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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (36) 「岬の灯台への別ルート」

愛媛県道 256 号「佐田岬三崎線」を佐田岬灯台に行けたらいいな……と思いながら走っていましたが、途中で「大型車・バスはコチラ(農免農道へ)」という案内があったので、素直に農免農道に入ることにしました。

自分の中では「農免農道」と言えばちゃんとセンターラインのある広い道……というイメージがあったのですが、実際はご覧の通り。まぁ乗用車同士がすれ違うには問題のない幅です。

地理院地図を見ると、三崎港と佐田岬の間には 20 基のタービンが並んでいるようですが、これが最後の 2 基でしょうか。右側に道が分岐していたのですが、何の案内も無いので私道なんでしょうか……?

Google マップで確かめたところ、この道は「三崎ウインドパーク」に通じるもののようです。ただ実際のところは発電タービンの管理用道路に過ぎないのかもしれません。

佐田岬漁港

左手に「佐田岬漁港」が見えてきました。佐田岬と佐賀関の間の豊予海峡は「速吸瀬戸」という名前でも知られますが、活きのいい魚が穫れる好漁場なんですよね。

農免農道は幅は広くないものの、民家の無い南斜面を通ることもあり、とても走りやすい道です。ただ道路脇には「路側崩壊のおそれあり注意」との伊方町からの警告も……。

県道 256 号と合流

農免農道はこの「止まれ」で終了で、再び県道 256 号と合流します。「灯台」へは直進とのこと。

ずっとハイエースの後ろを走ってきましたが、ここでついに 3 台体制となりました(農免農道の後半あたりで追いついた模様)。

佐田岬漁港のあたりは「伊予灘」と「三崎灘」の間が特に狭くなっているところで、下り坂の途中で北側の伊予灘が見えてきました。

谷の向こう側にそこそこ急な坂道が見えていますが、あれはどこへ向かう道なんでしょう……?

港への県道と岬への道

前方に交叉点が見えてきました。左折すると佐田岬漁港、直進すると佐田岬灯台です。これは直進するしか無い……のですが、実は左折して佐田岬漁港に向かう道が県道だったみたいです。県道は思いっきり集落の中を通ることになるので、岬に向かう車を遠ざけるべく別ルートを用意したみたいですね。

前の 2 台は選択が分かれました。おそらく岬に向かうであろうと踏んでいたハイエースだけが、やはり岬への近道(?)を選んだようです。

岬の灯台への別ルート

バイパスルートだけあって、良く整備された坂道が続きます。この先が、先程見えていた「そこそこ急な坂道」だったようです。

県道 256 号は左下を通っている筈ですが、さすがに見えないですね……。

良く整備された道もここまでで、ここからは 1.5 車線程度になるようです。

右手前方に伊予灘が見えてきました。谷間を橋で渡ってしまえばすぐなんですが、橋は無いので時折遠回りが必要になります。

ここからは県道 256 号

ここで南回りの県道 256 号と合流です。うっかり直進してしまうと佐田岬漁港に逆戻りなので、しっかり右折して佐田岬灯台に向かいます。

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