ヨセミテ日帰り日本人ツアーは東へ向かう
ということで、ヨセミテ日帰り日本人ツアー(←)は「ベイブリッジ」こと「サンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジ」を渡ってヨセミテに向かいます。
片側 5 車線?の快適な道路ですが、オークランドに向かう東行き車線が下側で、サンフランシスコに向かう西行き車線がちょうど真上になります。当然のことながら西行き車線のほうが眺望が素晴らしいのですが、そこは良くできたもので(?)、東行きは無料で西行きは有料です。つまり、東に行く人間は西に戻ってくるだろう(もちろんその逆も)という考え方なのだと思いますが、なかなか合理的で面白いですね。
無料だし、Walnut Creek だし
サンフランシスコ周辺のフリーウェイは、ベイブリッジなどの一部の例外を除いてすべて無料で、しかもやたらたくさんあります。
今回通過したルートを示していますが、例えば Baybridge から Dublin (もちろんアイルランドじゃないですよ)に向かおうと思っただけでも、少なくとも二通り、Walnut Creek 経由も入れたら三通りになります。Walnut Creek ってあの Walnut Creek のことですよね。よく見るとオークランドの北西には Barkeley もあるし……。あ、業界人向けの話でしたすいません。
カリフォルニアの青い空には、いつもより多い目に回っていた(またか
さて、ヨセミテ日帰り日本人バスツアー(←)の車内では、ガイドさん兼ドライバーさんがハンドルを握りながら注意事項などを延々と説明してくれた後(ああ、さすが日本人だなぁ、なんて)、サンフランシスコやカリフォルニアの案内を始めてくれました。基本的に、木々が生い茂っているところは大半が人工的に植樹して灌漑しているもので、何もしなければこんな風景が広がるのだとか。
また、サンフランシスコは北西から寒流が流れ込む関係で、霧が多く、またどんよりと曇っていることが多いのだとか。カリフォルニアは燦々と日差しが照りつける青空が基本だけれども、サンフランシスコだけはいつも曇っているのだとか。
先程の地図で、緑色のマルをつけたあたりには、このように風力発電用の風車があります。ガイドさん曰く、いつもはこの辺まで曇っているそうです。この日は日頃の行いが良かったのか?(←)、オークランドを抜けたあたりから空は抜けるような青空になっていたのですが。
電力事情がびみょうなことでも有名なカリフォルニアですが、ガイドさん曰くカリフォルニアの風力発電は総電力生産の中で結構な割合を占めているのだとか。現在カリフォルニアに存在する風車だけで東京 23 区の消費電力の半分を賄えるとか賄えないとか、そんな話をされていました。もう一ヶ月前の話なので記憶がおぼろげですいません。
そんな風車の写真を撮っていたのですが、
うわぁぁ……。確かにこの調子で風車を設置していたら、そりゃあ相当発電できそうですね。個人的には地熱の有効活用こそ人類の進むべき道だと思っていたのですが、風車も捨てたものでは無さそうです。
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