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ラスベガスの旅 2011/夏 #78 「ブルーマン、うっかり緑に」

ネバダ地域交通委員会?

ラスベガスの市内には、RTC というロゴのついたバスがたくさん走っているのですが、こちら、正確には Regional Transportation Commision of Southern Nevada という名称で、日本語にすると「南ネバダ地域交通委員会」といった感じの組織のようです。

先日の記事で「市営バス」と書きましたが、これは厳密には誤りでした。失礼しました。

SDX

さて、その RTC Transit のバスなんですが、基本的には 100 番台や 200 番台といった系統番号で走っています。どうやら 100 番台が南北に走る系統で、200 番台が東西に走る系統らしいのですが、今回乗ったバスは……

ちと見づらいですが、SDX と書かれています。これは行き先では無くて系統名なのですが、知らないとちょっと面食らいますね。ちなみにこの SDXStrip & Downtown Express の略らしく、厳密には 502 系統なのだそうです。番号ばかりでは利用者に浸透しないだろう、ということで SDX を系統名にしちゃったのでしょうね。

ルーマン、うっかり緑に

その SDX に乗車すること 15 分ほど、Charleston で下車します。バス停をよーく見ると、こんな人たちが……

なんと、ブルーマンの面々が「グリーンマン」になっちゃってますね……(笑)。

206 系統

ここからは東西方向に走る 206 系統に乗り換えです。206 系統と言えば、五条坂祇園を通って百万遍方向に行くバスのようですが、もちろんそれとは別物です。

ちょいと歩いて、5 分ほど待っていたら……

206 系統がやってきました。

お約束の二ヶ国語対応

バスの中は、相変わらず……

英語とスペイン語の二ヶ国語対応です。下の方にはこのように

英語が書いてあって、その上には……

スペイン語、です。

連結部にも座席が

このバスは、二車体連接タイプのバス(二両編成の路面電車に似た感じ)で、車体の間に蛇腹状の幌がついているのですが、何と……

幌の部分にもしっかりと座席が(笑)。なかなか大胆なデザインですね。

見知らぬ街でバスを乗り継ぎ

206 系統には 30 分ほど乗車して、Upland というバス停で下車しました。

逆光でわかりづらいですが、車体が普通のバスよりも随分と前後に長いことにお気づき……でしょうか?

土地勘の無い街でバスを乗り継ぐなんて凄いねー、と思われるかも知れませんが、まぁ、一応事前に下調べもしましたし……。世の中、向こう見ずな蛮勇があれば、意外と何とかなってしまうものです。

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