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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (プロローグ 14) 「名古屋市道金城埠頭線」

名古屋市金城埠頭線」を南に向かいます。それにしても「埠頭」の「埠」の字が当用漢字外だからか、「ふ頭」と表記されるのは……なんとかならないものですかね。

道路の右側に立派なタワマンが見えてきました。実はこの建物、「市営みなと荘 1棟」という名前で、その名の通り「市営住宅」なのだとか。

なんと Wikipedia にも独立して記事が立てられていて、「名古屋市営みなと荘1棟」の記事によると、「入居には『所得制限』があり」、「高所得者は入居できない珍しいタワーマンション」とのこと。

市営住宅の西側には「稲永いなえ公園」と呼ばれる公園があり、サッカー場のほかに野球場が 6 面もあったり、テニスコートやスポーツセンターがあるらしいのですが、一番上に全く毛色の異なる「ラムサール条約湿地 藤前干潟」があるのもポイント高いですね。

消えた大聖堂

今度は右側にトンガリ屋根の建物が見えてきました。

どうやら「セントグレース大聖堂」という建物らしいのですが、現況を確認したところ……

見事なまでに更地になっていました。ここはあおなみ線の「野跡のせき駅」のすぐ近くなので、再開発が行われるのでしょうか……?

なお、左側にサークル K も見えていましたが、Google マップには「サークル K 野跡二丁目店」というスポットが今も残っています。もちろんサークル K が現存する筈もなく、閉業し忘れなんですが……。

右折専用、右折専用

野跡駅前を通過して、見通しの悪い十字路に向かいます。川があるわけでも無さそうですが、なぜこんな風に小高くなっているのでしょう……?

この十字路を右折すると「ポートメッセなごや」「金城ふ頭」「フェリーふ頭」に行けるとのことですが、少なくとも「ポートメッセなごや」と「金城ふ頭」は直進のほうが近そうな気が……。

市道金城埠頭線」は片側 3 車線の道路ですが、なんと右折車線が 2 車線も設けられています(本線は 3 車線から 2 車線に)。もともと地形のせいで見通しが悪い上に、コンクリート舗装で路面の矢印が見えづらいからか、右矢印の下側が青色に塗られています。

右側 2 車線は本当に「右折専用」で、直進した先には車線はありません。そのため、交差点内も青色のマーカーで白い破線が目立つようにしてあります。

レゴランド

全力で右折を勧められてしまったので、右折して西に向かいます。片側 2 車線の道路は海の手前で左にカーブして……

海沿いの道を南に向かいます。右前方に見えるのは伊勢湾岸道の「名港西大橋」です。

金城埠頭に「レゴランド・ジャパン」がオープンした直後(2017 年 4 月)ということもあり、「レゴランド」への道案内が立っていました。

単なる道案内にとどまらず、駐車場への道筋と空き情報などもありました。「閉鎖」の文字が目立つのが不穏な感じもしますが……。

伊勢湾岸道も、昔は「極端にご利用の少ない道路」だった時代もあったのですが、新東名と新名神を連結する道路になってからは本当に車の数が増えちゃいましたね……。

超小型の青看板

「フェリーふ頭」と書かれた看板が見えてきました。スポットへの案内は白地に青というのが定番ですが、この看板は何故か青看板と同じカラーリングです。

しかも、よく見ると左側には進行方向が描かれています。超小型の青看板……とも言えそうでしょうか。

「名古屋港フェリーターミナル」へは、左カーブの途中の交叉点を右折です。中央分離帯が切れていて横断歩道がありますが、右折車線はありません。

中央分離帯代わりの白線が引かれていますが、それを横切って右折することになります。右折が禁止されているわけではないのでご安心を。

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