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夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (63)「程よくツイスティな道道 256 号」

遠別町久光で右折して、道道 256 号「豊富遠別線」に入りました(まぁ、直進しても道道 256 号との重複区間に入っていたんですが)。この先は「特殊通行規制区間」とあります。吹雪で視界不良の場合は通行止になるらしいのですが、これって特殊なんでしょうか……?(交通遮断機が無い、とか?)

北に向かう道道 256 号は、遠別町の基線である道道 688 号と直交するだけあって、一直線の走りやすそうな道ですが……

山間部に入ると、右に左にとカーブを繰り返すようになります。ちなみにこの道、トンネルを設けずに山越えしたかったからか、尾根の上を通ったり谷を埋めて築堤を作ったり、昔ながらの峠道のセオリーを無視したルートを通っています。急カーブが抑制されているのは北海道らしいルート取りで、運転していて楽しい道でもあります。

200 m 先の 100 m 先

峠を越えるとウツツ川の流域に入ります。道道 854 号「清川線」と接続した 100 m 先で、今度は道道 119 号「遠別中川線」と合流します。そのため、ちょっと変わったデザインの青看板があります。

ちなみに、道道 854 号と接続する手前の橋の名前は「幸運橋」という名前でした。

重複区間

T 字路を右折して、道道 119 号「遠別中川線」に入りました(道道 256 号との重複区間)。左手に鳥居が見えてきましたが……茶色く見えるのは錆でしょうか?

道道 119 号を直進すると、JR 宗谷本線・佐久駅の近くで国道 40 号と合流します。そこから北上すること 9 km ほどで、中川町の中心部に出ることができます。

この区間道道 119 号と道道 256 号の重複区間ですが、重複区間は 1 km 強ほどで終了です。道道 256 号はこの先左折することになります。

では、左折して雄信内に向かいましょう。この地名は、元々は「おのっぷない」でしたが、いつしか漢字に引きずられて「おのぶない」になってしまったのですね。

道道らしからぬ急カーブを抜けると

道道 256 号の単独区間に戻ってきました。走りやすそうな直線道路のように見えますが……

おわっ……いきなり道道らしからぬ急カーブが出てきました。ここの峠越えもトンネル回避のためか尾根の上を駆け上がるルートになっているのですが、R60 ほどの深い左カーブはなかなかのインパクトです。

峠を越えて雄信内川沿いに入ってからも、ツイスティなカーブが続きます。R の小さなカーブは深さの浅いカーブが多く、また深いカーブは R が大きめに取ってあるので、大きく減速すること無く走り抜けられるようになっているのは典型的な「北海道仕様」の道で、運転中に程よく左右に揺られるのが楽しいんですよね。

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