八木新宮線の路線バスは、上野地バス停でお昼の 20 分休憩に入っていました。ちょっと早めにバスに戻ったところ……
見事にもぬけの殻、でした。まるで観光バスのような整然とした車内ですが、
路線バスですから、もちろん「とまります」ボタンも用意されています。
ちなみに、運転手さんはこの休憩時間の間にお弁当を食べていました。それと個人的に驚いたことなんですが、八木新宮線の運転はどうやらワンオペだったらしいのです。途中で休憩はあっても乗務員交代は無いとのこと。約 6 時間半ほどの連続乗務(しかも狭隘な道をバスで通り抜ける)、大変ですよねぇ。
上を下への大騒ぎ
12:25 に、予定通りにバスは上野地を出発しました。次は「下上野地」です。下なのか上なのかハッキリしてほしいところですね(やめなさい)。
下上野地を過ぎたところで国道 168 号線に再合流します。合流してから 150 m ほど進んだところで、国道は左にカーブする橋で崖沿いのルートを回避しているのですが、その橋には「くまのがわ」の文字が。
ふむ、この川は一般的には「十津川」と呼ばれていますが、公式には「熊野川」が正しいということなんでしょうかね。
ニホンザル!
月谷口から河津谷の間(だと思う)は、再び未改良区間を通ります。バスは本数が限られていますが、大型トラックが来ないとも限らないので、運転手さんも気が気では無いでしょうね。
そして、比較的最近に開通したと思しき「丸瀬トンネル」の手前では……
あっ! そう、右前方をよーく見るとですね……
なんとニホンザルの姿が。まぁ、これだけの山地ですからね。サルの一匹や二匹くらいで驚くことは無いのかもしれません。
いちぶで有名な「風屋」
風屋ダムの貯水池である「風屋貯水池」(そのまんまやね)が見えてきました。
風屋のバス停が近づいてきました。風屋はダム湖のほとりにある集落で、決して十津川村で一番有名な集落では無い筈なのですが、アメダスの観測所があるせいか、意外と目にすることが多い集落の名前です。
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