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道東の旅 2011/春 (34) 「『予想』と『現実』の間」

美幌峠を越える

夏タイヤ 走行不可」とのアラートが出ている美幌峠に向かう国道 243 号ですが、今のところは何の問題も無い快適な道です。

数分後……。路面が濡れてくるとともに、フロントガラスにも水滴が。雨、ですかね……。

ただ、こんなときにすれ違う対向車には勇気づけられます。

段々と不穏な雰囲気に……

一分も経たないうちに、路面は完全なウエット状態になってきました。

左右の土手に残雪が見え始めるとともに、前方の視界がガスのせいで悪くなってきました。段々と不穏な雰囲気に……。

ただ、そんな悪いコンディションでもたまーにやってくる対向車が。

そしてそして……。そろそろ美幌峠のサミットにさしかかります。

美幌峠にはレストハウスがあるのですが……この天気だと長居しない方が良さそうですね。

というわけで、即刻退散~

注意すべきは雪では無く氷

ここからは、屈斜路湖に向けて坂を下っていきます。カルデラに向けて降りて行くことになりますね。

多少の雪が残っていますね。路面には雪は残っていないのですが、雪解け水が朝晩の冷え込みで凍ってスケートリンク状態になっている可能性もあるので、細心の注意を払いながらのドライブが続きます。

「予想」と「現実」の間

前方に一台車が見えてきました。

2010 年のゴールデンウィークには、十勝三股から三国峠を越えて層雲峡に抜けたことがありました。この時は、それなりに雪が残っていることも想定の範囲内だったのですが、今回は美幌峠を甘く見ていました。

「北の道ナビ」という Web サイトの中に「峠情報」というページがあって、Web Cam の画像をいつでも見ることができるのですが、美幌峠は他の峠と比べて積雪が少ない印象があったのですね。でも、実際にはやはりそれなりに残雪があることを覚悟しておかなければならないわけで、この時期のアタックは日の高い間に行わないと危険なんだなぁ、ということを改めて学びました。

屈斜路湖

とまぁ、内心では反省することしきりだったのですが、美幌峠越えは無事 10 分ちょいで済ませることができました。そして木の間からは……

屈斜路湖が見えてきました!

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