Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

廃線跡・未成線跡

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (184) 「歌登の中心と言えば?」

道道 120 号「美深中頓別線」で歌登の中心部に向かいます。右側に見えている土手っぽいものが未成線である「美幸線」の路盤跡だったような気がします。 ここも、右側の築堤が路盤跡だった筈です。路盤の上にバラスト(敷石)を敷いて、あとは枕木を並べてレ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (183) 「豊沃橋」

道道 1023 号「上徳志別乙忠部線」で歌登方面に向かいます。途中で「タチカラウシナイ川」を渡るのですが、橋の名前が…… 「功橋」という名前でした。世界の青木かと見せかけて実は佐々木かもしれませんし、もしかしたら橋爪かもしれないので油断ができません…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (97) 「三線軌条?」

道道 116 号「岩見沢桂沢線」で桂沢湖方面に向かう……つもりだったのですが、 毎度おなじみ、ちょいと寄り道することに。 道道 1129 号「三笠幌内線」の橋で幾春別川を渡ります。 三笠トロッコ鉄道 「クロフォード公園」の前にやってきました。ずっと道道 917…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (68) 「蟠渓の線路跡」

国道 453 号に入って大滝方面に向かいます。このあたりは中学校・小学校・保育所があるので、「通学路」マークは必須ですね。 右側にはバス停の待合室がありました(下久保内停留所)。なるべく屋根の上に雪が積もらないように……ということで傾きを急にして…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (100)「第三雨竜川橋梁」

幌加内町添牛内から国道 275 号を南に向かいます。幌加内と言えば「蕎麦」……ということで、雄大なそば畑の眺め、素晴らしいですよね。 南北に長い幌加内町には朱鞠内湖と三つの盆地があります。三つの盆地の中で最も北に位置するのが添牛内駅のあったあたり…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (79)「殖民軌道仁宇布線」

仁宇布駅前……国鉄美幸線は廃止されましたが、トロッコ王国美深の「駅」があるので、駅前と呼んでいいですよね……の交叉点の左カーブを曲がって、国道 40 号方面に向かいます。ちなみにこの赤い建物は喫茶・軽食のお店のようです。 仁宇布は山の中の小さな盆地…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (76)「歌登町営軌道」

セイコーマート歌登店でお買い物を済ませたので、移動を再開します。このまま北に向かうとオホーツク海方面に出てしまうので、南に戻ることにしましょう。「健康回復村」と「うたのぼりグリーンパークホテル」の案内が見えます。 右に向かうと道道 12 号経由…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (49)「金駒内陸橋(跡)」

初山別村有明から、更に北に向かいます。昨日の記事から似たような写真ばかりだな、と思われるかもしれませんが、景色自体が割と似てるので諦めてください(ぉぃ)。 しばらく海沿いを走っていましたが、前方に崖(と言っても標高 30 m 程度ですが)が見えて…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (47)「第四・第五築別川橋梁」

道道 741 号「上遠別霧立線」の築別炭砿側における(事実上の)終点である「築炭ゲート」で U ターンして、国道 232 号に戻ります。前方に、再び巨大な「第 1 選炭工場・貯炭所」の建物が見えてきました。 「羽幌炭礦鉄道病院」がかなり朽ち果ててしまったの…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (44)「第三築別川橋梁」

道道 356 号「築別炭砿築別停車場線」を東に進みます。築別川が蛇行している関係で、並行する道道 356 号には築別川にかかる橋が 5 つ存在します。ということで、国道から入った場合には最後の橋となる「勤倹橋」にやってきました。 ここも「春水橋」と同じ…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (43)「第一築別川橋梁」

セイコマで水分補給を済ませたので、再び国道 232 号に戻りましょう。右折して稚内・初山別方面に向かいます。 羽幌川にかかる「羽幌大橋」を渡ります。写真だけ見ると郊外っぽい感じですが、正確には市街地の北端あたりです。それにしても、これは典型的な…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (15)「西鉄北九州線」

国道 3 号を門司方面に進み、「砂津」交叉点にやってきました。謎に広い交叉点ですが、なんでこんなに広いんでしょう。 西鉄砂津バスセンター 本来は「砂津」交叉点を右折する必要があったのですが、右折する必要があったことに気が付かず、そのまま直進して…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (14)「101 年後の『小倉裏線』跡」

JR 日豊本線をアンダーパスして、更に北に向かいます。前方にモノレールの「片野駅」が見えてきました。またしてもモノレールの工事のために車線が規制されるようですが…… 丁寧にお願いされてしまうと、「しゃーねーなー」と思えてきますよね。 この手の案内…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (9)「油須原線跡」

油須原線の「彦山川橋梁」をしっかりと見物して、再び車に戻ってきました。山間部から平野部に戻ってきたこともあり、外気温は +3 ℃ まで上がってきました。 冬の朝らしいどんよりとした空の下、添田線跡を再び北に向かいます。 油須原線跡 添田線跡の道は、…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (8)「油須原線・彦山川橋梁」

デイリーヤマザキの交叉点で県道 34 号「行橋添田線」を右折して、再び添田線の跡に入りました。一直線の道に立体交差という、いかにも線路跡らしい区間です。 左手に、彦山川にかかる鉄道橋跡?が見えてきました。往路でも気になった場所でしたので、帰る前…

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (2)「添田線跡」

田川郡香春町(かわらまち)の「清瀬橋」というところにやってきました。ここまでの 600 m ほどは、金辺川の左岸を国道 201 号が、そして右岸を国道 322 号が通っていました。(決してめちゃくちゃ広くない)川に沿って国道が完全に並走するというのも、意外…

冬の北海道の旅 (77) 「その時車体が動いた」

というわけで滝上町の話題を続けます。ここは滝上町ですが…… 「滝上町滝下」でした。まぁ、penke(川上)があれば panke(川下)もあるのも世の常ですからね。 滝上町の市街地の多くは川(渚滑川またはサクルー川)の南側にあります。右折しても西興部に行く…

秋の道南・奥尻の旅 (100) 「松前線の跡」

「北海道最南端」の白神岬をささっと通過して、松前町に向かいます。何故か高台に建物が多く見えてきました。もしかして線路の跡かな……? と思ったのですが…… 地図で確かめたところ、この「白神」集落には国鉄松前線は通っていませんでした。高波や津波対策…

秋の道南・奥尻の旅 (27) 「ハカイマップ三変化!」

国道 230 号の、かつての国鉄瀬棚線の跡を国道に転用した区間を走ります。花石トンネルを抜けて少し走ったところで、前方に橋が見えてきました。 「上ハカイマップ橋」 この橋の名が、また破壊力抜群の名前でして……。「上ハカイマップ橋」と言うのだそうです…

秋の道南・奥尻の旅 (26) 「瀬棚線の跡を走る」

美利河小学校を後にして、せたなへの移動を再開します。ただ、来た道をまっすぐ戻るのは芸がないので、美利河ダムのダム湖「ピリカ湖」を一周することにしましょう。 このまままっすぐ行くと、「カニカン岳」に行けるそうです。どことなく美味しそうな感じも…

道東の旅 2013/春 (223) 「訓子府駅」

訓子府駅 訓子府の中心部にやってきました。このアングルだと空が広く見えますが、意外と大きな町だな……という印象でした。 出光の次の信号を右折すると……前方に駅っぽい建物が見えてきました。 はい。「駅っぽい建物」は、まさしく駅そのものでした。かつて…

道東の旅 2013/春 (215) 「キハ 22 69」

保存車両の数々 「北見相生駅跡」のホームに出てみました。お……? 他にも駅跡を見に来た方がいらっしゃるようですね。 駅の南側(踏切があったほう)には貨車(屋根無しと屋根つきと両方ありますね)と除雪車が保存展示されていて…… 北側には客車と、あのカ…

道東の旅 2013/春 (214) 「謎の黒い箱」

北海道内国鉄時刻表 国鉄相生線の終着駅・北見相生駅の旧駅舎にして、津別町営バスの相生駅「跡」の話題を続けます。国鉄時代、津別駅で掲示されていた「昭和 42 年 3 月 1 日改正」の「北海道内国鉄時刻表」です。 見ての通り、道内を走る列車の時刻表なの…

道東の旅 2013/春 (213) 「北見相生駅跡」

津別町営バス・相生駅 道の駅の駐車場からぐるっと回って、北見相生駅の駅舎にやってきました。 国鉄相生線・北見相生駅の跡……という認識だったのですが、現在は「津別町営バス」の「相生駅」として使われているのですね。 もともとは別の事業者が国鉄相生線…

道東の旅 2013/春 (212) 「相生鉄道公園」

道の駅あいおい 津別町相生の「道の駅あいおい」にやってきました。建物の中にはお蕎麦屋さんがって、暖かい蕎麦がとっても美味しそうでした。生憎弟子屈でお昼を頂いた後だったので、この時はスルーせざるを得なかったのですけどね。 相生鉄道公園 で、道の…

道東の旅 2013/春 (92) 「すぱーく!湧別!」

名寄本線湧別支線 湧別町中湧別……の近くまでやってきました。 国道 238 号は 300 m ほど先で 242 号と合流して、90 度右に向きを変えてからはまっすぐ湧別漁港の方向に向かうのですが、わざと 200 m ほど手前の道を右折してみました。 国道の東側を並行して…

道東の旅 2013/春 (64) 「小利別駅跡」

懐かしい小振りの案内板 「ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」(長いよね)の「小利別駅」はこちら! という看板に吸い寄せられて、ふらふら~っとやってきました(まるで蚊だね)。駅の近くで、再度案内板を見かけたのですが…… 見えますか? 一応念のためにク…

道東の旅 2013/春 (63) 「謎は結局謎のまま」

「93」って何? それでは、そろそろ「道の駅オーロラタウン93りくべつ」を後にして、更に北へと向かいましょう。 ん、そう言えば「93」の由来が不明なままですね。一体何だったんでしょう……? 今も残る「ふるさと銀河線」 国道 242 号を北へと向かいます。こ…

道東の旅 2013/春 (61) 「待合室と言えば」

「りくべつ鉄道」の陸別駅の話題を続けます。 ふるさと銀河線 全 33 駅の旅 待合室とホームの間はガラス窓で仕切られているのですが、その窓枠の上にたくさんの写真が貼られています。 拡大すると…… 「ふるさと銀河線 全 33 駅の旅」と題された写真の数々が…

道東の旅 2013/春 (60) 「りくべつ鉄道陸別駅」

線路を覆う上屋 「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」改め、「りくべつ鉄道」の「陸別駅」の話題を続けます。陸別駅の 1 番ホーム(だと思う)と 1 番線、そして 2 番線は、なんとこのように屋根付きになっています。ホームに上屋があるのは極々一般的で…