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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (39) 「佐田岬灯台」

前回までのあらすじですが、「佐田岬灯台駐車場」までやってきたは良いものの、灯台まで歩いて往復していると次のフェリーに間に合わない……という、毎度お約束のような展開に陥ったのでした。

水尻展望台

灯台まで歩く(往復 3.6 km)時間は無い、でも灯台は見ておきたい……ということで、「展望台から灯台が見えます。」という触れ込みの「水尻展望台」に向かうことにしました。

途中、樹木が倒れかかっていたり土や石が崩れ落ちていたり……というスリリングな状態の坂道を登ること数分、豊予海峡を一望できる地点にたどり着き……

今度は一転して下り坂となりました。この遊歩道、不思議なことに駐車場から遠くなるにつれて良く整備されているようです。

自然に還りつつある道

下り坂の階段を降りた先には……えっ? 遊歩道は右だと思うんですが、左側にも石積みの階段があるように見えます。一見、単なる石垣のように見えますが、これは階段……ですよね?

石段を登った先は、草木が生い茂っているものの、明らかに道路として切り開かれていたことが見て取れます。廃道の一歩手前……なんでしょうか?

水尻展望台」に向かうにはどちらに進めば良いのか。常識的に考えると右側の整備済みのルートなんですが……。軽く逡巡した後、そろそろ八幡浜港に向かわないといけないという大事な話を思い出してしまいました。

撤退!

そろそろ滞在時間も限界なので、車に戻ることにしましょうか。結局「佐田岬灯台」は見られずじまいですね……。

法面の石垣がちゃんと整備されているのはここまでで……

この先は樹木が倒れかかっていたり土や石が崩れ落ちていたりという、例の区間に入ります。

オレンジ色のアクア

帰りはほとんどの区間で下り坂なので、行きよりは楽に進めたでしょうか。無事、駐車場が見えてきました。

あれっ、このオレンジ色のアクアは……

確か国道 197 号で前を走っていた(登坂車線で譲ってくれた)アクアでは……?

佐田岬灯台駐車場」から灯台を眺める

佐田岬灯台駐車場」は、標高 77.6 m(よりちょい低い)あたりにあります。高すぎず低すぎず、ちょうどいいレベルの高台なので、海も綺麗に見えます。

もちろん豊予海峡も一望できます。

結局「佐田岬灯台」を見ることは叶わなかった……と思っていたのですが、あれってもしかして……?

なんのことはない、駐車場からでも僅かに灯台を見ることができたのでした(汗)。

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