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道東の旅 2013/春 (239) 「謎の『浦幌道路』へ」

まずは国道 336 号へ

というわけで、噂の(?)国道 336 号に入りました。案内標識にも書いてある通り、浦河、あるいは広尾に向かう道路です。それにしても、浦河まで 126 km はいいとして、広尾まで 71 km というのは結構遠いですねぇ……。

一応地図をつけておきますね。

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

案内標識に「やる気」は必要か

国道 38 号は浦幌駅のほうに向かってしまいましたが、国道 336 号は引き続き十勝川の河口に向かって進みます。

海から 7~8 km はあろうかという場所ですが、標高は海抜 7 m とのこと。沖積平野(でいいんだっけ?)なんですねぇ。

下頃辺(したころべ)川を渡ります。それにしても、橋の名前の案内板、やる気がなさすぎなのでは……(汗)。

右も左も……

さて、問題の交差点が近づいてきました。「十勝地方 なだれ注意報発表中」は割とどうでもいい……と思ったのですが、そういやこの時は 5 月でしたよね。

案内板を拡大しておきますね。そう、今走っている道も国道 336 号なんですが、左に行っても国道 336 号、右に行っても国道 336 号なのです。

再度地図を出しておくと、こういうことです。

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

謎の「浦幌道路」

まぁ、バイパスが建設されたなどでこういった標識ができることは割と良くあると思うのですが、国道 336 号の場合は現道が浦幌に向かっているのに対して、新たに建設された「浦幌道路」が現道とはかなり離れた海沿いを東に向かっていて、しかも途中で切れているのですね。

さらに言えば「浦幌道路」の計画は現状で「完成」なのだそうで、これ以上延伸する予定は今のところ無いのだとか。「支線」あるいは「枝線」という扱いになるのでしょうけど、なんか不思議な感じがするので気になっていたのでした。

ということで、ここはもちろん左折して、謎の「浦幌道路」区間を見に行くことにしましょう。

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