道東の旅 2013/春 (145) 「お尋ねマップ」

4 つのスノーシェルターが続いた羅臼峠を抜けて、海沿いへと下りて行きます。

春苅古丹川に架かる「春苅古丹橋」を渡ります。……おや、人の姿がありますね。

春苅古丹……今は「春日」と言うのだそうですが、ここからはしばらく海に沿って進みます。集落の中を進むことになるので、ここから制限速度は 50 km/h です。

「精神川」（しょうじん──）にかかる「精神川橋」を渡ります。……それにしても、なんで「精神」なんでしょうね。「精進」という選択肢もあったのに。

ちなみに、このあたりは「麻布」（あざぶ）というところですが、もともとは「御尋麻布」と書いて「おたずねまっぷ」と読ませていたのだとか。失われた地名ですが、「お尋ねマップ」に通じる語感から、意外と知名度が高いような、そうでもないような……（どっちだ）。

旅館やガソリンスタンドなどが散見されるようになってきました。羅臼の中心地まではあと 8 km です。随分と近づきましたね。

「立刈臼川」にかかる「立刈臼橋」を渡ると羅臼町八木浜です。このあたりの地名は読みやすいように結構なカスタマイズがかかっていますね。

右手にセイコーマートが見えてきました。街中に近づいてきたことを実感します。

羅臼町春日（春苅古丹）から麻布、八木浜、知昭（ちしょう）、松法……と、しばらく途切れること無く集落が続きましたが、集落は松法漁港の先で一旦お終いです。

前方右手にこんもりとした形の岩？が見えますが、地図には「オタフク岩」とあるので、もしかしたらこの岩がそうなのかも知れませんね。

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