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冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記

新日本海フェリー苫小牧東港フェリーターミナル(周文埠頭)にやってきました。時は 2015 年、1 月最後の日曜日の出来事です。

駐車場の乗船待ちエリアに到着したのは 20:25 頃でした。敦賀行き「あかしあ」の出港は 23:30 ですから、かなり早めに到着してしまったことになりますね(繁忙期は作法として出港の 1 時間半ほど前には到着していることが望ましいですが、冬場の閑散期であれば 1 時間前でも十分だったでしょう)。

「e乗船券お客さま控」

新日本海フェリーも 2012 年あたりから「e乗船券」なるスマートチェックインの仕組みを導入しています。これは、事前にインターネットで予約と決済を完了した後に、2 次元バーコードの入った「e乗船券お客さま控」を印刷して持参すれば、乗船手続き無しで乗船できるという優れものです(車両を船に積み込む直前に係の人が二次元バーコードをスキャンすることで、乗船手続きの代わりとなる)。

フェリーターミナルで乗船手続きを行うとなると、車検証を持参した上であれこれ書類を書いて……といった感じで手間がかかるのですが、この仕組が導入されたおかげで、今ではフェリーターミナルに立ち寄ること無く乗船ができてしまいます。過去にはグローブボックスから車検証を出し入れしたせいで ETC カードが接触不良を起こすなどのトラブルを起こしたこともあったので、その辺のリスクが減少するのも個人的には嬉しいですね。

古式ゆかしく車検証片手に

ということで、車検証片手にフェリーターミナルにやってきました(ぉぃ)。いや、この時は諸事情あって「e乗船券」を持ってなかったのです(汗)。

苫小牧東港フェリーターミナル」ではなく、ましてや「浜厚真フェリーターミナル」でもありません。「苫小牧フェリーターミナル」です!(ここ大事) 随分と小奇麗な建物ですが、早速中に入りましょう。

しかし だれも いなかった!

さっそく乗船手続きを……と思ったのですが、あいにくカウンターは無人でした。閑散期ですし、しかも出港まで 3 時間もありますからね。まぁ仕方がありません。

仕方がないので、ちょいとエスカレーターで 2F にでも行きましょうか。

Bojan の 2F 探訪

エスカレーターで 2F に上がって、左手を見ると……

3F に行くエスカレーターがありますが、ロープ(ゴムですかね)で封印されています。この先が敦賀行きの乗船口のようですが、乗船開始は 23:00 よりとのこと。まだ 2 時間以上先ですね。

徒歩での乗船が始まるまでは、2F の待合室でのんびりと待つことになります。誰もいないように見えますが、実は柱の陰に 1~2 人ほどいらっしゃいました。ちょうど柱に隠れて見えないアングルで撮影しています。

ちょっと早く来すぎてしまったので売店も開店休業状態です。

えっ、このターミナル、人少なすぎ?

それにしても、いくら閑散期と言っても人の気配が無さすぎだろう……とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は……

ちょうど「あかしあ」が北航を終えて苫小牧東港に到着した直後で、徒歩での下船が始まったところだったのでした。なるほど、そりゃあ地上でのんびりと乗船手続きをしている場合ではなかったですね。

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