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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (188) 「『秘境』を自らアピールするスタイル」

道道 593 号「屈足鹿追線」を西に向かい、新得町に入りました。

上体がやや立ち上がり気味ですが、膝がしっかりと前に入っていて良い姿勢ですね。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

直前に「急カーブ・急勾配」という警告が出ていましたが、予告通りにカーブが増えてきました。

短いながらも直線区間もありますが……

「急カーブ」と言うよりは、サーキットのような S 字カーブが続きます。

最後の仕上げ?がこの左カーブで、事実上のヘアピンカーブです。地形図で見た感じでは R = 25 m くらいの急カーブに見えます。

急勾配という印象はあまり無かったのですが、町境のあたりの標高が 365 m ほどで、そこから標高 223 m まで下がっているので、ずっと下り坂が続いていたことになりますね。

圧を感じる「交通安全」

十勝川を渡ると、道道 593 号「屈足鹿追線」の終点(起点)です。

橋の左右には「交通安全」の幟が立っているのですが、シンプルなデザインだけに妙な威圧感がありますね……。

「秘境」を自らアピールするスタイル

道道 593 号「屈足鹿追線」と道道 718 号「忠別清水線」が接続する T 字路にやってきました。

正面の看板には温泉の案内が出ているのですが、「秘境 トムラウシ温泉」とあります。確かに秘境ですが、自ら「秘境」であることをアピールするスタイルなんですね。

ほくでん新岩松発電所

「秘境 トムラウシ温泉」まで往復すると 2 時間はロスしそうなので、流石に今回は回避して、左折して屈足の市街地に向かいます。高圧電線の鉄塔が見えますが……

すぐ先には「ほくでん」のロゴのついた建物が。北海道電力の「新岩松発電所」だそうです。上流にある「岩松ダム」から引いた水で発電を行っているのですね。

十勝川の左右も見事な河岸段丘が広がっています。

標識のようなもの

道道 718 号「忠別清水線」のヘキサが見えますが、その横になにやら見慣れない標識のようなものが……?

どうやら農園の案内みたいですね。標識に見せかけた案内板だったようです。

殖民区画に準拠した直線区間が続きますが、ここからは 50 km/h 制限のようです。市街地が近づいてきたみたいですね。

【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:フロントガラスへの映り込み除去

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