。
たきぶえ……?
さて、なにやらトンネルが見えてきました(そのまんま)。
よーく見ると、「滝笛トンネル」とあります。変わった名前ですが、アイヌ語でも無いような気がします(なんとなく)。
「滝笛トンネル」を過ぎると、国道 276 号は支笏湖に向けて高度を下げ始めます。急勾配にならないようにしつつ高度を下げるためには、「日光いろは坂」のようにヘアピンカーブを多用するのが一般的ですが、ここは北海道ならではの R の大きいカーブが続きます。これって建設費はかかるのでしょうが、すごく省燃費で走ることができるので「エコ」なんですよねぇ。
滝笛、夏笛……
で、この橋の名前ですが……
「夏笛橋」と来ました。またしても「笛」ですが、これは一体どうしたことでしょう。これもアイヌ語っぽくないネーミングです。
そして冬笛
今度は緩やかな右カーブです。
ここも橋を架設してカーブを緩やかにしているのですが、名前が
「冬笛橋」と来ました。んー、この「笛」って何なんでしょうか。
気になるお値段、ではなくて……
そして、スプーン(わかる人にはわかる)の一つ目をクリアした先に見えてきたのが、こちらの立派な橋です。
気になる橋の名前は……!
意外や意外、実にコンサバな名前でした(←)。保守の牙城とも言える(←)この「支笏大橋」の場所はこの辺です。
その場では気がつかなかったのですが、実はこの峠は「美笛峠」という名前だったのでした。これはいかにもアイヌ語起源っぽい名前です(違うかもしれないですが)。地名解は……またいずれ!
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