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北海道の旅 2008/夏 (39) 「第五音更川橋梁」

とりあえず、十勝三股を後にして、糠平湖に戻ります。17 時も過ぎましたし、そんなに寄り道はできません。が、しかし……。

音更川にかかる「滝ノ沢橋」を渡っているときに、ふと左手を見てみると……。

なんとも立派なアーチ橋が残っていたのですね。あわてて車を止めて周りを見渡してみると、なんか遊歩道のようなものが……。集蛾灯に吸い寄せられる蛾のごとく(笑)、小走りに先へ進んでいったのでした。

遊歩道の先は、アーチ橋のたもとでした。さすがにアーチ橋は崩壊の危険性があるからか、勝手に進入できないようになっています。

わざと、柵が入らないように写真を撮ってみました。この幅は、確かに鉄道橋の跡ですね。

そして、後ろを振り返ってみると……。

森の中をまっすぐ(いや、ちょっと曲がってるけれど)伸びる切り通し。なかなか絵になる風景かな……なんて思いました。思ったよりもマトモな状態なのは……もしかしたらちゃんと整備されているのかもしれませんね。

あ、このアーチ橋ですが、「第五音更川橋梁」と言うのだそうです。かつて幌加駅があった場所にほど近いところにあります。

「幌加」は horka-nay(ほカ-なィ)から来ているとのこと。意味は「後戻りする川」、つまり「U ターンする川」です。確かに、幌加川は北流して音更川に合流しているので、北から南に流れる音更川から見ると「後戻りする川」と言えますね。

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