道道 86 号「白老大滝線」で三階滝川沿いを遡ること数分、白老町との境界が近づいてきました。
白老町との境界である「ホロホロ峠」には覆道が設けられています。Day 2 で通った「トーマル峠」が懐かしいですね。
ホロホロ峠を通過して白老町に入ります。この峠が開通したのは 1998 年で、「ホロホロ峠」という名前は 2002 年に公募で決定したとのこと。21 世紀に入ってから命名されたとは驚きです。
四季彩休憩場
ホロホロ峠の覆道を抜けると、右側に駐車場がありました。
なるほど、これが噂の(?)「四季彩休憩場」なのですね。四季の彩りも高山性のガスに隠れてしまいそうですが……。
高山性のガス
緩やかに左にカーブした橋を渡ります。改めて見てみると、こういった橋の構造からも建設年次が新しそうということがわかりますね。
道路脇の法面は、日当たりが良く無さそうな部分に雪が残っていました。
もしかしたら崖の下に絶景が広がっているのかもしれませんが、残念なことにほぼ真っ白です。
白滝水流橋
「白滝水流橋」という橋にやってきました。どうやら右側に「白滝」があるらしいのですが、雪とガスで滝?の存在は認識できず……。
右側の法面の上部には雪崩防止用の柵も設けられています。5 月でもこの残り方なので、そこそこ積もる場所なのかもしれませんね。
思い出橋
前方に橋が見えてきました。右側の斜面から少し離れたところを橋で繋ぐことによって、雪崩や落石のリスクから距離を置けるのかもしれません。
ちなみにこの橋は「思い出橋」という名前なのだとか。橋の名前がなんでもアリなのは既に気づいていましたが、これまた何とも良くわからないネーミングですね……。
友遊橋
「思い出橋」の先の右カーブにも橋がありますが……
今度は「友遊橋」とのこと。ハイキングや遠足などでこの道を通ることがあるのかと言われると、バス以外は無さそうな気もするのですが……
ホロホロトンネル
「友遊橋」の先にはトンネルがありました。入口の手前が覆道のように伸びているのは、雪崩の影響を受けないようにしたのでしょうか。
この全長 85 m のトンネルが「ホロホロトンネル」なのだそうです。そう言えばホロホロ峠にあったのはトンネルではなく覆道だったので、「ホロホロトンネル」がここにあっても不思議はない……ということですね。
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