Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

足寄郡足寄町

アイヌ語地名の傾向と対策 (562) 「足寄・パナワンピラパオマナイ川・パンケオイポイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 足寄(あしょろ) esoro-petそれに沿って下る・川 (典拠あり、類型あり) えー、…

アイヌ語地名の傾向と対策 (561) 「ホルンアショロ川・フウタツアショロ川・白水川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ホルンアショロ川 poru-un-{esoro}(-nay)洞穴・ある・{足寄}(・川) (典拠あり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (560) 「ホルウンナイ・モアショロアルヘチツクシュナイ川・茂足寄」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 実は地図をクリックすると「地理院地図」に飛べるのですが、ご存知でしたか? ホルウンナイ川 poru-un-nay洞穴・ある・川 (典拠あり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (559) 「ポンケ川・錦川・オンネトー」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ポンケ川 hon-kes(-i)?腹・しものはずれ(・所) (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 昔、大洋ホエールズに(ryコホン。えー、…

アイヌ語地名の傾向と対策 (558) 「クオナイ川・ナナコ川・クオベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) クオナイ川 ku-un-nay?仕掛け弓・ある・川kut-nay??帯状に岩が見える崖・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり)(?? = 典拠なし…

アイヌ語地名の傾向と対策 (557) 「キンイチナイ川・キナワシモラワン川・タクイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) キンイチナイ川 kina-us-nay?草・多くある・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 足寄町螺湾から螺湾川を遡ったところに「螺湾…

アイヌ語地名の傾向と対策 (556) 「螺湾・フウチャシナイ川・茂螺湾」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 螺湾(らわん) ra(w)-an(-pet)??低いところ・ある(・川) (?? = 典拠あるが疑問点あり、類型未確認) 足寄町東部の地名です。「ラ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (555) 「シュマルウップネナイ川・ポンテヨイナウシ川・キキロナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) シュマルウップネナイ川 suma-rupne-nay?石・大きくある・川suma-o-rupne-nay?石・そこで・大きくある・川 (? = 典拠あるが疑問点あ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (554) 「稲牛・キムクシデイナウシュベツ川・雪解内の沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 稲牛(いなうし) inaw-us(-pet)木弊・多くある(・川) (典拠あり、類型あり) 足寄町中足寄で「稲牛川」という川が南から足寄川に…

アイヌ語地名の傾向と対策 (553) 「ヒラノケオマナイ川・カアカルシナイ川・ウエンシリン川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ヒラノケオマナイ川 pira-noske-oma-nay崖・真ん中・そこに入る・川 (典拠あり、類型あり) 昔、西武ライオンズに「平野謙」という外…

アイヌ語地名の傾向と対策 (552) 「ルウトラシナイ川・ウッテキウンナイ川・オサルウンナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ルウトラシナイ川 ru-turasi-nay道・それに沿ってのぼる・川 (典拠あり、類型あり) 足寄川の北支流で、ノロウエシナイ川の東側を流…

アイヌ語地名の傾向と対策 (551) 「ルウチシウナイ川・ヌプチシオマナイ川・ノロウエシナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ルウチシウナイ川 ru-chis-un-nay道・中くぼみ・ある・川 (典拠あり、類型あり) 足寄川は利別川の東支流で、足寄の市街地の東側で利…

アイヌ語地名の傾向と対策 (550) 「ドイマベツ川・クオンベツ川・チンコロ川・ペンケポンビリベシリ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ドイマベツ川 tuyma-pet?遠い・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 足寄町北西部、美里別川上流部の東支流の名前です(地理院…

アイヌ語地名の傾向と対策 (549) 「喜登牛・チセンベツ沢・オコンベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 喜登牛(きとうし) kito-us(-i)ギョウジャニンニク・多くある(・もの) (典拠あり、類型多数) 足寄町芽登の北、美里別川沿いの地…

アイヌ語地名の傾向と対策 (548) 「芽登・オケトニ川・イクシナ川・ヌッパオマナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 芽登(めとう) metot(-pet)山奥(・川) (典拠あり、類型あり) 足寄町西部の地名で、同名の川もあります。また「芽登温泉」という…

冬の北海道の旅 (35) 「足寄から」

松山千春や松山千春、あと松山千春なんかが満載だった道の駅「あしょろ銀河ホール21」を後にして、車に戻ることにしましょう。 戻る途中で、こんな車を見かけました。どちらも中々レトロな感じの車ですね。いい感じに雪に埋もれていましたが、今もこのままだ…

冬の北海道の旅 (34) 「松山千春の足あと」

足寄駅の「線路沿い」の一角に、こんなパネルが展示されていました。なんでも「足寄町次世代エネルギーパーク」とあります。 「次世代エネルギーって、具体的には何のことなんだろ?」と思ってしまいますが、どうやら「次世代エネルギー」そのものをネタにし…

冬の北海道の旅 (33) 「画期的な三段オチ」

足寄郡は足寄町の「足寄駅」の話題を続けます。駅ですからもちろんレールも敷設されていますし、車両も停車して……いたらいいのにな、と。 ちなみに反対側はこんな感じです。見る角度によってはもう少し違和感なく見えたりするのでしょうか。 鉄道の思い出 ご…

冬の北海道の旅 (32) 「足寄駅のあのおじさん」

足寄郡は足寄町の道の駅「あしょろ銀河ホール21」にやってきました。 足寄と言えば、松山千春の出身地として有名ですよね。ということでいきなり「松山千春の足跡」がお出迎えです。「あしあと」じゃ無いですよ。もちろん「即席」でも無いです。 足寄駅? こ…

冬の北海道の旅 (31) 「轍の上に雪が降り積む」

国道 242 号を北上して、道の駅「あしょろ銀河ホール21」を目指します。この先の横断歩道のところを左折すれば良いのですね。 道路はしっかりと除雪されていましたが、駐車場はご覧のとおりの圧雪バーン状態です。 ちょいと建物からは離れたところに車を停め…

冬の北海道の旅 (30) 「ラリー・ジャパン!」

「本別駅」の前を通り過ぎ、国道 242 号で足寄へと向かいます。ここからしばらくは国道 274 号との重複区間となります。 本別も足寄も古くからアイヌのコタンがあったところなのですが、本別が十勝アイヌ系のコタンだったのに対して、足寄は釧路アイヌ系のコ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (214) 「薫別・伏古丹・斗満」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 薫別(くんべつ) kunne-pet黒い・川 (典拠あり、類型多数) 足寄町大誉地(およち)の北東、利別川東岸の地名です(陸別町に所属)…

アイヌ語地名の傾向と対策 (213) 「斗伏・大誉地・登良利」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 斗伏(とぶし) top-us-nay竹・多くある・川 (典拠あり、類型あり) 足寄町北部の地名・川名で、地名では「下斗伏」と「上斗伏」に分…

アイヌ語地名の傾向と対策 (212) 「ピラポラオマナイ川・塩幌・トメルベシベ」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ピラポラオマナイ川 pira-pa-oma-nay崖・端・そこにある・沢 (典拠あり、類型あり) イタリアのイモラ・サーキットには「ピラテラ」…

アイヌ語地名の傾向と対策 (211) 「鷲府・愛冠・カムイロキ山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 鷲府(わしっぷ) raw-an-sut??深く・ある・麓 (?? = 典拠なし、類型あり) 足寄の中心地から見て北側の、利別川西岸に位置する地名…

道東の旅 2013/春 (57) 「大地に還り大地に学ぶ」

愛冠跨線橋 引き続き、国道 242 号を北へと向かいます。足寄橋で利別川を渡った後、再び橋のようなものが見えてきましたが…… この橋は「愛冠跨線橋」というのだそうです。……なるほど、かつてこのあたりには「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」(長いな)…

道東の旅 2013/春 (56) 「その差僅かに 0.16 リットル」

重複区間をゆく 道東道の足寄 IC からは、国道 242 号を北へと向かいます。道幅が広くてまっすぐな、典型的な北海道の国道ですね。 この区間は国道 242 号と国道 274 号の重複区間でした。それにしてもこの標識、すんごく低い位置にあるのですが、何故なので…

道東の旅 2013/春 (55) 「右も左も道東道」

右も左も道東道 本別 JCT からは、道東自動車道北見線(本稿での通称)で足寄へと向かいます。……入力していて毎回困るのですが、この路線、正式にはどう呼べばいいんでしょうね。本別から浦幌に向かう路線も「道東自動車道」ですし、本別から足寄に向かう路…

北海道の旅 2008/夏 (35) 「消えた『一万五千人』」

まぁ、雄別炭鉱の跡が跡形もなく消え去っていることは、ある程度想像がついていたので、まぁ(2 度目)そんなに驚くことは無かったのですが、予想を超えるペースで自然に還っていたのには、さすがに驚きました。 当時、戦後最大の炭鉱会社大手の倒産であった…