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所得倍増計画ふたたび

近鉄電車の特急券売り場に行くと、こんなパンフが山積みされています。

なんか、「昭和も遠くなりにけり」といった感じです。

所得倍増計画」なるキーワードを、広く世に知らしめたのは……あれ、誰だっけ。えーと、岸信介ではなくて……、あ、池田勇人ですね。

一瞬、真剣に「いけだはやと」の名前が出てこなかったもので。疲れてますね。うんうん。

「所得倍増」なんて夢物語、低成長の現代ではとてもあり得ない!と思っている人も多いでしょうが、実はとっても簡単に実現できます。国民の総所得に相当する金額の国債を新たに発行して、所得に応じて国民に配っちゃえば、これで一夜にして「所得倍増」です(笑)。

ついでに国の負債も倍以上に増えるのがポイントです。:)

というわけで、「所得倍増計画」をおさらいしましょう。残念ながら、次のネタふりでしかありませんけどね。

所得倍増計画しょとくばいぞうけいかく)とは 1960 年、池田内閣の下で策定された長期経済計画である。閣議決定された際の名称は国民所得倍増計画こくみんしょとくばいぞうけいかく)という。この計画では翌 1961 年からの 10 年間に実質国民所得(国民総生産)を 26 兆円に倍増させることを目標に掲げたが、その後日本経済は驚異的に成長した。立案は経済学者の下村治。
Wikipedia 日本語版「所得倍増計画」より引用)

まぁ、1961 年から 1971 年の間に、「プロジェクトX」のロケがあちこちで行われた、という風に理解しておけば当たらずとも遠からずでしょう(笑)。田口トモロヲも忙しかったことでしょう、きっと。(←

下村治さんと下村脩さん

所得倍増計画」の立案者は下村治ですが、今年ノーベル賞を取った「くらげの人」は下村脩です。「浜村純」と「浜村淳」ぐらい紛らわしいので注意が必要です。きっと期末に出ます(どっちが?

で、下村脩さんの話ですが……。下村脩さんご本人ではなく、ご子息の下村努さんの話だったりして。実は、その筋(千日前道具屋筋?)ではとっても有名な方だったんですね。ひょんなことでそれを知り、びっくり仰天(死語?)したものです。

下村 努(しもむら つとむ、1964 年 - )は、科学者、コンピュータセキュリティの専門家。ケビン・ミトニックの逮捕に協力した。
Wikipedia 日本語版「下村努」より引用)

あたり前田の……

ケビン・ミトニックはご存じでしょうか?

ケビン・ミトニック(Kevin Mitnick, 1963 年 8 月 6 日 - )は、かつて最も有名だったクラッカー。
Wikipedia 日本語版「ケビン・ミトニック」より引用)

前田製菓のクラッカーよりも有名だったようです。これも期末にきっと出ます(←

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