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道東の旅 2013/春 (242) 「渡し船国道」

ワイルドだ(ry

国道 336 号(通称「ナウマン国道」)を南西に向かいます。途中で河跡沼から流出している小川にかかる橋があったのですが……

ナウマン国道にかかる「ラッコ橋」。かなりワイルドな感じですね。

渡し船国道

今度は前方に十勝川が見えてきました。

十勝川の河口(に割と近い場所)にかかる「十勝河口橋」です。長さはなんと 928 m もあります。

ちなみにこの「十勝河口橋」が完成したのは 1992 年のことですが、それまでは豊頃駅近くの「茂岩橋」(温根沼大橋によく似た「豊頃大橋」のすぐ下流にかかる橋です)まで遡らないと十勝川を渡る橋が無かったため、人と自転車だけが乗船可能な「渡し船」があったのだそうです。

1980 年代初頭の土地利用図を見ると、現在の「十勝河口橋」よりも随分と北側に「渡し船」のマークがあるのがわかります。

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

逆に、現在の地形図で当時「渡し船」が通っていたところを見ておきましょう。

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

浦幌側は、十勝川の氾濫原の中まで道が存在していることが見て取れますね。

十勝河口橋

バブル崩壊まで燦然と存在していた「渡し船国道」に取って代わった「十勝河口橋」をゆきます。1 km 近い橋はさすがに長いですねぇ。

……などと思っていると、なんと橋の途中に車を停めている方々が。何をされているのでしょう……?

再び豊頃町

橋を渡り切ると再び「豊頃町」です。左折すると「大津」の集落ですが、ここはそのまま直進します。

標高 40 m ほどの小さな峠?に向かいます。……あれ、また雪が積もっていますね……。

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