Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

夕張市

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (25) 「何故に『代々木』……?」

新旧「白銀橋」を一望できる駐車場を後にして、再び国道 452 号を北に向かいます。 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や利…

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (24) 「白銀橋」

シューパロトンネルの出口にやってきました。トンネル出口の先はいきなり橋梁になっているので(明石橋)、冬場はかなりスリルがありそうな……(路面凍結のおそれが)。 「明石橋」と「千年橋」 「明石橋」を渡った先の右側には車が数台だけ入れそうな駐停車…

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (23) 「消えたバス停」

国道 452 号でシューパロダム方面に向かいます。このゲートは清水沢と東にある遠幌(えんほろ)の間にあるのですが、このゲートが閉じられたら東西の行き来が事実上不可能になるのでは……? 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 …

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (22) 「沼ノ沢駅前」

国道 452 号を北西に向かい、沼ノ沢にやってきました。 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や営業時間などが現在と異なる可…

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (21) 「複線化!?」

夕張 IC で流出して、右折して国道 274 号に入ります。「石炭の歴史村」「マウントレースイ」などへは軒並み 16~18 km ほどの距離が示されていますが、思ったよりも近いですよね(ぉ)。 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 …

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (20) 「土手の上には何がある?」

道東道の「夕張トンネル」を抜けて帯広・釧路方面に向かいます。トンネルの長さは 290 m で、入口から出口が見えています。 【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミ…

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (19) 「通過車は 一旦乗り降りしないで!」

栗山町に入りました。由仁町も栗山町も JR 室蘭本線沿いの町……という印象があるのですが、別の見方をすれば「夕張川の西側が由仁町、東側が栗山町」なので、夕張川の「川端ダム」の半分は栗山町ですし、国道 274 号も JR 石勝線も栗山町を通っているんですよ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (93) 「丁未風致公園」

夕張市丁未(ていみ)にある……というか、丁未の山の上にある「丁未風致公園」にやってきました。「風致公園」とは耳慣れないなぁ……と思ったのですが、実は一般名詞で、知らなかっただけであちこちにあるみたいです(汗)。 それはそうと、この「スノーモービ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (92) 「風雲!めろん城」

道道 38 号「夕張岩見沢線」に戻ってきました。右側に「石炭の歴史村」の入口が見えます。 「石炭の歴史村」は駐車場がめちゃくちゃ広い……という印象があるのですが、それはさておき、1.5 km 先には「メロン城」なる施設があるとのこと。 ただ、Google マッ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (91) 「輝く・夕張・新時代」

道道 3 号「札幌夕張線」の「夕張トンネル」を抜けて、ついでに SPAR の前を通過して、道道 38 号「夕張岩見沢線」との交叉点にやってきました。左折して夕張駅方面に向かうことにしましょう。 あ。道道 3 号「札幌夕張線」はここが終点なんですね。 道道 38…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (90) 「夕張にも SPAR があった頃」

阿野呂川を越えて、夕張市に入りました。 カントリーサインとは別に「ここから夕張市」という案内が出ているのも、ちょっと珍しい感じがしますね。 夕張には、かつての国鉄夕張線、後の石勝線夕張支線の「夕張駅」がありました(2019 年 4 月に廃止)。ただ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (767) 「シマフルベツ川・カネオペツ川・パンケホロカユウパロ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 シマフルベツ川 suma-hure-pet??岩・赤い・川 (?? = 典拠なし、類型あり) 夕張…

アイヌ語地名の傾向と対策 (766) 「遠幌加別川・オラシナイ沢川・パンケモユーパロ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 遠幌加別川(えんほろかべつ──) wen-horka-pet悪い・U ターンする・川 (典拠あ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (765) 「ポンポロカベツ川・プトマチャンベツ川・サルシホロカ別川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ポンポロカベツ川 pon-horka-pet?小さな・U ターンする・川 (? = 典拠未確認、類…

アイヌ語地名の傾向と対策 (764) 「志幌加別川・若鍋沢川・若菜・冷水山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 志幌加別川(しほろかべつ──) si-horka-pet主たる・U ターンする・川 (典拠あり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (763) 「草木舞沢川・チョボツナイ川・真谷地」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 草木舞沢川(そうもくまいさわ──) so-pok-oma-p滝・下・そこにある・もの(川) …

アイヌ語地名の傾向と対策 (762) 「エキモアンルル川・シリツルオマップ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 エキモアンルル川 e-kim-oma-{an-rur}頭(水源)・山の方・そこに入る・{阿野呂川…

アイヌ語地名の傾向と対策 (196) 「クオーベツ・久留喜・登川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) クオーベツ ku-o-pet仕掛け弓・そこにある・川 (典拠あり、類型多数) 由仁町南東部を流れる、夕張川の支流の名前です。現在は字が廃…

道東の旅 2013/春 (40) 「トンネル三段重ね」

久留喜トンネル 夕張 IC を過ぎてから、最初に差し掛かるのが「久留喜トンネル」です。 「久留喜」はアイヌ語っぽいですが、どんな意味なんでしょうね。ちょっと気になるので、近いうちに調べてみたいと思います。 開通してから一年以上経っている筈ですが、…

道東の旅 2013/春 (39) 「懐かしの『穂別』」

夕張へ さて。栗山町に入ってから約 3 分後…… 今度は夕張市に入りました。なかなか分かりやすいカントリーサインですね。 このあたりから、段々とトンネルが増えてゆきます。 かつての終点・夕張 IC 「夕張トンネル」を抜けると、程なく夕張 IC が見えてきま…

アイヌ語地名の傾向と対策 (41) 「赤平・芦別・シューパロ・夕張」

本日も引き続き、すっきりしない地名の数々をご紹介します(← 赤平(あかびら) aka-pira??山稜・崖 (?? = 典拠あるが疑問点あり、類型未確認) hure-pira(赤い・崖)を半分だけ意訳して「あかびら」になった……とされることが多いのですが、異説もあるみた…

北海道・東北の旅 2010/夏 (86) 「思い出のヤリキレナイ川」

「三航北国日誌」第 86 回です。86 回もやっていますが、実はまだ 5 日目の内容だったりします(← めざせモスクワ!じゃなくて、札幌! というわけで、夕張駅を後にして、次は札幌!を目指します。分水嶺を 400m くらいのトンネルで抜けると、 あとは快適な…

北海道・東北の旅 2010/夏 (85) 「夕張駅ほか」

「三航北国日誌」第 85 回です。新ネタに行こうかと思ったのですが、調子がイマイチなものでして……(すいません)。 お店? それとも工場? 小高いところにでっかい建物があるのですが、これがどうやら「生キャラメル」のお店?みたいですね。 「石炭の歴史…

北海道・東北の旅 2010/夏 (84) 「夕張を見て死ね」

「三航北国日誌」第 84 回です。本日はドキュメンタリータッチの内容でお届けします(どこがだ)。 夕張を見て死ね さて、夕張にやってきました。最初に出迎えるのはこの看板ですが、 今回も華麗にスルーです(←夕張から札幌に向かおうとする場合、もっとも…

北海道・東北の旅 2010/夏 (83) 「三菱大夕張鉄道 車輌保存地」

「三航北国日誌」第 83 回です。この道はいつか来た道…… 三菱大夕張鉄道 車輌保存地 シューパロ湖にて消えゆく「三弦橋」を眺めた後は、夕張の街に向かいます。ここからしばらくは以前にも来たことのある道ですので、安心して進めます。というわけで、以前に…

北海道・東北の旅 2010/夏 (30) 「動物注意、動物注意、動物注意」

「三航北国日誌」第 30 回です。……いつまでカウントアップを続けるつもりなんでしょ、これ(← 動物注意、動物注意、動物注意 キウス PA で GS の位置を確かめ、まずは夕張 IC を目指します(道東道は夕張-占冠間が未開通なので、暫定の終点となります)。相…

北海道の旅 2008/夏 (51) 「ここでは出られません ~Do not enter~」

There's no time to lose ! シューパロ湖にて夕張の未来に思いを馳せつつ、足早に立ち去ります。何せこれから函館まで行かねばなりません。函館までは、あと 358 km、少なく見積もっても 5 時間はかかる計算になります。時間は 15 時近く。もたもたしている…

北海道の旅 2008/夏 (50) 「ダムに沈むダム(『没ダム宣言』とか)」

副作用と絶賛格闘中の Bojan さんです今晩は。 斯くして Estimated Arrival Time は遅延した 「夕張に来たからには」シリーズ第 2 弾、ということで、さらに足を伸ばして大夕張(おおゆうばり)ダムを見に行くことにしました。駐車場に車を止めて、ダム湖(…

北海道の旅 2008/夏 (49) 「レースっぽいホテル」

JR 夕張駅前には、こんな巨大なホテルがあります。 Hotel Mount Racey とのこと。「一体どこの外資系ホテルを誘致したんだろ」とか、「いくらなんでも(かつての)炭鉱町に、このサイズのホテルはどーよ」と思ったのですが、どっちもかなり勘違いのようで………

北海道の旅 2008/夏 (48) 「泡沫の中に『輝く・夕張・新時代』を見た」

日高町の巨大な飛び地 日勝峠を越え、国道 274 号線を西へと進むと、日高町の中心地にやってきます。ただ、厳密には「かつての日高町の中心地」と呼ぶのが正しいようです(かつて、国鉄富内線の終着駅「日高町駅」があったところ、です)。ちなみに、市町村…